百姓日誌

福津農園 Day33 里芋の植え付け

4月11日(月)晴れ

朝の定点観測。桜があっという間に散ってしまった。草もあっという間に育ってきた。これからは草との戦いらしい。

朝ごはんを済ませて、鶏のお世話から。キノコ棟のそばには梨の木が植えられて、花が咲いてきた。

今日も大根をコンテナいっぱいにして鶏にお届け。

スギちゃんにも大根をおすそわけ。ホントに美味しいところしか食べない。不味いと思ったものはすぐに弾いてしまう。

これは先日押切の柄が折れてしまったので針金と包帯ならぬ手ぬぐいで応急処置した。政満さん曰く、まずはここにあるものでどうにかしようと考えることが大事だよと、なんでもかんでも壊れたすぐに新しいものを買うんじゃなく、どうにかならないかな?と頭を働かせる。

そういうことができるようになるには子供の頃からの様々な実体験が必要で、知識ばかりを頭に詰め込むだけではとっさ時に出てこない。ここに遊びに来る子供たちの話になり、ある子供達が石と石をぶつけているから何をしているのかと聞いてみたら「矢じりを作ってるんだ」と言った。石にも硬い石、軟らか石、割れると丸くなる石、尖る石と様々ある。知識として知るよりも石と石をぶつけて矢じりを作るという実体験から得たものがあると、実際に勉強するという段階になった時もこれは石灰岩、これは花崗岩、これは〇〇岩でこんな性質があって、あ~そいえばあの時、石と石をぶつけて割れた時にあんな風になったのはこういう理由からなんだなとすーっと頭に入ってきやすくなる。

頭だけで考えるのではなくて、体を動かして行動するということで学びが深まるのではないかと思う。実際、サルサも動画を見ただけ、説明を聞いただけでは踊れるようにはならない。実際に体を動かすことでサルサというものを体で理解していく。それができるようになってくると、今度は見ただけですぐにどんな風に踊っているのか頭で理解できるようになってくる。

自分も子供の頃は近くの海や港、村の中の普段は入らないような場所に行ったりしてよく遊んだ。釣りをしたり、海に潜ったり、おじさんに山に連れて行かれてイヤイヤ山菜採りをしたり、友達と家の山でロープスライダーを作ったりとか色々してたなと思い出した。ゲームも好きだったけど、外で遊ぶのも同じくらい好きだった。

そんな体験が今ここでの作業やなんかに生きてきている。もちろん踊りをしていたことで体力もある。すべてが無駄なく今の自分に繋がっている感じがする。

さてさて、今日は昨日掘った里芋の種芋を植えていく。お家の正面の畑の桜の木の下あたりの畑が今回植える場所になる。

「これからは夏の草がどんどん生えくてるよ」とたえこさん。「これがツユクサでこっちは、ちゅな、ちゅなはこの地域での呼ばれ方で本当の名前はなんだっだけかな?」

まずは、線をはって植える場所をだいたい決める。

そしたら、備中鍬を使って50cm~70cmくらいの間隔で土を起す。芽を出して枝葉が成長した時にちょうど重なり合わないくらいの間隔らしい。

里芋を親芋とくっついてた部分を横にして埋めていく。

だいたい芋の2~3倍くらいの土がかぶるようする。

全部で9列できた。

午前中は作業はここまで。お昼ご飯は昨日の筍とワラビの煮物、本来はこの時期しか食べられないもの同士、旬の美味しさを噛みしめて味わえるこの喜び。美味かった。

午後は掘り出しておいた、種芋を片付けて。これはまた別の場所に植える。

植えた場所に上に鶏糞をまいていく。

撒き終わったら草の勢いを抑えるために刈っておいた草を芋の上にかぶせていく。

草をかぶせるとどこに何が植わっているのかわからなくなるので、ここからここまでの目印に竹と緑の棒を刺しておく。これで完了。

里芋が芽を出すのは1ヶ月以上先になるらしく、そのころには草に埋もれてしまっているだろうな。

次は、柿の木の剪定で出た枝を細かく切っていく。枝を切りながら、近くの梅の木を見ると小さな実ができているのに気づいた。緑にうっすら赤のグラデーションが美しくてコロンとしてて可愛らしい。

枝も切り終わってまだ時間がある、何しよっかということで持って帰ってきた太めの枝を撒き用に切っていくことにした。ガサガサ音がすると思って横に目をやるとヤモリが休んでいた。近づいても逃げることもなく、しばらくその場にいた。

17:30そろそろ終わりか~というところで用事を足しに行っていたたえこさんが帰ってきて「もう終わってもいいよ~」と。

日が長くなってきてまだまだ明るいけど、今日も一日お疲れさまでした。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生
赤石家のカズです。
2022年3月から農業の研修を開始!
誰かの役に立つかは分からないけど、困ってる自分を助ける。
他のだれかも同じことを思ってるかもしれないと思いながら。

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