3月29日(金)
昨日の夜から雨が降り続いて、午前中は漆塗り用のコースターの輪切りを選定した。
雨が降り止んで、午後は昨日の続きでスギの伐倒をした。
盆栽センターの横にある池の水は沢から取水していて、大雨が降ると取水口が詰まったり、浮いたりしてよく水が止まる。案の定今日も水が止まっていて、確認にいくと途中でホースが外れていた。
増水していて沢に入るのをためらっていると、シバケンパイセンがヒザ下まで浸かりながらホースを直してくれた。濡れるのをためらっていたから、シバケン漢やな~と感心した。
ホースのエアを抜きながら、近くの植物を観察、雨のあとだからか生き生きしているように見えた。雨は喜ばしいものでもあるし、哀しみを生むものでもある。物事には良い側面悪い側面が混在している。現実をどうのように解釈するかによっていかようにも捉えることができる。今目に写っているものは物事の一面しか表していなくて、その裏側や側面や時間的な部分にも目を向けることで様々なものが見えてくるのだと思う。それでもなお僕一人では見ることのできない側面もあるのだろうなと思う。
選木してくれた木をどうやって伐るのか、選木してくれた人はこの木をどの方向に倒そうとしたのか、木を傷つけたくない、出しやすく、安全にとかその時の様々条件を頭に思い描きながらその場に立つことで見えてくるものがある。
だれがどんな結果を望んでいるのかを想像することはどんなことをするとしても、とても大事なことだ。
我々の成果は何か?成果とは外の世界における変化とドラッカーは言う。会社の中という内なる世界に閉じこもっているうちはホント成果は見えない。外の世界に目を向けることで僕らがなすべきこと見えてくる。
またドラッカー読みたいなと思う今日このごろ。