百姓日誌

Day123~133 コロナ療養、Day134 隔離生活からの開放

Day123~133 コロナ療養、Day134 隔離生活からの開放

8月17日(水)晴れ

久しぶりの作業へ。

6日の夜中から7日の朝方にかけて2時間おきに下痢が続き、朝方には治まったので作業をしようと思って十重田の草刈りへ行った。しかし、何だかフワフワしていておかしいなと思いながらも草刈りを続けていた。終わる頃には足に力が入らなくなってきていてこれは熱があるかもと思いながら昼ごはんを食べて、昼寝をして目が覚めて熱を測ったら38.0℃を超えていた。

午後の作業を休んで様子をみることにした。夕方に妻が抗体検査キットを薬局で買ってきてくれて一応検査をしたら陰性だったのでそのまま朝まで様子をみることにした。

翌朝8日。38.9℃。熱が下がらない。発熱以外には症状もほとんどなく、少し喉が痛いぐらいだった。ただその発熱がきつかった。援農に来ていた方の奥さんが元看護師さんで救急車呼んだほうがすぐ見てくれるよということで救急車を要請した(大げさじゃないかと内心思いながらも…)結局、緊急性のある症状でもなかったから妻の運転で病院へ行くことになった。

病院では車に乗ったまった検査をした。熱は39.2℃。検査の結果、コロナ陽性。血中酸素濃度も異常なく呼吸は正常にできていたし、発熱による悪寒と関節痛はあったが他にこれといった症状も見られなかったので、解熱剤と咳、たん、喉の薬をもらってそのまま自宅療養に入った。

6日から16日までの10日間が隔離期間で、濃厚接触者である妻と一緒に暮らしている松沢家の方々は5日間、症状が見られていない場合は特に検査をする必要もないらしくそのまま様子をみるだけの対応らしい。

病院から帰ってきた日は頭痛やあちこち関節が痛くて寝るのも辛かった。11日までは38.0℃台の熱が出て、解熱剤を飲んだりしながら布団の上でずっと過ごした。12日、約一週間ほどたって発熱も治まり36.0℃台を保つようになった。少しずつ太陽にあたったりして、体を動かそうと思って散歩をしたりしていたけれどすぐに疲れる。頭もフワフワしていて動くのが少し辛かった。

そして、16日ようやく隔離生活が終了して今日17日から元の生活へ戻れることになった。10日間動かなかったことによる体へのダメージが思いのほか大きく、一時間作業するだけで体が疲れる。午前一時間、午後一時間の作業をリハビリとして少しずつ体力を戻していかなければ。もうお尻やハムが筋肉痛っぽくなっている。

動きすぎることでも、動かなさすぎることでも人間の体は壊れていく。熱も2℃くらい上がっただけで動かないし、何かが多くても少なくても不調をきたす。かなり絶妙なバランスを保ちながら人間の体は動いている。

妻とほとんどの行動をともにしているし、療養中もずっとお世話をしてくれたのに彼女はなんの症状もでていない。なんという強さ。そしてずっとお世話してくれたことに感謝。

今のところ、自分以外にはコロナの症状がでていないので少し安心している。推奨される感染対策はしながら普通に過ごしていたけれどなっちゃったので、なるときにはなるなと。今のところ後遺症もみられないので良かったなと思う。ワクチンを打ったり、自己免疫を高めたり、どんな方法で防ぐかは人それぞれだろう。それぞれ色んな症状があるし、体は辛いのでならないに越したことはないと思う。

今日は午前中はサツマイモとかぼちゃのまわりの草刈りをした。鹿対策のためにネットを被せていた。その下ではツユクサがこんなにも成長してサツマイモのツルが見えなくなっていた。

草を刈り終えた。

かぼちゃももう少しで収穫できる。ヘタの部分が緑色から茶色くなってきたら収穫の合図。

稲も分結して、1本だったものが20本くらいにはなっている。

こっちはまた違う種類で細長いかぼちゃ。

多目的小屋の前にはゴーヤが実をつけていた。

ということで少し早めに作業を切り上げた。今までで10日間ほとんど動かなかったということがなかったので、体力が落ちるとはこういうことかと痛感している。痛み感じることで自分の体はこんな風に動いているんだなとまた新しい発見を楽しみながら生まれ変わっていこう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

-百姓日誌
-, , ,