今読んでいる本があります。ちまたで流行っている、かは分かりませんが最近僕が読んでいるブログの記事などで、何度も紹介されていて気になったので昨日から読み始めてみました。
世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力梅原大吾
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Kindle版
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梅原大吾というプロ・ゲーマー(格ゲーの世界チャンピオン)の半生と、彼がどんな風に考えてゲームに臨み、いかにして勝ち続けてきたのかを書いています。
ゲーム攻略法なんかじゃなく、人生、色んな仕事、趣味、何にでも通じる考え方。どんな世界の人でも世界一になった人の生き方は心に響くものがあります。
生き方は、毎日、何を考えて1日1日を生きてきたかの積み重ねが蓄積して、その人を形づくるものとなり、それが生き方となって僕らの目に見える形として表れるものだといえます。
と、いろいろ考えさせられることはたくさん書いてあります。僕自身サルサをやっていることもあり、ココを自分自身に置き換えたらなんて、その考え方に自然と重ね合わせて考えたりなんかします。
僕がサルサをやる意味は何なのか?
著書の一文に、ともて気になるフレーズがありました。
型を超えたときの強さ
型を超えなければ10以上の強さに到達できないことは、ゲームの世界で如実に感じていたので、少し話は変わるが書いておきたい。
僕はよく、自分がゲームをプレイする意味は何なのか、とういうことを考える。
もし、型にはめたセオリックな戦い方を繰り返すようなら、「俺じゃなくてもいいじゃないか」と思うのだ。その型を誰かに教えて、その誰かがやっても同じだ、と。
「自分がゲームをプレイする意味は何なのか」というところが自分が今サルサをやってきたことと重なり、じゃ「僕がサルサをやる意味は何なのか」と頭に浮かんできました。
サルサの活動は、多くて週に2回、仕事の都合などで休んだりすることもあったけど、それを5年間続けてきた僕は何を考えてやってきたのか書いておこうと思います。
好きだったから続けてこれたのか?
週に5日間する仕事と比べたら、サルサは週に2回と少ない回数でしたが5年間続けられました。そして今現在も続けていきたい!そのためにもっと上手くなりたい!というくらいの気持ちさえもつほどになりました。
比べるのもおかしいかもしれませんが、特定の仕事を5年間続けてこれなかったぼくにしてみたら一つのものごとがこれだけ続くのは驚きにあたいします。
趣味の一つでしたが、どんな仕事でも同じことがいえると思いますが、順風満帆に続けてこれたわけじゃなく。良いことも、悪いこともあり、それでもやりたいと思って続けてこられたのにはきっと「好き」以上の何かがあったからなんだと思います。
もともとサルサはやりたいことではなかったし、知っていたわけでもなく、興味があったわけでもありません。ちょっとした興味本位で飛びついた、好奇心が向く先にあるものの中の一つにしかすぎませんでした。
始めた当初は難しくて好きになるどころではなかったんですが、半年くらい経って、少しずつ踊れるようになってくるにつれて「楽しいな」と思えるようにはなっていきました。それでも、まだその時は「好き」と呼べるほどのものにはなっていませんでした。
ホント人生を変える出来事ってのは突然訪れるもんなんですね。
あるイベントに遊びに行ったとき「あのサルサ」を「あの人」を見て、ぼくの中で「楽しいな」から、「これやってみたい!絶対やりたい!」という強烈な思いに変わったのは間違いありません。
車で3時間くらい離れた場所に僕の師匠は住んでいるんですが、自分でお金出して、時間を掛けてまで習いにいきたいと思ったのは、その時が始めてです。
そして、新しいサルサを始めると同時に、新しいサルササークルを立ち上げることにもなりました。また、サークルの代表にもなりました。小さなサークルだけど、代表になったからにはみんなを引っ張っていかなきゃと、身銭を切って音楽もたくさん買って聞いたし、自分で格好良く踊りたかったし、メンバーに教えるためにも、踊りの勉強もした。自然と今まで以上にサルサのことを考える時間が増えていきどんどんはまって、気づいたら「好き」になっていた。
「好き」の先にあるもの
ある出会いをきっかけに僕にとってサルサは「楽しいな」から「やりたい!」そして「好き」へと変わっていったのだけど、じゃあ「好き」になったから、今にいたる5年の間、サルサを続けてこられたのか?
いや僕の場合、「好き」でも飽きちゃうんですよ。飽きっぽいというかチャレンジ精神旺盛といいましょうか、そのせいで一つのものが長続きしないということは分かってるんです。
ということはサルサには「好き」以上の何かがあるわけなんです。ここに「僕がサルサをやっている意味」がありそうです。
(とようやく本題に入る。前置き長っ!!)
サルサはもちろん「大好き」ですが、それと同じくらい、イベントの企画を仲間と考えることもそうだし、どんくらい人来てくれるかな?来てくれなかったどうしよ、楽しんでくれるかな?上手くいくといいな、とワクワク、ドキドキすることも好きです。
イベントの企画が成功に終わっても、失敗に終わっても、今度はあ〜してこう〜してと考えを巡らせる、そしてそれをやってみる。ワクワクすること、まだやってないことにどんどんチャレンジできる環境がある。まさに僕とっては天国のような場所なんです。
さらにメンバーに付いてきてもらうためにも、イベントを成功に導くためにも、僕自身も成長しなければいけない、踊りの上手さや格好良さ、リードの上手さなど、踊りのスキルはもちろん、メンバーを引っ張っていくためのリーダーシップや魅力も兼ね備える必要があります。毎回イベントが終わるたび、反省しては、次はもっと上手くやってやろうと繰り返し、自分が成長することをやめなかった。そして、まだまだ全然足りない、だからこそ、どこまで成長できるのか楽しみなところもあり、今こうして一つ大きなステップを踏み出しているんだと思う。
また、そういうことができたのは、メンバーも僕にたいして寛容だったから出来たことなんだと今更ながらにみんなの忍耐に感謝します。
そして、サルサという「見慣れないダンス」と言ってしまったら、サルサに申し訳ないが、実際弘前では「社交ダンスでしょ」と言われることが多かった。
その印象を払拭したいという思いもあって、新たな道に進むことにしたのですが、まぁ物珍しいサルサをやってきたおかげで、いろんなイベントへお誘い頂くことができたのも事実です。
それに、「僕サルサやってます!」というのは自己紹介の時けっこうインパクトがあるので、あとで「サルサの・・・」というと「あ〜あのサルサの人ね」と覚えていてもらいやすい。。。かどうかは分からないが、サルサを通して沢山の人達と出会ったのは紛れもない事実で、その出会いがまた色んなチャンスを運んできてくれました。
まとめ「僕がサルサをやっている意味」
- 様々なことにチャレンジする機会を手に入れられる。
- 自分自身の成長の機会を手に入れられる。
- 普通に生活していたら出会うことはないであろう方々との出会いのチャンスを手に入れられる。
踊りもそうですけど、止まってたらつまらない。僕の人生も一緒で、その場に止まっているのが嫌なんですね。
つまり、常に成長を望む自分がいるから、それに答えるために僕はサルサをやっているといえる。
最後に、世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」*勝ち続ける意志力より
成長というのは、とにもかくにも同じ場所にいないことで促進される。 自分を変えることは不安だし、変化した先に勝利があるとは限らない。けれども、変わり続けていれば必ず前へ進める。
変化したことで失敗したり、後ろに下がったりしたときは、もう一度変化すればいい。失敗に気づいて変化すれば、以前の自分よりも必ず高い位置に行ける。
- 作者: 梅原大吾
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