12月9日(金)晴れ
いざ朝市へ。
今日はカブが充実している。銀杏はそろそろ買う人も少なくなってきた。お正月ころまでは美味しく食べられるらしい。自分はあまり進んで食べるところまで好きにはなれなかったけれど、好きな人は毎週買ってくれていってる。
ネギはものの1分もせずに置いた瞬間になくなっていった。夏の暑さを乗り越えようやくできたネギ、年中あるように思うけれど育ててみると冬にようやく食べられるものなんだなと思った。野菜は野菜自身の旬の時期に食べるのが一番美味しい、朝市に来られる人達がそれを一番分かっている。いつでも食べられるようにしてしまったがために不味い野菜になってしまっているというのはある意味残念なことだ。食料確保のためにはまずは許容しなければならないのか、その反面、不味いことによってせっかく確保している食料を好んで食べる人が少なくなってしまうということにも繋がりかねない。不味さを覆い隠すように色んな味をつけるようにしないと食べられなくなってしまう。
本当に食材が美味しかったらシンプルな味付けだけでいけるんだということを農園での生活で身を持って知っている最中だ。
途中で音楽好きで、自分が読んでいる本とかとも興味がかぶるおじさんと話がはずんで接客はそっちのけで(他の研修生にまかせて)色々と話しこんでしまった。
朝市を終えた自分達は仙台へ向かう準備をするために一旦農園に帰って、車にカーテンをつけたり(レールから外れてしまって一旦全部外していた)、布団を積んだりと準備を終えたのは16:00だった。そこから海老名SAを目指した。
夕食を食べて、もうひとっ走りと自分の運転で走り始めたがすぐに眠気が襲ってきてあえなく途中交代、妻にバトンタッチして那須高原SAまで走ってもらってそこで寝ることにした。