百姓日誌

福津農園 Day117 田んぼの草取り、柿の摘果

福津農園 Day117 田んぼの草取り、柿の摘果

7月31日(日)晴れ

昨日は早めに寝たので早く起きれた。読み進めていた「人類堆肥化計画」が今日で終わった。

朝ごはんを頂いたら鶏のお世話へ。まずは水を替える。昨日は暑かったみたいで飲み干してしまって空になっているところが数カ所あった。

その後は草を集める。今日もサツマイモの畑に生えているツユクサを集めていく。その最中に見つけた大根の抜け殻。すっかり空っぽになってしまった大根の成れの果てというのを見ることはほとんどない。いつも食べているものはすべて種を残すために使われて、残るのは皮の部分にあたる繊維のようなもの、まるで人間の血管のように皮全体に張り巡らされている。そして最後は微生物に分解されて土になっていく。

草を集め終わったら鶏へ与えて、田んぼの草取りへ。今日も強い日差しが照りつける。頭と背中に太陽光を受けてどんどんと体が温められいくと同時に汗が体のあちこちから吹き出してくる。

人間はこの照りつける太陽光を利用できない。ただただ温められて最後は高温で死んでしまう。その点、植物は太陽光を利用して栄養を作り出すことができる。といいつつ、ちゃんと分かっていないから理科をもう一度学び直さないとな~と思う。

12:00には草取りも終わった。早いけどあがるよ~ということで、ずぶ濡れの服を着替えて、水で濡らしたタオルで体を拭くとヒンヤリして一時的に涼しくなった。それでもご飯を食べているとジワジワと汗が吹き出してきた。食べれば食べるほど消化のために体が活動しているからなのか汗をかく。

食べた後は洗濯をして15:00まで昼寝。これがなくちゃ午後は始まらない。

午後は柿の摘果をする。放置されていた脚立には植物が巻き付いていた。人工物はすべて放っておくと自然に飲まれていく。

柿の摘果は初めてだったけど、キュウイの摘果とほとんど同じような感じで、枝を見てそこになりすぎているかいないかを確認して小さい柿は基本的に落としていく。

何本かやったけど、まだまだ柿の木が残っているのでちょっとづつやっていく。多目的小屋の側になっているナタマメが花から実になってきた。

午後も暑くて、柿の木の日陰に入っての作業だったけど汗が滴り落ちてきた。それでも、今(22:23)はとても涼しくて過ごしやすくなった。

日中の太陽に温められた体も夜の冷気でほてりがとれて今日もぐっすり眠れそうだ。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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