2月12日(月)
午前中は最初に道を入れていった場所の伐倒。もう少し抜いてもよいかなということ3人で分かれて伐っいく。一番左側を伐っていったのだけれど、最初から掛かり木が連発して午前中で3本しか伐れなかった。伐倒は難しいよ。少しくらい引っかかったくらいなら抜けてよと思いながらもヒノキというやつしぶといもんで、枝や梢が少しでも引っかかるとチルでいくら引いても抜けてくれない。
チルをかける位置を何箇所も変えて、元を引いたりしてみても動かなくて、最終的にはワイヤーを長くして、木のなるべく上の方を引っ張ることでようやく倒れた。
午前中はそんな格闘を続けて終わった。
午後はさらに上に移動しながら劣勢木やなんかを伐っていった。
頂上付近の境があるところからは広葉樹の森になっている。今回間伐したことで、どんぐりコロコロと日当たりが変わって、針葉樹の間に広葉樹が生えてくる。(今でも少し生えているんだけれど)
混交林ができある。単一の種類に頼る生活というはものすごく危険をはらんでいる。日本のエネルギー自給率は10%ほどだと言われていて、90%を輸入に頼っている現状と同じで何かが起こると簡単に生活が立ち行かなくなる可能性がある。
森も人の暮らしも色んなものがあることで、ほどよく危険が分散されていくのかもしれないなぁ。利用し利用されながらお互いに生きていく。