キューバへ行こうと思い立ったけど何をしたらいいか?
さて、いざキューバに留学したい!旅行に行きたい!という気持ちが高まってきたけど何から手を付けたらいいか、迷うところですね。
短期の旅行なんかは準備も少ないし、家を空けることにたいしてそれほど心配はないですよね。
でも留学の場合は、短期の場合もありますが、1年〜数年になったりする場合もあると思います。そうすると、日本から出る前にやっておいた方がいいことや、長期間海外に居るための準備が必要になってきます。
- 留学費用はいくらか?
- 何持っていったらいいんだろ?
- パスポートの取得はどうしたらいいか?
- ビザは必要なのか、どうしたら取得できるのか?
- 航空券はどこで買うのがいいのか?
- 役所への諸々の届け出しなきゃいけないのか?
- 携帯を持ってる人は契約を解約するのか継続するのか?
- キューバに行ったらどこに住んだらよいのか......etc
考え出すとやらなきゃいけないことがどんどんと出てきます。
もしかしたら、ここに書いていく情報を全部見たとしても不安がとれない人もいるかもしれません。
自分も出発前にはネットで調べたり、キューバを知ってる人に質問したりして、いろいろな情報を集めました。
それでも、行ったとがないんだからやっぱり不安はとれません、結局たくさん情報を集めたところで、それは「人から聞いたこと」には変わりなく、誰かのフィルターを通ったものでしたかないものなので、自分の不安を解消するものにはならず、不安はいつまでも残るものです。
何をするにも「不安」はつきもので、それは「ワクワクする感情」と一緒にやってくるんだと思っています。何かしたい!と思ったときはいつもワクワクしますよね?それと同時に解決しなきゃいけないこと「不安要素」が目の前をふさいでいく。
しかし、少しでも自分の中に「ワクワクしている気持ち」を感じられたなら不安は横に置いて、前に進むことです。
「不安」という要素は自分のワクワク度を測るバロメータだと思ったらいい。
ワクワクするものほど、解決しなきゃいけないことを同じくらいたくさん持っていて、それを達成できたときには大きな満足感を得られるはずです。
ということで脇道にそれちゃいましたが、本題に移っていきましょう!
留学費用はいくらぐらいになるのか考えよう
ココを見てる人はもう準備出来てるよ〜って人かもしれませんが、まずはそう「お金」について考えていきます。
そこで、自分が費用をどう捻出したのか、いくら持って行って、それで足りたのか、何にどのくらい掛かったのか、海外留学中のお金の思わぬ落とし穴(自分の場合)について書いて行きます。
1年間のキューバ留学に必要な予算
まず、自分はキューバでダンスの勉強とせっかくなのでスペイン語の勉強(語学はついで)をしたいと思っていたので、その費用や住居費、生活費、旅費などを考えていきました。
出発前は1CUC=102円(CUCはキューバの通貨でセウセと読みます)だったので、それに合わせて計算していました。現在は1CUC=124円で、海外留学にはキツイ時期です。
- 居住費:569,160円 450CUC / 1月 × 12ヶ月
カサ・パルティクラル(ホームステーのようなもの)に泊まる予定だったので一月450CUCで計算して、円に換算してそのぐらいを考えていました。 - 生活費・雑費:100,000円
キューバでの移動費(タクシー、バスなど)、昼食費、イベント費とありましたが、必要最低限の生活をしようと思って、生活費はかなり低く見積もっていました。 - ダンスレッスン費:312,000円 15CUC / 1週間に4回1時間
ダンスレッスンは週に4回、1回の受講時間は1時間として考えていました。 - 語学学校レッスン費:97,920円 240CUC / 1クラス・3ヶ月間 × 4クラス
最初はISA(国立芸術大学)のスペイン語クラスが一番安いということでそこに通うことを考えていました。 - 往復の航空券:300,000円
トラベル・ボデギータでチケットを購入しました。あまりよくない方法みたいですが、一番安いチケットを買って、帰りのチケットを使わずに、また現地でチケットを買って帰ってこようと考えていました。なので正確には15万 + 15万となります。 - 借金の返済:???円
留学費用に含めるかは微妙ですが、これ重要ですw 借金の返済を済ませてから飛び立ちましょう。 - 日本に居ない間に発生する費用:150,000円
自分の場合は、サーバー代、2013年度分の所得税(親に渡しておく)だけだったのですが、途中でなぜかサーバー代が引き落とされなくなってしまい(口座の残高不足?)日本にいる方に代わりに支払ってもらいました。帰ったら返済します....
ということで、トータル 142万9080円+借金以上 を稼ぐ必要がありました。
実際にキューバに出発するときは現金が手元に152万円ありました。(最後は家族にもお金を借りたのでそれも含まれてます。これも帰ったら返済。。。)
滞在中に掛かる費用としては1,2,3,4、5(15万円)となって、合計すると152万円ぐらいになるので計算はあってると思います。
留学費用は計算して、目に見えるカタチに
じゃぶじゃぶお金を使えるだけ持っていればそんな必要ないのですが、自分のようにお金を貯めるところからって人は留学費用がいくらぐらいになるのか、ざっと計算した方がいいと思います。このぐらい必要なんだ!と自分の目に見えるカタチにしておいた方が、あといくらで目標金額が達成できると、いつも目標との差をはっきり意識できます。
その金額はどのくらいでの日数で稼ぎ出せるのか?それを1年間で稼ぎたいなら、給料がこれぐらいの仕事をして、毎日どのくらいの生活費を使えるのかまで、細かく決まってきて、目標を達成しやすくしてくれます。
お金を目標なくただ貯めるのは難しいかもしれませんが、何かにお金を使うために貯めると案外楽ちんです。お金はなくなっちゃいますが、自分の人生の糧になるものにならドンと投資する方が、貯まってるだけよりもいいのかもしれません今の時期は。
というより、お金の使い途は人それぞれなので、自分を豊かな気持ちにさせてくれるもの使えたら一番いいんじゃないかな。
大きな目的をもって、目標を達成して目的に到着するころには、また新たな目的ができて、目標をたてての繰り返しが続いている。それが人生なんですかね。
キューバでダンスの勉強をしたいという目的を達成するために、お金をためるという一つ目の目標を、ある手段をつかって達成する。
ということで、次回「何をして留学資金を準備したのか」に続きます。