百姓日誌

福津農園 Day24 赤土ふるいと山菜の収穫

3月31日(木)くもり

朝の鳥達の声(ちょっと雑音も-イヤホンで聞くと良く聞こえるかも-)

朝は鶏のお世話から。今日も小松菜や大根、カブの花を引っこ抜いていく。

花も散って、種ができ始めていた。

コンテナ3個分摘み取ったがまだまだ残っている。残ってしまうとこのまま種を落として来年また生えてくる。すでに野生化している。あまりにも密集しすぎて、食べる部分が大きくなりきれないこともあって、毎日抜いている。

ちょっとずつなくなってきた。

鶏に今朝のお花を届ける。

鶏小屋に入るためにコンテナを側に置いておいたら、コッコがコンテナからつまみ食いしていた。

キノコ棟の皆に盛大に出迎えられた。待ちきれないのか小屋の角に集まってくる。

集まってきて、元気よく食べている。

隣の新入りたちも元気に動き回っていた。近づくと警戒したのかピヨピヨという鳴き声が静かになった。

昨日のお花は茎だけになってしまっている。これもその場に置いておけば、微生物達に分解されてまた土になっていく。

緑餌やりが終わったら、赤土をふるいにかける作業。

今日も10袋くらいできて、今年の分はできあがった。

明日の朝市のために、収穫作業をしていく。午前中は「わらび」を収穫する。家の北側の斜面をすこし登ったところにたくさん生えている。

近くには、枯れたわらびがたくさん残っていた。

ちょっと成長しすぎたわらびもたくさんあった。一週間前には生えてたっけ?と思い出してみるけど、記憶にない。いつの間にか生えて成長して、人間にとって旬の時期はあっという間にすぎていってしまう。人間の目を盗んで成長できたわらびは、子孫を残してまた未来に命をつなぐことができる。そして、その命をまた人間が少し頂くことができる。また来年の春を楽しみ待とう。

わらび採りと同時進行で2人はキノコの菌打ち作業。ふと気づいたけど、「きのこ」は「木の子」なんだなと、木から生まれてくるから「きのこ」日本人のネーミングセンスは素晴らしい。

午後は採ったわらびのアク抜きをしていく。お湯を沸かして、80℃~85℃のお湯で灰を溶いていく。

そのお湯をわらびにかける。これで3時間ほど放っておく。わらびは育った場所によって色の出方が変わってくるらしく、日陰に生えているものの方が緑が濃く、日向に生えていたものは綺麗な緑にはなりづらいらしい。

わらびをお湯につけている間に次の山菜「こごみ」を採りに家の西側へ。

日陰の日がほとんど当たらない場所なのにたくさん生えていた。一つのカブから何本も生えていて、その中の一本だけを残して採るとまた来年も生えてきてくれる。この時期にしか採れないから、美味しいからといって全部採ってしまうと、来年は生えてこなくなる。自分たちのためもそうかもしれないが、植物がまた来年も生えてこられるようにという少しの配慮があることで、また自分たちもその恩恵にあずかれる。

自分の中に葉を抱えて、スルスルと伸びながら翼のように葉を横に広げいく。小さい葉をたくさんつけているのは、日陰に咲きながら少しでも多く太陽光を取り込もうという工夫なんだなと思った。

続いて、しいたけ。

最後はタラの芽。大事な芽を摘まれないよう高く、鋭く硬いトゲを備えたこの姿。手の届くところを採ろうとすると指にトゲに刺さり、悶絶しながらも芽を頂いていく。足元には背の低いやつも生えていて気づかず突っ込んで足にも刺さったり、さながら何人をも通さない要塞のようなタラの木の林。高いところは高枝切りバサミで。

芽にも柔らかいトゲがある。

ヨモギ採り組と合流して、戻るとわらびのアクが抜けてこんな色に。お湯を入れた直後は緑っぽい色だったのが赤っぽい色に変わっていた。

最後は収穫したものを袋詰して明日の朝市の準備は完了。明日はまた寒くなりそうな予報が出ていた。八十八夜の別れ霜ということわざがある。

八十八夜の別れ霜

立春から数えて88日めのころに降りる霜は、それが最後となることが多いことをいう

https://imidas.jp/proverb/detail/X-02-C-26-4-0009.html

今年の立春は2月4日、それから88日後は5月に入る。霜が降りる日がまた訪れるということは本当に暖かくなるのはもう少し先になりそうだ。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生
赤石家のカズです。
2022年3月から農業の研修を開始!
誰かの役に立つかは分からないけど、困ってる自分を助ける。
他のだれかも同じことを思ってるかもしれないと思いながら。

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