7月9日(日)曇時々雨
む、蒸し暑い、なんだ今日の天気は。。。
朝お客さんたちを迎える前に最終確認をすませる。ただそれだけで、特に激しく動いたわけでもないのに始まる前からすでに汗だくだ。
いつも通り田實さんと森の中を歩きながら、参加者の方々が話を聞いている。
一通り森を歩いて、入り口近くの広場に戻ってきたらシバケンさんが実際に木を伐って見せる。本来なら立木の長さの2倍の範囲に人は入ってはいけないのだけれど、十分に安全対策をとってやっている。
目の前で木が倒されるのを見ることなんてめったにないことだからとても驚いている様子だった。
その後は盆栽センターに移動してみんなで昼食をとった。
午後は戸田工務店さんの管理している古民家を改装したSOという建物で座談会&ワークショップをする。
これからかなりの数の空き家が出てくること、空き家が出てくるのだから家を建てるという需要が減っていく、すると木も使われなくなってくる。つまり今のように皆伐して木を市場に運んでも丸太が余るという現象が起こってくる。そうなったら木を伐らないというのも一つの手になる。伐らないといってももちろん森を維持していくために間伐などは必要だ。丸太を売ることだけを考えるのではなく、森の環境を維持することで新たな収入につながったりする方法を考えたり、出てくる丸太にどんな付加価値をつけれられるのかを考えていかなきゃならない。それこそ林業の本質に迫っていくことでそれが付加価値を生み出していくかもしれない。
どんな林業になっていくのか?これから変わっていくであろう、変わっていかなきゃならない林業の世界はなかなか面白い。