百姓日誌

福津農園 Day220 豊橋有機農業の会 朝市 その37

福津農園 Day220 豊橋有機農業の会 朝市 その37

11月25日(金)晴れ

一週間が早く過ぎ去って行くというのか次の金曜日があっという間にやって来るというのか、毎週朝市があることで時間の流れを金曜日基準で捉えているのか分からないけれど早いな―と感じる。

今日はカオスな状態がそこにはなく、コスモス(哲学的には秩序ある世界で無限定な混沌と大局的な万物を秩序立てて統一している世界ということらしい-大辞林)が生まれていた。混沌がなければ秩序もなく、秩序があればそこから混沌が生まれる。実践日々のアナキズムでも秩序のことに触れていたなぁ。秩序はだれか、何かによって作られたもので(これは社会の秩序について)そういう思惑によって取り囲まれた状態だから、これはおかしいんじゃないかと思う人も現れる。秩序は拘束されているようなものかな?そうなるとやっぱり息苦しい、けれど混沌とした状態もまた生きづらいか。。。

混沌とした状態から新しい秩序が生まれ、解体されてまた構築される。分解と再結合、人間の体もそうやってできているか、あるものを分解して、あるものだったものは自分の体の一部になっていく。そう考えると地球といわず物質は自分であって自分の一部もあるものの一部になっていく、そんな感じか?生命は流れ流れ、生と死はグルグル回り続けてそこには生も死もないように思えてくる。命ってなんだろう?

朝市のお客さんを目の前にしてそんなことを考えてたわけではなく、今こうしてその時を思い出しながら考えている。脱線させてくれる朝の脳みそは面白い。

色んなお客さんが訪れるなかで普段はあまり長く話をしないような方と長話になったりして、自分のことに興味を持ってくれたり、これまで経緯を話したりして「明日(土曜日はイベンがある)農園に行くのが初めてで楽しみです。」なんて話しを聞いたりしながら、田舎暮らしがしたいと思っていることやなんかを聞いて、それなら福津農園の暮らしは参考になると思いますよなんて言ったり。明日はどんな風に思うんだろう?と来週の朝市でどうでしたか?なんて会話の種が自分の中に蒔かれたりした。それが来週芽をだして、花が咲く。これが会話に花が咲くか。

と分けの分からないことを考えていたわけではなくて、一生懸命話をしていた。

お客さんが少なかったように感じたけれども時間はあっという間に過ぎて終わりの時間になった。

帰りは久しぶりのコッテリラーメン。

お昼を食べて、車屋さん(農園に援農で来ている方の実家が営んでいる)に寄って持って帰ってしまったハサミを受け取りつつ工場の中にある素敵な空間でお茶をしながら過ごさせてもらった。旦那さんもなんかステキで自動車整備士っぽくない格好で古着屋の店員さんですか?(完全なる自分のイメージだけれど)という出で立ちで、カッコいい、そんなオヤジになりたいななんて思った。

掛かっていたラングラーのGジャンがいい感じで聞いてみると「126mjが。。。」とか分からないけれどラングラー愛を感じた。まさにそれも古着だったんだけれど、試着までさせてもらってそこは本当に古着屋とかしていた。

また面白い出会いがあった。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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