百姓日誌

福津農園 Day16 キャベツとネギの育苗

福津農園 Day16 キャベツとネギの育苗

3月22日(火)朝から雨降り

今日は朝から雨が降っていて寒い。小走りにトイレへ。

ご飯を食べて鶏のお世話をする。今日は一日いっぱい雨が降り続くということでお世話が終わったら午前中の作業は終わってもいいよとのこと。

すぎちゃんにカメラ目線ちょーだいと声を掛けるも、そんなこと知らんわとアオキやらなんやらをムシャムシャ食べている。

イタリアンライグラスを狩っている途中で何だか足が冷たいなぁと思っていたら、濡れてる?!と思って長靴を見てみると継ぎ目のところが割れてそこから水が入ってきたようだ。去年の7月に買ったばかりなのに早すぎる。消耗品だからしょうがないかと思いながらもそんなにすぐにダメになるなら一生のうちに何回履き替えることになるんだ?と考えてしまう。そんなゴミになるものまた買わなきゃならないのかと思いながらも必要であるから買うしかない。聞くと塩ビ製の長靴の方が長持ちするらしく、作業が終わったあとに買い物に出かける。

帰りの道中、喫茶店を見つけたのでお茶をして帰ることに、晴耕雨読ならぬ晴耕雨Cafe。

帰ってきたらちょうど昼食の時間になりお昼をすませてから、午後はネギとキャベツの苗をつくるためにセルトレーとプランターに種をまく。雨はちょうど止んでくれた。

まずは土の準備をする。先日袋詰しておいた温床から取り出した3年ものの腐葉土と赤土を混ぜる。腐葉土だけでは土がすぐに乾いてしまうらしく、山から採ってきた赤土をまぜることで土に保水力を持たせることができるらしい。今日は残っている赤土を使ったが本当はもう少し多めに入れたほうがいいみたい。

ネギの育苗のためにある程度深さがある入れ物がいいらしく、今回はプランターを使ってやっていく。土を入れた後はじょうろで水を掛けて土を湿らせる。湿らせるというよりはビショビショにする感じ。プランターの底から水が流れ出てくるほど水をあげることで土全体に水を行き渡らせる。育苗する前はこれくらい水をあげるそうだ。

ネギもニンジンの種とかと同じく太陽の光が必要らしく(好光性種子というらしい)割り箸の幅くらいの溝をつける。

そこに種をパラパラと蒔いていく。蒔き終わったら、先程混ぜて作った土を上にかぶせて軽く押さえていく。

続いてキャベツの方は、セルトレーを使っていく。土を敷き詰めたら先程と同じように土をビショビショに濡らしていく。

真ん中に箸で深さ5mmほどの穴をあける。

その中に2粒づつ種を落としていく。

終わったら、土を上からかぶせて、軽く押さえて完了。

最後はミラシートを使って保温・保湿しておく、キャベツの芽は早いと2~3日で出てくるらしい。土の準備を間違うと(水分が少なすぎると)出てこないらしい。上手くいっていることを願って生まれでてくる芽を待とう。

残りの時間は、プランターとセルトレーを置くために片付けをした時に出てきたいつかのクルミと灰、籾殻少々を裏の山の柿の木の側に撒きに行く。

登っていくと柿の木の側では、先日までの暖かい陽気で、そろそろ成長でもするかと思ったのか、雨をたくさん浴びたせいか、大根の花が咲き乱れて、お花畑になっていた。

先日のジャガイモ畑も草の勢いが増してきた。何も知らない人が見たら、どこにジャガイモあるんですか?と目を疑う畑の現状。草畑と言ったほうがいいくらい。

もろもろを蒔き終わって今日の作業は終了。後片付けをしながら、気づいたら吐く息が白くなっていてそんなに寒くなっているんだなと思った。たしかに、水道水(沢の水)で手を洗うと水の方が暖かく感じるくらいだから空気はかなり冷えていた。それでも弘前に比べたら、暖かい方だしギリギリ暖房を必要としない気温ではある。夜も冷えるみたいだから厚着をして過ごそう。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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