サルサ日誌

Ochosi オチョーシ 狩猟の神様

¿Quien es Ochosi? オチョーシってだれ?  

オチョーシはキューバ(ヨルバ)の宗教であるサンテリアの神様の一人であり、山の狩人、漁師、狩猟を司る。
緑・黒(黄・青)が彼の色で、彼の踊りは山での狩りを表現していて、手には弓を持ち、踊りの中にも弓を引く表現や、獲物を探す様子がみられる。

サンテリについてお話すると、とてもとても長い話なってしまいます。そして何より自分より知識をもった人、優れたブログがありますのでそちらをご覧下さい。

神様の踊りは一つの演劇のよう

実際に踊るとき、練習の時に考えていたのは、自分の踊りをするというよりはその神様をどう表現するのか、オチョーシという狩りの神様、彼はどんなふうに狩りをするのか?どんな気持ちでいるのか?獲物が見つからない焦り、見つけたときの興奮、仕留めたときの喜び、自分はどこのだれよりも優れた狩人であるという自負心、狩りをするときはどんな動きをするのか?
など、どうオチョーシになりきるのかが問題でした。自分はサンテリを信仰してるわけでもないし、その宗教に子供のころから親しんできたわけでもない。ましてや、狩りをしたこともない。
そんな自分が彼になりきるには、こんな風に体を動かすのかな?こういう気持ちを抱きながら狩りをするんだろうか?など考える必要がありました。
演劇に似たような感覚なんでしょうか?彼の感情を表現することが一番重要なんじゃないかと思うにいたったんですが、何せ役者でもない自分がどこまで表現できるのか初めての挑戦だったので、彼をどこまで表現できたのかはわかりません。
踊ってる最中は太鼓と歌を聴いて、それにのって踊りを少しずつ変えていくと同時に狩りの場面が変わったりと短いストーリーがありその都度踊りじゃない表現も入れていかなければいけません。

サンテリアの神様の踊りを見る時は、それぞれに個性があり、それがどんな意味なのかを知っていたら、さらに面白いかもしれません。

ってことで、もうオチョーシがどんな神様か分かりましたか?

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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