百姓日誌

福津農園 Day 36 朝市へ その6

福津農園 Day 36 朝市へ その6

4月15日(金)曇り

ここに来て初めて霧雨の降る朝の天気。

朝ごはんを食べて、今日の朝市に持っていくコンテナのチェック。ウド、筍、野フキ、セリ、山菜が盛りだくさん。

蜘蛛の巣も霧雨に濡れて姿がクッキリ見えていた。こんなにも蜘蛛の巣が張っていたんだなと気づく。

準備をして朝市へ出発。

今日のラインナップはこんな感じ。山菜が多めで、これもあと少しで終わり。これからどんなものを持っていくのか楽しみだ。

雨が降ったり止んだりの天気でお客さんは来るかな?と思ったけれど、柑橘が少し残った程度でほとんどが売れいった。お客さんからウドの食べ方を質問されたりして分からなかったり、そのたびに政満さんに説明してもらって、それを横で聞いて今度はそうやって説明すればいいんだなと毎回勉強だ。お客さんと話をしながら、自分の知らないことを確かめなが少しずつ少しずつ覚えていく。

朝市が終わったあとはお昼ごはんを食べに、近くのカフェに行った。野菜たっぷりのカレーを頼んでみた。

見た目にはけっこう野菜乗ってるな~と思ったけど食べてみると「美味しくない。。。」いつも食べてる野菜と比べてしまう。どれも微妙な味で食欲があまりわかない。コーヒーはこだわっているようだったので、そこまではこだわっていなかったのが残念だった。これも主観でしかないので、他の人達はどう思っているのかは分からない。少なくとも農園で生活を共にしてる妻は同じような感想を持ったらしい。

せっかくこちらにいるので、カフェやお食事処を探して色んな所に行ってご飯を食べるとつい野菜の味を味わってしまう。こだわった農作物を使っているような場所に行っていないからだけど、まだ美味しい野菜を食べれる場所にはあたっていない。安いだけの美味しさを失った野菜ではなく、「美味しい野菜」が普通に使われるようになったら良いのにななんて思う。その美味しい野菜をどうやって作って行くのかを農園で暮らしながら探っていく。

今日はお昼を食べて農園に戻ってきてやらなければならない仕事に取り掛かる。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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