木こり日誌

新城キッコリーズ Day118 道作り一時停止、作業は刻々と変わりゆく

新城キッコリーズ Day118 道作り一時停止、作業は刻々と変わりゆく

9月27日(水)

長めの朝礼が終わって作業が始まる。自分は経営というほど経営していたわけではないけれど、自分のやっていたサルサを通してイベントを開催していた。その都度、組織を作ってサルサのクラスに通ってくれいた方々や知り合った方など色んな人達に協力してもらっていた。イベントの収支的にはマイナスが多かったので経営は失敗しているのだけれど、青森でサルサをやっているといえばKAZUというくらいにはなっていたのだろうか(サルサ界隈では)、広告宣伝費だと思えば、そのおかげで色んな場所でレッスンをさせてもらっていたなと思い出した。今はそんな名前も薄れてしまったかもしれないけれどw

とまぁ朝は会社のことが色々聞けるので楽しい時間だと思っている。悩みは会社が向かうべき場所を何度も確認できる時間だ。

新たなミッションが加わり、薪集めをすることになったので道作りの邪魔にならないところで作業した。

お昼前になって道作りが思うように進んでいない状況を聞いて、月曜日に再び岩を砕く機械を借りて作業することになった。岩盤の上に機械がいて、岩を砕いていくことを想像するとけっこう怖い。

午後は山下製材に持っていくための若い木を選んで運んだ。途中で思わぬ自体が発生したがなんとか切り抜けた。

木こりは丸太を売ってなんぼの仕事で、それが第一ではないけれど、それがないことには良い森作りもできない。お金に頼らない他の手段があれば別なのだろうけれど、それこそ一人で夏は田んぼ、冬は木こりなんて生活なら、それほど丸太の売上を考えていく必要もない。林業専門でだれかと一緒にやるとなるとそうはいかなくなる。自分で仕事をしていたらだれも給料はくれない、自分の仕事は自分で作らなければいけない、そのためには人と繋がるしかない、給料をだしてくれるのはお客さんになる人だからだ。喜んでお金を使いたくなるためにはどうしたらよいのかを考えていくことになるし、そのために自分はどうあったらいいのかも考えていく。

仕事を続けていくと少しずつ少しずつ状況が見えてくる。もう少しもう少しと思いながら仕事を覚えていく日々は続いていく。僕がいることでプラスになるようにしたいし、そのためにはどんな貢献ができるのかを日々問い続けることが必要だ。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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