百姓日誌

福津農園 Day48 草刈り&花粉症再発

福津農園 Day48 草刈り&花粉症再発

5月10日(火)くもり

昨日は夜中まで雨が降り続いていて、雨音を聞きながらそのまま寝入っていた。朝起きて外に出たら雨の跡もそれほど見られなかった。

朝は鶏のお世話から。水を替えて、今日の緑餌はイタリアンライグラスをコンテナ1個分とキャベツの外葉、残っていたブロッコリーを根っこごと引っこ抜いたもの。

稲が少しずつ伸びてきたので、ミラシートが当たって潰れてしまわないように竹で高さを出してから再びシートを掛ける。

その後にカラスよけにタコ糸を張り巡らす。

次は、キノコ棟脇の柿畑のイタリアンライグラスがよく伸びてきて、穂も付いてきた。ここのイタリアンは刈らずにドラム缶を転がして倒すだけ。成長段階の最後まで来ると種を残すためにエネルギーを集中させるので起き上がってくる力もなくなってくるらしい。倒れても根っこは活動を続けて土を耕し続けてくれる。

緑の海が完成。これで夏の草も押さえることができる。

少しずつ暖かくなってきて苗達も水を欲しがっていたの水をあげる。

となりのサツマイモ達も目を出してきた。

次はみかんの木、柿の木の周りの草刈り。ハンマーナイフが通れないところを刈って木のそばに寄せておく。

あっという間に13:00になっていて、午前中の作業はここまで。お昼ごはんを食べて14:30まで昼寝。午後の作業に向かおうと外に出たら、昨日置いておいたナスの苗のシートの側にカエルがいた。手で触っても逃げずに動きが鈍い。あとで政満さんに聞いたら「シュレーゲルアオガエル」というカエルだよと教えてもらった。調べてみると目の白目の部分が金色になっている。

午後も草刈りの続き。開墾へ移動する途中の玉ねぎ畑の北側の柿の木の側に、知らない間に謎の植物が生えていた。妙子さんに聞いてみるとこんにゃくの花だよと教えてくれた。匂いが独特だよということで嗅いでみると「磯の打ち上げられた海藻が腐ったような匂い」がした。他の研修生も「サンマのみりん干しを腐らせた匂い」と言っていた。なぜか海のものの香りがした。

まずは蔓延っているセイタカアワダチソウを根ごと引っこ抜いていく。こいつは地面の浅いところに根を張って栄養分を持っていってしまい、他の植物が成長するための栄養を横取りしていく。地下茎と種でどんどん増えていってしまう外来植物で厄介者らしい。

大ちゃんも参戦。抜きまくったあとは斜面の草刈り。

今日判明したことがある。草刈りをしていると自分史上一、鼻水が垂れてきた。イネ科の植物(イタリアンライグラス)の花粉に反応したらしく、まだまだ花粉症は続くらしい。

草刈りも終わって、バナナの木の側のトウモロコシ出でるかなと思って様子を見に行くとひょっこりと芽を出していた。

田んぼも見に行くと畦の穴に泡が何箇所かにあって、政満さんに聞くとそれはシュレーゲルアオガエルの卵殻と教えてもらった。これからモリアオガエルもやってきて卵を産んでいくらしい。

スギちゃんは夕方になると目が可愛くなる。というのも日中は光が眩しく黒目が細くなっていて、夕方になると黒目が大きく見えるカラコンを入れたかのように黒目が大きくなって表情が全然違って見える。

作業が終わって花粉のせいであまりにも花が詰まるので点鼻薬を買いに薬局へ行って、速攻使用し地獄の鼻詰まりからようやく開放された。食生活が格段に良くなっているから、それで良くならないかな~。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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