百姓日誌

福津農園 Day91 ジャガイモの選別、収穫

福津農園 Day91 ジャガイモの選別、収穫

6月30日(木)晴れ

日に日に暑くなっていく愛知県。明日のピークに向かって気温も上昇中。それでも変わらぬものもある。

ということで鶏の世話から始める。烏骨鶏達はいつも水がすっからかんで水を持っていくといっせいに集まってきて水を飲み始める。

ヒナたちも水を目指して集まってくる。毛のない人間でも暑いのだから羽に覆われている彼らの方がもっと暑さを感じているだろう。

水を替えたら田んぼの畦の草を刈って配っていく。暑くて卵を産む数も減ってきているけど体の調子はいつも整えておかないとね。

キノコ棟から戻る時に綺麗に咲いていたのはヤブカンゾウの花。春は野草として舌を楽しませて、夏は目を楽しませてくるれる2度美味しいヤブカンゾウ。

鶏のお世話が終わったら、ジャガイモの選別。男爵、ニシユタカ、メークイン、アイノアカを選別して箱に入れていく。ニシユタカはできが良かったらしく、温かい地方や、寒い地方、どこでそのジャガイモが生まれたかで育ちやすさは変わってくるらしい。それぞれの作物がどんなところの出身かというのを頭に入れて、できる限りそれに近づけた環境を整えてあげるということが必要だ。

全部の選別を終えた所で午前中の作業は終了。屋根のある多目的小屋は風も通って気持ちがよくて、炎天下での作業とは別世界に感じた。ここ2日炎天下のもと作業していたので、あんなに暑い中動くもんじゃないなと思った。それでもやらなければならないことは常にある。

午後の作業はまず選別した腐ったジャガイモ(ドロっと溶けて独特の匂いを放つジャガイモ)や腐ったみかん、梅を新開墾にある柿の木の側に戻す。

終わったら、キュウリとインゲンの収穫。

インゲンは1.2kgぐらいの量になった。

キュウリはまだまだこれからということで、椎葉村在来3本、普通のキュウリ4本。これは自家用に。

ダイちゃんも暑さに参ってる?

収穫後は袋詰班と草集め班に分かれて作業。自分は先日刈った家の前の斜面の草を集めてカボチャのために草を敷いていく。

終わったら袋詰に合流して、せっせと朝市の準備をしていく。

一段落したらブラブラしながら今日の夕食の材料をとりに行く。先日蒔いたセロリの芽が出てきた。

あれ?君はトマト?

こっちがセロリかな?あと雑草も。

ナスの葉っぱの間にカエル一年生が太陽に焼かれないように葉っぱを日傘に上手いこと隠れている。

多目的小屋に置いていたジャガイモを取りに行くと道を間違ったナタマメを発見。これ以上進むと竹の枝の先は何もなくて行き止まり、進路変更してあげた。

日も沈んでいく。今日はこのへんで作業終了。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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