12月25日(日)晴れ
今朝は4:00起き。8:00まで4時間、居るのはつらいよを読み続ける。途中でストレッチをしに外へ出たりしながら読んだが最後の一章を残すところまで読めた。あっという間に時間が過ぎて朝ご飯を済まして、鶏のお世話へ。水を替える。少し暖かくなってきたので水道も凍らずちゃんと使える。
緑餌を取りに玉ねぎの畑の北側にある大根を見に行くとそこら中の大根を引っこ抜かれ散乱している。鹿が引っこ抜いて、数口食べては次へと行ったあとが見える。他の場所の大根も同じ様に抜かれて噛られていた。それを集めて鶏へ持っていく。
それが終わったら白菜の漬物を作るために先日収穫しておいた白菜を切って干す。四割にしていく。
中の傷んだ葉っぱはちぎって取り除く。
最後に芯の部分に切り込みを入れて
網の上に置いて半日ほど干しておく。
その間に玉ねぎに鶏糞をあげていく。
その後は、昨日取り残していた青島みかんを採りに行った。欅もあんなに青々とした葉っぱに覆われていたのにすっかり枝が見えるようになってきた。
金柑も色づいてきていた。一つ取って食べてみるとまだ甘さは少ないけれど食べられる。
紅葉も残り少しだけれど、ここ最近の寒さで一段と赤さが増したか?
みかんを取り終えて戻ってきたら、干していたサツマイモをスライスしていく。
厚さ1cmほどにしたサツマイモのステーキをさらに乾いた風にあてて甘みを凝縮さていく。
午前中の作業はここまで。
午後は母屋の裏の刈った草を集める。
集めた草は竹やぶの側のミョウガの上に置いていく。
こうすることで太陽光をほどよく遮り、柔らかくキレイなピンク色のミョウガができる。
作業を終えて戻る途中に生えていたのはあの夏の日のキャベツ。草刈りのついでに刈ったのにいつの間にか再生していた。
福津農園の2大巨頭が見下ろす場所。日陰は常に条件不利とは限らない、日陰が好きな植物もいる。場所を変えてしまうのではなくその場所を利用して、その場にあった植物を育てるということが政満さんの教えの一つだ。条件不利地は逆転の発想を誘発する。
戻ったら干してあった白菜を漬けていく。その前に塩を準備していく白菜の重さの4%の塩を用意してその中に鷹の爪と昆布を入れて混ぜておく。
樽の底に少しだけ塩を敷いておく。
白菜の切り口を上にして隙間なく詰めていく。
白菜の傷口に塩を塗り込む。
それを繰り返してパンパンに詰めていく。
落し蓋を焼酎(アルコール濃度30%)で消毒して置く。
その上に漬物石(白菜の重さの2倍、今回は25kg、これも消毒)を置いて、1週間ほどしたら食べられる。1ヶ月ほど漬けると乳酸発酵が進んで酸味も出てくる。
そんなところで今日の作業は終わり。