木こり日誌

新城キッコリーズ Day16 グラップル体調不良、作手の作業は続くよどこまでも

新城キッコリーズ Day16 グラップル体調不良、作手の作業は続くよどこまでも

4月24日(月)くもり

今日も作手でにて作業。5:30には起きて準備して出発。

山の中に道ができていった。色んなパターンがあるのだろうけれど、こうやって道を作っていくのかと驚いた。丸太を出しながら道を作り、枝葉を片付け道を作る。その繰り返しだった。

この2台があれば山の仕事はできる。グラップルがなかったころは林内作業車についてるウィンチで丸太を引っ張ってきて積んで、運んでと一人で作業をしていたらしい。

グラップが体調不良ということで休んでもらって、整備してくれる人を待つ間、林内作業車だけで丸太を運び出した。

昔はグラップルという丸太を掴む機械はなかったので、丸太にワイヤーをくくりつけて運び出してくるのが基本だった。木の根っこや丸太をレールにしたりしながらウィンチ(機械や手動)で引っ張り出してくる。爺さん達は手際よくやっていたなんていう話を聞きながら、色んな機械を持っていなくてもどうにかこうにかできるもんだなと思った。

そこには農業にも通じるものがある。機械を導入すればするほどそれを使うためのお金が必要になって、面積を増やして収穫量を増やすことになったりする。まぁ単価をあげられたりすれば耕作面積を減らすこともできるだろうけれども。そうは値段は変わらない。お客さんの手の届く値段を考える。その前にどういう人に届けたいのかで目的さえも変わっていくから、まずはそこからだろう。経済優先、有機農業的生き方、有機林業(そんな言葉はないだろうけれどそれに相当する言葉は?)、どんな生き方をしていったらいいのかに尽きる。

そんなこんなでお昼の時間。妻弁当もあと一週間だけだ。本当に作ってもらえるのは有り難い。少し肌寒くなってきた。車の扉を閉め切って昼寝をする。

今日から新たなチェーンソーへ、少しだけ排気量が上がってパワフルになった。STIHL MS241C。

午後は整備士の方を待ちながら、伐れそうな木を倒していく。

グラップルが動き出さなければ作業が進まない。15:00ころ整備士さんが到着して直してもらったら道に置いてあった丸太をトラックに積み込んでいく。

終わったのは17:30そこから盆栽ベースに向かって、チェーンソーの整備をしてお風呂にゆっくり使って戻ったら21:30。ご飯を食べて、妻の履歴書のお手伝いをして就寝。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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