百姓日誌

福津農園 Day 37 夏野菜の種まき

福津農園 Day 37 夏野菜の種まき

4月17日(日)雨

今日は朝から雨。

朝ご飯を済ませたら、鶏のお世話。

元気に動き回るちびっこ達の中にはもう育雛箱の上に上がれるくらいのジャンプ力を持つ子もいて、飛び出しそうになっている。でもやっぱり集団行動が基本だからあまり1羽だけ特別な行動をとらない。コッコやケッケみたいに我が道を行く鶏は珍しい。

水を替えたら、イタリアンライグラスを刈って、刻んであたえる。コッコは相変わらずつまみ食い。たえこさんが餌を作りに来ると餌をもらえると思ってそちらに駆けていく。

スギちゃんもムシャムシャと何か食べている。

雨が降っていることもあり、今日は夏野菜の苗作りをしていく。まずは、腐葉土と赤土を1:1の割合で混ぜて育苗用の土を準備する。

小さいポットに土を8分目までいれて

水をたっぷりと注いで湿らせる。

まずは、奥三河の在来のナス「天狗なす」の種をまいていく。

ポット20個に3粒づつ蒔いていく。ポットの真ん中に少し間隔をあけて蒔く。

その上から土を1cmほど被せて軽く押さえる。

同じ要領で「中長なす」ポット20個分「万願寺唐辛子」ポット10個分に3粒づつ種を蒔いていく。

撒き終わったら、表札を立てて終わり。

小屋の隣のエンドウ豆は来た時にはネットに届くか届かないかの背だったのに、約1ヶ月が経って実がなっていてた。花が咲いていたところが実になって、ちょうど帽子をかぶっているようだった。傘のようで、今日の雨を凌ぐには丁度いい。

次はトウモロコシ(名前は思い出したら教えてくれるそう)の種を蒔いていく。

セルトレーに土を入れて。

こちらも3粒づつ置いて、指で軽く押し込む。

その上から土を被せ

土を押さえる

すべて終わったら、たっぷりと水をかけてしっかりと湿らせたら終わり。

本日最後の種まきはピーマンとトマト。まずはポットに土をいれる。

「やわらかいピーマン」はナスと同じ要領蒔く。

トマトは「甘九郎」

トマトの種にはうっすら毛が生えていた。大きくなったトマトの茎や枝にもふさふさの毛が生えていて、小さい時から毛深いらしいことを今日知った。

トマトの方はピーマンやナスよりも薄く土をかぶせる。

続いては「プリンスメロン」と「スイカ」の種を蒔く。写真を撮るの忘れた。

メロンの方は袋に11粒しか入っていなかったので1粒づつ蒔いていく。

スイカは3粒づつ。

蒔き終わったら土を被せて押さたら終わり。

できたものを外にある温床の上に置いて、ミラシートをかぶせる。土を触ってみるとかなり暖かい。まだ肌寒いこの時期に作物達の芽を覚ますために、この暖かさを使って気持ちよく目を覚ましてもらう。人間も寒いと布団から出たくなくなる。暖かくなった部屋なら目覚めも気持ちいい。

ただし、芽が成長して少し多くなったとき、シート内側が暑すぎると煮えて干からびてしまう。そこも人間の生活と似ている。真夏の暑さの中では人間も蒸されて汗をかいて、水分が抜けてしまう。一歩間違うと脱水をおこして死んでしまう。ということで、芽がでたら天候とも相談しながら苗にとってのいい環境を整えてあげる。

畑におりたので皆どうなってるかな?と思って覗いてみた。

大根

カブ

ニンジン

ほうれん草

チンゲンサイ

小松菜

ゴボウ

ジャガイモ

みんなグングン成長していて一安心。

こんななかでもジャガイモは育つ。でもそろそろ草刈りをして救出しないと。

今日はこのあとも雨が降り続けるらしく、お昼ご飯を食べたら午後はお休み。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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