1ヶ月だけのリンゴジュース売り
実はコンビニでバイト生活にはいる前に1ヶ月だけ違う仕事をしていました。
自衛隊生活に疑問を感じつつも、辞めるためには“仕事が決まってから”という条件あり、まだやりたいことが無く、何をやりたいのか迷っていた僕は辞めるために、深く考えもせず次の仕事を選びました。
その仕事というのが、リンゴジュースを売るという仕事でした。どこで売るのかといいますと店頭で。。。いやいや、九州で飛び込み営業です!
その当時、営業に興味があってその仕事を選んだんですが、弘前の会社で僕が配属されたのが九州地区だったわけです。
なかなかハードな仕事で、朝の5時には起きて、ハイエース(車)にりんごジュース1ダース×10箱くらい積んで、それを毎日ひたすら売ります。
まぁそれも1ヶ月しか、もたなかったんですが、辞めるに至った理由は伏せて起きますが。。。
そこでも、学びはありましたし、人生のうちで、こんな体験することあるかな?と思うほどの経験ができたし、今の自分をつくるための重要な経験だったとは思っています。
どんな経験かはココに書くのにふさわしくないので書きません。
プー太郎と暮らした3ヶ月
再び平賀に戻ってきた僕の暮らしはといいますと、転職一発目の仕事が1ヶ月しかもたず、次なにをやったらいいか分からなくなっていました。
漠然とした将来への不安を抱えたプー太郎でしたwニートともいいますね。
以前としてやりたいことは何なんだろう?とず〜っと自問自答を繰り返しながらも、Yuiさんのやっている活動に参加させてもらったりしていました。
それでも何もない日は家の中にいて、何をするでもなく本を読んだりダラダラした生活が続いていきました。
人間 あまりにも自分の中に答えのない質問をぶつけすぎるとおかしくなっちゃうもんで、変に、これならおれにもできるんじゃないか?ってビジネスやったことないのに、こんなプランならいけるんじゃないかとかアホなこと考えたりしてました。
具体的な内容は恥ずかしくて言えませんが、ほとんど現実をみていなかったんだと思います。自分のやりたいことを探すというふりですね。あ〜恥ずかしい。。。
そうこうしてるうちに、自衛隊時代の貯金があれよあれよという間になくなってきました。「現実」が目の前まで迫ってきていました。
現実を見ない自分の中のプー太郎とはお別れしなければなりません、そう生活していくために働かなければならないのです。
来月暮らせないかも?!という状態にならないと動け出せなかった自分がそこにはいました。そこで、急に自分の現状が鮮明になってきました。
「赤石嘉寿貴 21歳 貯金残高残りわずか 資格 スキル 何もなし」
ほんと何もない、21歳の男が、おとこともいえないやつがそこにはいました。
コンビニで働いた12ヶ月
そんな何もない僕が再々出発をかけて選んだ仕事がコンビニでのバイト。。。あ 仕事じゃなくてバイトか。
もうほんとに、やりたことを考えてる場合でも、選んでる場合でもなかったので、やれることなら何でもやろう!と思って、紹介してもらったバイトを始めました。
せっかくコンビニでバイトを始めたので「おれは店長になる!」なんて叫んだかどうかはさておき、大きな目標をたてました。
結果からいいますとなれなかったんですが、タバコの銘柄100種類くらいは覚えるのことができました。(そんだけかい!)
というのは冗談で、アイスの発注をさせてもらったりしたのは楽しかったですね。商品の在庫数を確認して、今後の売り行きをいろんな条件から予測してコレ何個、なんて自分が決めて、入ってきたアイスが売れたりするのは面白かったなぁ〜。
またそれをサポートする形でPOPを描いたりすることは、今やらせていただいているデザインの副業にもつながるのかなぁなんて思ったりもします。
コンビニでバイトをしながらも、社交ダンスのパーティーに誘われて行ったりと、仕事以外の活動も続けていました。
その時の自分の気持ちとして、やりたい仕事は見つけられないんだから、仕事以外でいろんなことにチャレンジして見つけてみよう!そういうスタンスに変わっていったんだと思います。
仕事以外に楽しみをもつことのメリット
おれは今の仕事が超好きで、それさえできればいいんだよ!って仕事が超大好きな人はスルーしてもかまいませんが、実際、仕事以外に楽しみをもつことって何がいいんでしょう?
僕が思う楽しみを持つことのメリットをあげてみようと思います。
- 仕事をしながらも自分の好きなことができる(もしくは探せる)。
- いろんな体験を通して、刺激的(脳にとって)な経験ができる。
- 趣味を通して得た経験が、やってる仕事に活かされる。
- 職場の人間関係という狭い世界から解放されて、思わぬつながりができて、そこからまた新たな人間関係が築ける。
- 自分の好きなこと、楽しいことを通してできたつながりは、総じて心地いい。
- 心地いいからこそ、リフレッシュできるし、幸せを感じる。
などなど、あげると切りがないですが僕はこうして、仕事以外から自分のやりたいことをみつけました。
たくさんの経験と人との関係の中から、自分の存在、自分の立ち位置を導きだすことができたのかな?と改めて思います。
迷って人生の道で立ち往生している人は、まずは動き出してみることをオススメします。
その場にとどまっていたら自分が今どこにいて、どんな姿をしているかなんてわかりません。
どんな方向に向かっていても、動き出すことで、どこかにたどり着き、向かっている方向が正しいのかどうかを判断できる。
その途中にはいろんな人との出会いがあり、他人との関わり合い(比較)から、自分はどんなやつなのかがわかるはずです。
良い、悪い、おれが優ってる、劣ってるを比べるんじゃなくて、こういう人がいるんだなぁ〜へぇ〜、それなら自分はこうありたい。
と思うことが他人と自分を比較するときのポイント。