KAZUKIの雑記

アジア人は踊れないという幻想を抱くラティーノ

自分はラテン諸国をたくさん知っているわけじゃない。キューバ、ペルーと滞在してみて感じる彼らの思い込みとでもいうのかな。
彼らから見たらアジア人はみんな中国人にみえるのか、道を歩いていると、時々こちらに分かるように中国語風のマネをして、少し、時にはかなりバカにしたようにくだらないと思うような行為をしてくる。
自分は日本人だから「おれは中国人じゃない!」という腹立たしい感情がわいてきて、こいつらバカにしてるのか?と思うことがたびたびある。

でも実際本当の中国人の人はこんな風に言われたらどう感じるのか?同じく腹立たしく感じるのか?
それは実際に質問したことがないので、確かめてみたいことの一つでもある。
その時の言い方によっては腹は立たないこともあるけど、完全に悪意を感じることがある。
それでもやっぱり「自分は日本人」という意識があるので、まったく。。。という気持ちを感じずにはいられない。

逆に日本語で挨拶されたら嬉しく感じるのだから、中国人も挨拶ぐらいなら嬉しく感じると思うけど、バカにした何も分かってないような言葉の羅列で声をかけてくるのはやっぱり腹立たしいと思う。

日本にいて外国人をからかうような行為は、自分からしたら考えられないことなのでそれらの行為がとても無知をさらけ出しているだけのようにみえる。
この人は、何も知らない人なんだなと勝手に思うようにしてる。

ただラテンの国々の人が、みんなそういう人達だというわけではない。ちゃんと「あなたは中国人なのか?日本人か?それとも韓国人か?」など律儀に聞いてくれる人もいる。
大体の場合は「チーノ(中国人)」なんて声をかけてきて、「ハポネス(日本人)だよ!」って言い返すのだけど、こっちではチーノはアジア人を呼ぶときの愛称らしいのだけど、ついつい違うよ!って言いたくなる。

日本人が南米を観光すると、嫌な思いをする一つかもしれない。

余り酷いのには言い返したりするけど、軽いやつは最後には無視したりして自分が疲れないように、良い方法を考えましょう。

となんでこんなことを先に書いたかというと、先日いったお店「Del Carajo※(デル・カラッホ)」
ペルーのアフロ音楽やダンスショーを見られるお店。

www.delcarajo.com.pe

というお店に連れていってもらったときに、外国人にペルーのアフロダンス(フェステホ)を踊らせて誰が良かったかを競い合うコンクルソみたいなものがあって、自分も参加した(させられた)のですが、その時に、先に書いたようなことがありました。
彼らからしたら、悪気はないと思うし、その場を盛り上げようとしてやったことですが、自分的には腹が立つことでした。
一人ずつ紹介していくのですが、しゃべろうとしたら、司会の人は中国語風にマイクでしゃべってるし、挙げ句の果てに映画「ベストキット(日本名)」のあるシーンのマネをさせられる。まぁでも空手の映画?(いやあれは空手だったのか?)であながち間違ってないのかもしれないけど。

youtu.be

盛り上げるための演出ということを自分も理解して、それにノって楽しみました。
その時点では全員がこの日本人(中国人)踊れないだろうとうい考えの中にいるんだろうなというのが分かっていたので、ぜったいビックリさせたいという思いを隠しながら。。。

踊ったあとには、日本人だってアジア人だって踊れるんだぜって心の中で思ってスッキリしました。
それでもホント自分の踊りはまだまだ未熟すぎて、踊れたとは言えないのでまた練習頑張ろうと思えた瞬間でもありました。
即興の力も磨きたいので、踊る機会があるときは、良い機会だと思ってこれからも踊っていきたい。急にふられたときに出てくるモノがこういうものなんだってのを確認できる。

youtu.be

ほんとある意味カラッホって感じです。

※Carajo・・・くそったれ!みたいな意味があるが、時と場合によるらしい。

okwave.jp

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

-KAZUKIの雑記