百姓日誌

福津農園 Day150 ギシギシ抜き、草刈り、春菊の種まき

福津農園 Day150 ギシギシ抜き、草刈り、春菊の種まき

9月5日(月)晴れ

少し早起きして今日は9月の「サルサソース」の記事を書きすすめる。やっぱり朝の方が色々と思い浮かんで考えるには朝がいい。自分の場合は。

書いていたらあっという間に朝ごはんの時間になった。朝ごはんを頂いたら鶏のお世話へ。

スギちゃんの小屋の前を通るとコッコは少しずつ元気が出てきたのか動き回って、餌を入れる皿の上に乗っていた。

水を替えたら、草を集める。今日は農道の草をハンマーナイフで刈ったものを集めて与える。

鶏のお世話が終わったらギシギシ抜きをする。政満さんにギシギシの抜き方を伝授してもらう。

「剣先スコップをギシギシの根本から数センチ離れた場所から斜めに刺して、根っこが切れた感覚があったらギシギシを上にスッと抜くとスルっと長い根っこごと抜けてくる。なるべく土を動かさないように抜くことが大事。あとは抜いたらその場に置いておく。」

植物は自分が生えてきたその場の土から栄養をもらって大きくなっていく。その栄養を使ってできた体を違う場所に持ち出してしまうとそこから栄養がすっぽり抜けてしまう。だからその場に置いておく。

お昼ころまでギシギシ抜きは続き、その後は政満さんがハンマーナイフをかけた場所の周辺の草を刈り込む。3月ころに赤い大根だけ残して緑餌用にたくさん大根を引っこ抜いた場所。その赤い大根が種を落としていて今年も自然に大根が出てくる。

ちょうど南側に田んぼが見える場所。

作業途中でちょうどお昼ご飯の時間になったので降りて、お昼ご飯を頂いたら昼寝をしてしばし休憩。

午後はまず午前中途中になっていた作業をする。終わって降りてきたら、ギシギシを抜いた場所はすでに種が蒔かれていて、草が刈られあとは野菜たちが芽を出すのを待つばかり。

妙子さんに次の作業を聞いて、天狗なすとサツマイモの間に種を蒔く準備することになった。

まずは縦横無尽に這っていったサツマイモのツルを持ち上げる。

その下やついでにナスの間に生えていたツユクサを刈った。

天狗なすは元気に育ってたくさんの実をつけてくれいる。

デカイのは種取り用に残しておく。

とりあえず準備はしたけれど、別な場所にも種を蒔くということで前の畑にある赤じその脇に春菊の種を蒔く。

畑に降りていく途中、鶏舎の間から田んぼが見える場所がある。稲が成長して田んぼに立体感が生まれている。右に見える田んぼは鹿が歩き回って一部稲が倒れてしまっている。

先日、蒔いたニンジンはもう芽が出てきていた。板で踏みしめても上手いこと芽は出てくるらし。

2度目の種まきにしてようやくなった黒瓜。地這いキュウリと同じ列に植えてあって葉っぱも似ているからすっかり忘れいたけれど、黒というよりは濃い緑色のズングリしたキュウリのような見た目の実がついていた。

赤じそを一列分、根本近くを切って、ニンジンとの畝間に敷く。根っこは残しておくことでいずれ枯れてその部分に隙間ができて水の通り道ができたり、空気が土のなかに送り込まれるための隙間となる。抜いてしまうと土が締まってしまう。

妙子さんはネギの土寄せ。

ニンジンの隣を備中鍬を使って土をほぐす、そこにニンジンの種まきと同じような感じで筋をつけたらそこに種をパラパラと蒔いていく。

あとは土を被せて足で踏みしめていく。

少し気温が低くなり涼しくなってきたからかブヨの数が少ない。昼は暑くてまだまだ夏だなと思っていても、ブヨや蚊も少なくなってきたことから季節が変わり始めてきたことを感じた。そんなところで今日の作業は終了。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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