8月8日,9日 晴れ時々雨
気づいたらコーヒー屋さんの椅子に座っていた。それほど今日の時間はあっという間に過ぎてしまった。意識は飛んでほとんど寝ていたんじゃないだろうか、それでも学科の試験にはパスした。前にも書いたけれど一応だれでも受かるようになっている。マーク式のテストではあるけれど学科の最後の時間には「この部分が○×△…ゴニョゴニョ..」と大大ヒントを与えてくれる。
お陰で半分以上は意識を失いつつも最後の最後に挽回できるシステムになっている。なんのための技能講習なのだろうか、これにお金を払う意味はあるのだろうかと思ってしまう。それでも勉強しに来ないよりは知識も増えて安全に作業はできる。
特別教育や講習ができるということはそれだけ機械を使うことで労働災害が増えたということだ。
それにしても普段はそうならない異常な眠気はなぜ起きるのか。寝不足だからとかそういう問題じゃない。きっとあのクーラーの効きすぎた室内の温度が問題なのだ。
外は35℃くらいの暑さで、室内は黙っていると肌寒さを感じるくらいなので24℃くらいにはなっている。そうそれはお風呂に入って寝る頃には温められた体の深部体温が下がっていくことに似ている。
黙っていても汗が出てくるくらい暑い外の環境からかなり涼しい室内に入ると体温が下がっていく。しかもエアコンで冷やされた室内にいると体の芯まで冷えるような感じがする。まさに深部体温が下がっているのだろう。
だからあの眠気なのだ。
せっかく朝目覚めた体がまた強制的に睡眠モードに切り替わる。どんな耐えようとしても生理現象には抗えない。そうこうしてるうちに休憩時間になってまた外に出ると温められ、また戻ると冷やされて、とそんなことの繰り返し。体は変に疲れるし、話は全然入ってこないしでいいことない。多少暑いほうがいいんじゃないのかと思ってしまう。
もちろん熱中症になるほどの暑さもまた体にはよろしくない。けれども夏のクーラーには用心した方がいい。そんなことの繰り返しだとほんとに体がおかしくなる。車に乗ってても、建物の室内にいても冷やしすぎることに気をつけて時々外の空気も取り込んで少し暖かいくらいの温度を保つのが良い。
明日は外で実技をやっていく。汗をちょっとかくくらいが気持ちいいもんだ。きっと眠くなることもなく一日終われるだろうな。