9月30日(金)晴れ
少し早めに起きて難しい本を読んでいく修行だ。今日は朝市に行くために早めの朝食をとって荷物を積んだら出発だ。
車を走らせ豊橋へ向かう。日差しを浴びると暑けれど、窓を開けて外の空気だけでも十分涼しいもうエアコンはいらい、そんなところからも秋の空気が漂ってくる。
アツミに着いて政満さんを待つかと思っている間もなく、同時くらいに着いていた。荷物を降ろしてコンテナを並べていく、そこへワ~っと人だかりができる。まだまだ降ろしたいコンテナがあるのに人々はこちらに気づいてくれず「すみませ~ん」と声を掛けて「あらごめん」と言いながらも移動してもらえない中、なんとかお客さんをかき分けなが置いていく。
すべてのコンテナを並べ終わるころには利平栗の入っていたコンテナは空っぽになっていた。9月18日ころから栗拾いが始まった。木に残っている栗を見てみるとすでに残りわずかで来週持っていって終わりといったところ。スーパーに行くと年中栗があるような気がするけれど、こうして収穫してみると1年で栗を食べられるのは3週間ほどしかないんだな思う。
無理なく自然のサイクルの中で育った栗は美味しい。それを皆さん知っているのだろうコンテナを空っぽにしてしまう勢いもわからずでもない。
最初の数十分を乗り切ればあとはゆったいりとした流れになっていく。いつものお客さんや新しいいお客さん、美味しいなと思ってまた来てくれた嬉しいし、自分には合わないなと思って手にとってもらえなくなることもあったらそれはしょうがない。味覚はそれぞれ違って万人に受けるものなんてないのだ。
朝市も終わって今日は何を食べようかというのがいつもの会話。ということで本日のランチはイルバルバのパンとコーヒーにした。4種のチーズのなんとかとベーコンエピ、そしてナッツッツ。ナッツがゴロゴロ入っていて、ガリガリとパンではなくナッツを食べるナッツッツ旨い。
帰り道に食後のデザートと称してミニストップのプリンパフェとプレミアム紅芋ソフトクリームを食べながら戻ることにした。
戻ってきてから少し休憩して、気になっている人参の草取りと間引きをするために鶏舎の前を通ると大ちゃんがなにやらビニール袋に噛み付いてる。
袋の中には冷蔵庫に入れておいて忘れ去られた鶏が入っていたらしく、それを食べたくて興奮していたらしい。
と興奮する大ちゃんを横目に畑に向かって作業をした。あとは栗拾いをして今日は終わり。