KAZUKIの雑記

「呼吸」という自動的なものを意識的に行うことの意味

「呼吸」という自動的なものを意識的に行うことの意味

7月29日(土)晴れ

日誌がようやく現実の世界に追いついてきた。10日から働き始めてその週末は東京へ行って戻ってきて一週間が始まり、先週末は講習を受けに行った。そういえば座学のときエアコンが効きすぎていて寒さに耐えながら講習を受けていたせいかその何日間か腹を壊していた。エアコンの寒さってこれのことかと身をもって経験した。

無事に資格は取れた。まぁだれでも取れるようになっているのだ。この人に資格取らせて大丈夫なんですか?と思われるような方もいたけれど…。資格を持っているというだけではなんの証にもならないなと思った。実際の行動をみればきっと一目瞭然なのだけど人は「資格」に弱い、弱いというか、なぜか資格というものにとてつもない信頼をおいている。持っていても危うい人はいるということも知っておく必要がある。

そんなこんなで久しぶりのお休みのような気持ちがして、自分の心を表すかのように散らかっていた車を掃除したりして、ミラジーノの修理代を払いに行ったりした。

最近アイス中毒なのか、かき氷が食べたくなってグーグルマップで探して近くのコーヒー屋さん「publics coffee branding」へ向かった。超ベーシックないちごのかき氷を頼んだ。

こんなでかいの食べれるかな?と思いながら、いやただの水ではないか、溶けたらこの程度の量の水だぞ、その水を飲むようなものじゃないかと思ったら、この夏の暑い日には必要な水分だからいけるだろうと変に完食の自信が湧いた。

この氷実はいちごの味がついていて、最後まで飽きることなく食べられる。ただの水を凍らした氷だと最後は味気なくなってしまうのだけれど、最後らへん溶けてしまってできたいちご水も美味しかった。平らげてしまうのは自然なことさ。

ブランキー・ジェット・シティの「いちご水」を思い出す。

いちご水を入れた 透明なビン それを突き抜けた光が 
真っ白な壁に薄いピンクの影を映しだし
君はそっと手を伸ばして それに触ろうとしている
とても自然なことさ

ブランキー・ジェット・シティ「いちご水」

そのあとは、気になっていた方のお家へ遊びに行った。少しの心配と大丈夫なんじゃないのかという思いとケーキを手土産に。

つまるところ人が生きていくためには呼吸を続けるしかない。吸って吐いてを繰り返す。呼吸という漢字が表しているように吐くことが大事なんだとということは聞き飽きた言葉かもしれない。けれどもそれが事実なのだということに気づくのは簡単なことだ。吸うために自分の中にあるものを出してしまわなかればならない、しかもちょっとだけ出すだけではそのうちに吸えなくなってしまう。すべて出しつくしてしまえば体が必要としている分だけ勝手に吸い込んでくれる。

「呼吸」というのは意識しなくて自動で行っているかのように思うけれども、こう書いてみる「吸う」というは自動的で、「吐く」というのは意識的な行為なのかもしれない。息を吐きすぎて死ぬことはないけれど、過呼吸というものがあり吸い続けてしまって死ぬことはある。

色んなものがそうなのかもしれないと頭をよぎった。受け取る、受動的とかも自動的な感じがする。その逆に何かを与えることや能動的な動きはは意識的なもの。だから与えることだったりする能動的な行為は難しかったりする。

完全な能動はありえないのだけれど(僕たちは常に何かを受け取っているから)、黙っていれば受け取るばかり、吸い込むばかりになってしまって息苦しくなってくる。だからこそ吐き出すことが必要になってくる。何かを与える、伝える、自分の中に溜まってしまっている何かを外に出すという行為が必要なのはそういうことなのかもしれない。

苦しいときこそ「吐く」ことを忘れない。「吐く」ことを意識的にする。そうすることでまた新鮮な空気を目一杯吸い込むことができる。僕らはだれかの吐き出した空気も吸っているだろうし、だれかも僕たちの空気を吸っている。そうして色んなものが循環する。そう考えるとなんだか気持ち悪いけれど、思いも空気も淀みなく循環させることで僕もあなたも彼も元気に健やかに生きていける気がする。

赤ちゃんだってはじめはオギャーと言って空気を吐き出す。それが少しずつ声を出さなくても吐くことができるようになっていくのだから、始まりはどんな吐き出し方でもいいんじゃないだろうか。うるさくても下手でもどんなカタチでも声を出すこと、息を吐き出すことが始まりなんだと思う。

そうだった18:00に盆栽センターのおばちゃんがうなぎをご馳走してくれるということだった向かわねば!

うなぎにエビにやっこ、じゃがいもの煮っころがし、漬物とたらふく頂いて帰ってからもしばらく寝れなかった。食いすぎた。でも秘伝のタレがかかったうなぎは絶品だった。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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