KAZUKIの雑記 木こり日誌

新城キッコリーズDay223 月曜朝のミーティング、薪用丸太の仕分け

新城キッコリーズDay223 月曜朝のミーティング、薪用丸太の仕分け

4月1日(月)晴れ

土日に滞在した鎌倉から戻ってきた。日曜日はサルサソースを書いたり(3月分ギリギリセーフ)、SUBURISTUDIOのまとめを書いたり、ほぼ1ヶ月分の木こり日誌を書いた。書いたと言って良いものかわかならないけれど、写真をみたいりしていると何となくふわっと思い出したりして、それを書いたり、何も思い出されなくて〇〇をした。だけで終わったり、それでも書いた。

やっぱり直近のことは覚えているし、新しい刺激だったものは覚えていて長々と書いたりもしていた。

土曜日は妻の働いているピラティススタジオのお花見イベントでサルサレッスンをして、日曜日は朝から溜まっていたことをした。そうだあとは、腰の痛みや何かを治してくれるとおすすめされたストレッチしてくれるお店Dr.リボディーというお店に行ってみた。御年70は超えるであろうおじいさん先生でハァハァ言いながらぼくの体の状態を見て1時間くらい入念にストレッチしてくれた。

土日は妻が仕事でゆっくりと過ごせなかったのでせめて夜までいて夕ご飯を一緒に食べようと思って仕事終わりの妻とご飯を食べに行って早めに寝たのち朝3:30頃に鎌倉を出発して新城に戻ってきた。

途中で眠くて15分ほど仮眠をとって復活して7:30頃に到着、そのまま仕事着に着替えてお仕事へ。

月曜の朝は長めのミーティング?というか社長は語りたいことがたくさんあって、語りだすと止まらない、それだけ色んなことを日々感じて、考えて、どうにか次のステップへと進み続けている。

木の根っこに近い部分の通称「たんころ」と呼ばれる1m~2mくらいまで部分は枝も生えていなくて実は素材として使うにはいいところだ。まぁそれなりにクセはあるとは思うけれども、それはいくらの価値があるのか?という話をしていた。モノの値段はそれを買う人、使う人によってどんなふうに感じるのかがまったく違う。これじゃあ高い、これは安い、お値打ち、お得、その人がどんなところに価値を置いて生きているのかで同じ値段でも高くなったり、安くなったりする。数字は数字でしかない。お金を生んでみんなを食べさせていかなければならないと思えば仕入れの値段にはシビアになるだろうし、自分はこれだけのモノを作ってお客様に買ってもらっているのだから、この値段で買えるのはかなりお得だなと思えたりもする。

買ったものが何か変わったり、買ったものそのものを愛でたり、関わる人の中ですでに値段が決められていたり、お金の出どころがどこなのか、一つの数字を見る視点はたくさんある。それを見てどんなことを思うのか、「高い、安い」だれにとって高いのか安いのか、何かと比べて相対的にそうなのか、あかちゃんが使うものでどこどこ産で、あの人とこの人とが関わっていて彼らが作ってくれているなら安心ね。とその値段に納得する。

そんな部分からも歪んでしまった価値観、利益の構造やなんかが見えてくる。末端を見て、全体を見て、細部を見て、老若男女みんなが一緒に暮らしてける世の中ってどんななんだろうと思う。

努力して安くするには限界がある。努力して高くしていってもいい世界へ。そう単純ではないとは思うけれども。

そんな話から今後の展開までたっぷりと話しをして山へと向かう。

ご近所さんに頼まれた薪用の丸太と薪土場用の丸太を仕分ける。ここでも同じ木でしかも薪として利用してくれるのも同じで、なんなら企業に買ってもらうモノの方が安い、同じものが安い、高い、というのはよくよく考えていくと面白い、そこには人の価値観が見え隠れする。

ある人にはなかなか手に入りにくいものだったり、簡単に手に入ってしまうものだったり、今の現状がそうさせてくれなかったり、それでも、それを持ってきてくれる人のことを思ってくれたり、どこを見て話しているのかが見えてくる。そういえば、ぼくのレッスンもお金を頂いてやらせてもらっているから、同じようなことが起こったことがあるなと思い出した。

レッスンの内容や料金設定、すべての人がそれに納得してくれるとは思わないけれど、自分のこと、自分の考えを大事にすることも必要だけれども、自分以外の人のことも考えたとき、それでも納得できなければ、その商品を手に取らなければいいのだし、そのレッスンを受けなけれいいのだと思う。僕が講師だとしたら、そのレッスンで何を大事にどんな人達を大事にしているのか、その他諸々はきっとそこにいる人達に伝わる。その内容にもよるとは思うけれども来てくれた人達すべてを大事したいなと思っている。スキルの差があったり、そのことに気づけてなかったり、その中で塩梅をとるのがとても難しいのだけれど…

脱線しまくるな。もとに戻って、仕分けをしている最中にぼくは山下製材へとスギを運ぶためにユニックで丸太を積み込んで運搬した。

お昼前にシバケンと色々と話しをして自分の思ったことを自分を棚に上げながら話した。自分で話していて本当にそうなのかとか思いつつ、自分はこう考えるけどどう思うと問いかける。その問いかけへの答えによってはもちろん自分の考えも変わっいく。そういう伸び縮みするための余白はもち続けたいと常々思う。

お昼は盆栽センターでアジフライ定食を食べて、午後の作業へと向かう。

ご近所さん用の丸太の立米数を出したりしながら薪土場用の丸太の積み込みを待つ。

薪土場で丸太を下ろす作業をして今日の作業は終了。

夜はフライヤーを注文したり、高知の室戸に住んでいるキューバで出会ったコンテンポラリーダンサーのmegumiちゃんと室戸でダンスワークショップの件を話したりして今年はますます忙しくなりそうだ。自分で忙しくしているんだけれど、自分もスキルアップしていけることにワクワクしている。ダンスも仕事も?どっちも仕事であって趣味のようなもの、色んなことを考えるための材料か。

人としての幅を広げること、年を取るにつれて先細りになっていくようなイメージがあるけれど、広がっていきたいと今思った。尖る部分は尖っていくのだろうけれども全体としては広がりのある感じ。尖ることは美しいしかっこいいと思うが傷つけやすかったり脆かったり、両刃の剣だ。そんな剣は隠し持っておくに限るということか。なんてね。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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