百姓日誌

福津農園 Day271 柿の木の剪定

福津農園 Day271 柿の木の剪定

1月30日(月)晴れ

なぜか締切に追われている。研修しているだけなのになぜ締切に追われるのだ。自分が色々と引き受けたからに決まっている。明日こそはと早起きを夢見てそのまま夢の中へと引きずり込まれ、目を覚ました時には予定時刻から1時間は過ぎてしまっている。

それでも少ない時間を有効に使って進める。と言いつつコーヒーを淹れるのは忘れない。

朝ごはんを頂いて鶏のお世話へと向かう。今日も冷えたみたいで鶏たちの飲水も表面が凍っていた。

緑餌も与え終えたら柿の木の剪定に向かう。大胆さと繊細さが要求される剪定作業。剪定をしていると木は生きているんだなとあらためて思う。今は葉っぱも実もついていなくて活動を停止しているように見える。去年あんなに枝を切ったのに(記憶の中では大胆に)枝がわんさか生えて伸びている。切られた場所の側や枝の途中からは徒長枝と呼ばれる枝ももやしのようにわさわさと生えてる。

剪定を終えると枝と枝の間に隙間ができて、風通しもよくなり、葉っぱ一枚一枚に陽もよくあたるようになる。

柿の木を3本ほどやり終えてお昼休憩。

午後も引き続き剪定。雄花が咲く柿の木で他の木の受粉ようの木というのがあるらしい。陽当りもあまりよくないところに生えていて、上に上に伸びていく。去年上に伸びていた太い枝を切ったためか徒長枝がモサッと生えている。

太い枝の途中からもチョンチョンと並んで生えてきている。

本来は枝や実をつけたりするために使われるはずだったエネルギーが行き場を失うとやたらとたくさん生えてくる。

妙子さんが途中でやってきたので、違った風に見えた柿の木があったのでそれについて聞いてみた。枝に小さいものがたくさんついていて何かなと思ったそれは雄花が咲いたあとに残ったヘタだった。

途中で雪もちらついてきた。こんなに寒いのにたくさんの蕾とともに梅の花は咲き始めていた。

日もくれてきたので今日の作業はここまで。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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