KAZUKIの雑記 サルサ日誌

兼六園散策と金沢サルサ練習会

兼六園散策と金沢サルサ練習会

3月10日(金)雨のち晴れ

車の中で一夜を明かして、朝方大雨の音で目を覚ました。そのまま昨日の出来事を書いて雨が上がるのを待った。7時ころにはようやく雨が上がった。

9:00ころまでブログを書いてそれから今日の目的地、金沢へ出発!

その前に富山で用事を足して、妻がリサーチしていたお寿司屋さん「すし玉」へ。

久しぶりの寿司に興奮する妻、どんどん注文するけどそんなに食べれるの?と思いながら、「あとは食べてから様子見たほうがいいんじゃない?」とタブレットを操作する手を止めさせた。

自分はそんなにお寿司は好きではないのでお稲荷さんやサイドメニューを攻める。妻が注文したものを少しだけ食べたけれどやっぱりそんなにお刺身が好きなわけではないことを再確認した。

夜から金沢で用事があるのでそれまで時間があるなということで、金沢といったら兼六園にいくしかない!ということで兼六園へ向かう。その前にコーヒーが飲みたいなということでグーグルマップで検索。一個目のところは満席で入れずすかさず検索して見つけた「SUNNY BELL COFFEE」へ。

その後は兼六園へ。

兼六園には初めて来た。小さい頃に父と母に連れられて日本全国旅に行っているみたいだけれどほとんど記憶がない、というか呼び起こせない。実家に帰るとたくさんの記念写真があるけれど、見てもあまりピンとこない。本当に行ったのだろうか?とさえ思う。でも大きくなって弟も一緒に行くようになり、一緒に行った弟の方がその記憶をよく覚えていてそうだった?なんて話たりする。

たしか兼六園の写真はなかったような気がする。自分の中では石で作られた庭を想像していたけれどそれは違う場所だったらしい。松の大木がところ狭しと植えられていてその佇まいは威厳を保っている。どれもこれも熟練の老師のように味のある松ばかりだった。

それとその下に生息している苔の絨毯もみごとだった。中を歩いている小さな雑草も見逃さないとばかりに草取りをしている人達がいた。この人達の手入れのお陰でこの場所が成り立っているのだと気づいた。

この中を流れる小川の中も竹箒ではいて手入れされている。松という生命体やなんかが息づいている感じはするけれど、たくさんの生物の息遣いは聞こえてこない。人間の手によって作られた人工的な芸術作品でもある。そういう美しさがある。福津農「園」とはまた違う人工物としての美しさが。

中を散策したあとはその側にある金沢城跡をぐるりと散策。すべては復元されていないけれどその広さに驚いた。ここにお城があったのか~と想像しながら脛の筋肉が痛くなるまで歩いた。

帰り際、石垣の組み方が展示されていて妻から「もしかして石垣の組み方勉強したいなんて言わないよね?」と問いかけられた。「もしかしたら必要かもしれないね」と答えるに留まり、学びた欲がと留まることをしらない自分をどうにか抑えるのに必死だった。

さて、そろそろ集合時間も近くなってきた。今日は金沢でのサルサ練習会に遊びに行きたいなと主催している高橋さんに声をかけさせてもらっていた。純粋に練習会で一緒に練習してみたいなという思いだったのだけれどレッスンして欲しいということになった。高橋さんは仙台でのイベントやレッスンなど開催していた時によく参加してくださっていた。数年前に福島から金沢に転勤されて遊びには行きたいなと思っていた。それでちょうど青森に帰省する前にと今回の機会を頂いた。

練習会の前にサイゼリアで軽くご飯を食べて、高橋さんの近況を聞いたり、僕らの展望を語ったりしながら過ごして、20:00から始めるレッスン会場へと向かった。会場は山の中にある金沢大学を通り過ぎてさらに車を走らせた場所にあった。

レッスンでは以前オンラインで参加してくれていた方もいて実際会うのは初めてなのに何だか初めてじゃないような不思議な気持ちを味わった。もちろん、はじめましての方もいて、そういえば新しい場所でレッスンをしたりするときはこんな感じだったな~と思い出した。レッスンを1時間してその後は音楽を掛けて自由に踊る時間の中で参加していただいた方々とミニパーティー的な気分でさらに1時間ほど楽しんだ。

パーティーの時間というのはとても大事で一つの音楽を参加した人同士で共有することで小難しいことを何も考えずに楽しむことができる。その時だけは生徒と先生という関係は音楽と一体化して習うものも教えるものもいない時間にかわる。そんな時間を一緒に過ごすことができたなら、人と人との淡いにある目には見えない扉も開く。人の心の扉が開く前にまずは鍵が固く閉まっている。今度は鍵を開けたとしても扉の蝶番やなんかが錆びついて開きずらくなっているかもしれない。音楽やダンス、人とする色んな趣味はそういうものを潤滑にしてくれるアイテムなのだと思う。一緒にサルサを踊る、人と何かをする、そんなちょっとしたことで「ヒラケゴマ」なんて言葉以上の魔法によって今まで開かなかった扉は少しずつなめらかに開け締めできるようになる。

あっという間に終わりの時間22:00になった。片付けをして解散して今夜の車中泊場所へ向かった。和おんの湯というところが車中泊用の駐車場を完備していて、0時まで温泉にも入れる。電源が必要人はオプションで電源のある場所も選べる。と言ってもただの車が停められる駐車場だ。それ以上に特に何もない。施設が0時には終わるので朝の5時まではトイレも使えないので近隣のコンビニは24時間営業のスーパーを使ってねと言われる。それでも車を停めておいてもいいよと言ってくれるだけ有り難い。もちろん有料で。

そんなこんなで金沢の一日は終わってゆく。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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