百姓日誌

福津農園 Day147 収穫para朝市

福津農園 Day147 収穫para朝市

9月1日(木)雨時々曇り

今日、テレビの天気予報では一日中雨マークが並んでいる。朝ごはんを食べながら松沢家の人々がテレビで天気予報を見るのが習慣化しているように自分も天気予報を一緒に見るのが習慣となっている。

予報通り雨が降っている中、鶏のお世話へと向かう。水を替えようと次々と鶏舎に入っていくが昨日は涼しく雨が降っていてたせいか水はほとんど満水のままだった。屋根のない箇所がある鶏舎は土の上に水も溜まって、鶏たちは水と土が混ざったものを飲んだりしている。水を替える時にバケツから水が溢れるときがある。溢れた落ちた場所の土なのか水なのかわからないがそれをこぞって突いているのをよく見る。だから、もしかしたら濡れた土、泥水が好きなのかもしれないし、特別な栄養が湧き出てきているのかもしれない。

水を替え終わったら、昨日採った大根だけだと少し草が足りなかったので畑のツユクサを少し取って鶏たちにあげていく。時々、あげたの草の中に虫かカエルか奪い合いたくなるものが混ざっている時があって急に追いかけっこが始まる。

鶏のお世話が終わったら、明日の朝市のためにもろもろ収穫していく。

まずはキュウリ。棚になっていたキュウリもまだ少しだけ残っていたのでそれも採っていく。もう終わりが近づいてきた。合わせて、次々となり始めた地這いキュウリを収穫していく。地面(草をたくさん敷き詰めてある)を這っているツル、葉っぱを踏んで傷つけないように大きく育ったキュウリをポキポキともぎ取っていく。地面に横たわっていることもあり棚にできたキュウリのようにバカでかくならないらしい。棚にできたキュウリは重力も手伝って長く伸びていく(種類にもよると思うが)

次はゴーヤとナタマメを収穫。みかん棟の南西の角になっているゴーヤは外からだとどこになっているか見えず、鶏小屋の中から棒で突いて外で見ている人に場所を知らせて採ってもらう。

ナタマメはいよいよ下の方になっているものがなくなってきて、高い場所になっているものしかなくなってきた。まだ花が咲いているのを除けながら高枝切り鋏で収穫していく。

それが終わったら、妻と援農に来ている方とでミニトマトの収穫へ。自分は妙子さんが採ってきたミョウガを水で洗ってザルで水を切って少し乾かしておく。

そんなところで雨が降り出してきた。ちょうどお昼休憩の時間になったので作業を終えてお昼ごはんを頂いた。

休憩している最中も短時間に雨がザーッ!と降っては弱まるというのを何度か繰り返していた。夕方雨が上がったのを狙って、ツルムラサキ、モロヘイヤを収穫して、追加でミョウガを取りに行った。

始めてミョウガを採った。ミョウガタケの根本に積もった枯れ草の間から頭をのぞかせているものや、枯れ草の中に身を隠しているの発見しながら、採っていく。

政満さんが教えてくれたミョウガを育てるときのコツは、ミョウガが出てくる場所に冬の間に刈った草を敷き詰めておくというものだった。そうすることによって、ミョウガに日が当たらずにキレイなピンク色のものを収穫できる。ミョウガタケの森が鬱蒼としていて地面には日があまり当たりそうにもないけれど、ひと手間かけることで自然に近いミョウガを収穫できるということだ。

密林のジャングルを思わせるミョウガタケの森ではアブと蚊の奇襲攻撃を受けながらもなんとか午前中に採ったのと同じくらいのミョウガを収穫し終えた。

戻ってきて、ミョウガを洗い終えたら、少し採り残していた天狗なすも収穫した。

収穫が終わったので袋詰していく。

袋詰が終わる頃、妻は夕飯作りへ。袋詰、片付けが終わったら夕飯作りへ合流してお手伝い。

木曜日は夕方から慌ただしく時間が過ぎていく。ご飯を食べ終えたらもう眠くなってきていた。食後はすぐ寝るなと言われても体は眠たがっているということで、そんな常識は忘れて眠りについた。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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