百姓日誌

福津農園 Day34 青大将キャッチ&リリース、草刈り、里芋の植え付け

福津農園 Day34 青大将キャッチ&リリース、草刈り、里芋の植え付け

4月12日(火)晴れ 今日も暑くなるらしい

今日も朝からいい天気。苗も若干乾き気味、水分補給を。

自分たちの朝ごはんをすませて、次は鶏たちの朝ごはん。まずはお水を替える。

砂浴びをしている鶏を発見。足を使って上手に頭から砂をかぶって、羽の間まで砂を入れている。砂浴びをすることで羽についた寄生虫や雑菌を砂で洗落としてるらしい。人間がお風呂に入ってお湯を浴びると気持ちいいと感じるように、鶏も気持ちよそさそうな顔をしている。

が、砂浴びとは言っているけど、ここにあるのはほとんどが自分たちの糞が乾燥したものなんだよなーと人間の気持ちで鶏になってみたら微妙な気持ちになった。

ちびっこ達の水も替える。今日も皆元気に走り回っている。

さて今日は違う場所から、緑餌用の大根、小松菜、水菜を採っていく。

今日はコンテナ3個分の収穫。

鶏のお世話が終わって、上の鶏小屋まで戻って来た時、たえこさんの叫び声が聞こえた。何事かと思ったら、鶏の餌用の小屋に青大将がいてそれを見たたえこさんが思わず叫んだらしい。色んな虫とかは大丈夫らしいが、蛇はダメらしい。ということで、自分も初めて見たけどどっかに逃さなきゃなと思って捕まえることにした。毒はないですよね?と確認をして噛まれても大丈夫なことを確かめて捕まえてみた。

もっと力強く締めつけられるのかなと思ったけど、意外と力は強くなかった。見た目も油が塗ってあるのかと思うほどツヤツヤしていてすごく綺麗に見えた。ヌメってはいなくてしっかりと掴むことができる。

捕まえたあとはちょっと遠くに持っていってリリースした。これから頻繁に出てくるらしく今度は捕まえたら田んぼんの畦にできるモグラの穴に入れてあげればいいらしい。

初の蛇の生け捕りを成功させてた後は、草刈りをしていく。見上げるとそびえ立つ欅がみえる西の畑にはコゴミがなっていて、その脇に里芋を植えるために草を刈っていく。

そこが終わったら、キャベツ、ソラマメの草刈りも。

スッキリしたところで、お昼ごはんの時間になった。今日も筍を頂いた。そういえば草刈りをしながら、また筍の頭を発見した。どんどんと出てくる筍は木曜日にまた収穫、アク抜きをして朝市へ持っていく。

午後は午前中に草刈りした場所に里芋を植えていく。要領は昨日と同じ。まずはロープを張っていく。

里芋を植える穴をあけて、芋を置いて土の中へ。

後は、鶏糞をまいて

刈った草をかぶせておく。これで終了。この隣には後日生姜を植える。

日当たりの悪い西側の畑を出て、南の畑の前を通るともう夕方の太陽光がさしていた。

愛車となっている一輪車を止めてしばし畑を観察。

畑におりて、一昨日間引いたカブやほうれん草、チンゲンサイを見てみるとたった2日しか経っていないのにけっこう大きくなった。

ニンジンも弱々しい毛みたいな状態から、ニンジンらしい葉っぱが生えてきていた。

ソラマメが夕日でライトアップされていて何だか美しい。朝の光と夕方の光はなんだか特別な雰囲気を持っている。そこにあるものを美しく魅せてくれる不思議な力がある。

残り時間は玉ねぎの周りの草刈りをして、風通しを良くして、太陽光の吸収率をアップ。

作物の成長はホントに早いなと感じる。人間の寿命は100年ぐらいで作物は1年、ものによってはそれよりも短かったりする。1年で一生が終わるのだとすると目の前で見ているその成長にも納得できる。

作物の一生を目の前で見ているから、その成長していく姿に生命力の強さを感じて驚くのだろうか。にしても、見るたびにいちいち驚いている自分がそこにいる。

玉ねぎの草刈りを終えて今日も一日が終わる。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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