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福津農園 Day55 キウイの受粉、田んぼ作業、玉ねぎの収穫

福津農園 Day55 キウイの受粉、田んぼ作業、玉ねぎの収穫

5月18日(水)晴れ

目が覚めて顔を洗いに外に出ると気持ちいい晴れの朝。顔を洗って、今でも継続して毎日飲み続けている花粉症に効くと言われているお茶「べにふうき」を飲みながら(効果のほどはいまだに分からず)ご飯の時間を待つ。

朝ご飯が済んだら、まだ芽の出ないナスのセルトレーに水をあげてから鶏のお世話へ。

鶏の水を替えて、今日はハンマーナイフを操作を教えてもらって自分で運転して鶏の緑餌を準備した。その時に政満さんが言っていたことがある

「草は鶏のエサにもなるし、余ったら畑にいれて堆肥にもなる。こうやって見ると貴重な資源に見えてくるでしょう」

と、なるほど一般的な考え方でいるとどうしても雑草、人間が町中で生活していくうえでは生えていては困る。困ると書いたけど何に困るのだろうか?あそこの家は雑草が伸び放題だ。あの畑は雑草が伸び放題だ。と言って、除草剤を撒いたり、熱心に草を根こそぎ抜いたり(時々いてはこまる雑草もある)して、何も生えていない地面がむき出しの土地を維持する。

何のためだろう?綺麗にしてます。うちはちゃんとやってます。という無言の意思表明のためか、それを裏返すと草が生えているとみっともない。世間の目が気になる。といった思いなんかがあるのか、他人の目を気にしてしまいすぎるところがある。自分も思春期はそうだったな。

どうしても、草は悪者のイメージがあってそれはとても根深い問題だと思う。

しかし、この農園では雑草は雑でどうでもいいものではなく、この生態系をつくっていくための要の一つになっている。虫のため、土のため、野菜のため、鶏のため、野鳥にカエル、人間のため、草がなければこの生態系を維持できないじゃないかと思える。「雑草」と呼ばれるものの本当の価値をほとんどの人が見誤っている気がする。

ということで、刈った草を集めて(コンテナ4個分)鶏にあげていく。

それが終わったら、稲の苗、野菜の苗に水をあげいてく。今日は25℃になるみたいで、土も少し乾きつつある。たっぷりと水を吸い込んで元気に育ってほしい。

今日もキウイの受粉作業。鳥小屋の上にも枝を伸ばしていて、たくさん芽をつけている。少しずつ少しずつ雌花が開いていく、それに合わせて毎日受粉作業は続いていく。

沢を降りた先、今はクレソンの花が咲きみだれている場所の上にもキウイの棚がある。

そこはまだ雌花の雄花も芽が開いていない。日当たりは良いけど、下を流れる沢の水が冷たいため他の場所より温度が低くなっていて、そのために芽ががまだ開かない。

暖かいからかカエルの鳴き声もしなくてお休みしているようだ。

今日のキウイの受粉はこれで終わり。

次は玉ねぎの収穫。何かの病気になったらしく葉の部分が倒れるのがいつもり2週間も早いらしい。それでも食べれるほどには大きくなっている。

このまま2日くらい寝かしておく。

午前中はここまで。

午後は真ん中の田んぼを起こしていく。

政満さんが起こしている間に畦の皮むきをしていく。ここの畦も皮を剥くとモグラの芸術作品がお目見え。綺麗に畦を横に横断している。

4時になって一休み。ソルティーライチを補給。

後半戦は妻が耕運機担当に…とはならず、自分が担当する。

耕運機の操作は全身運動で意外と体幹が大事だなと今日気づいた。進みながら微妙に方向がずれていくのでそれを全身を使って修正していく。操作しながら自分のお腹周りがかなり締まっている。

無事に終了。

畦の皮むきも一部完了。美しい。

他にも小さい田んぼと四角い田んぼも終わった。

耕運機を片付けて今日の作業は終了。畦の皮むきに耕運機の運転、全身が気持ちいい疲労感に包まれて早くも眠くなっている今日のティータイム。

明日も畦の皮むきを頑張ろう。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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