Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

木こり日誌

2023/12/9

新城キッコリーズ Day161 薪土場へ運んで、午後は新しい現場へ

12月7日(木) 午前中は土場に溜まっていた丸太を薪土場に運んでいく。グラップルで積んで、薪土場ではユニックで下ろす。 午前中で作業を終えてお昼ごはん、食いかけで酷いけれど、昨晩妙子さんが夕食に作ってくれたイノシシのひき肉で作ってくれたハンバーグが美味しい。盆栽センターでお味噌汁とおでんを注文して温かい室内でお昼ごはんを食べる。 午後からは新しい現場。井代の森の入口の手前側の道路沿いの木から伐っていく。川に入らないようにチルホールで引っ張りながら。チルホールは基本的に倒したい方向に引くというよりは木の重心 ...

no image

木こり日誌

2023/12/9

新城キッコリーズ Day160 今までの現場の片付け作業

12月6日(水) 明日から新しい現場に入るために今まで作業していた場所に伐倒したままになっていた木を造材・集材していく。 ウィンチを使って奥の方から木を引っ張り出してきて4mの丸太にして土場まで運び出していく。午前中でひとまず造材は終わって午後から運搬することになった。 午後は林内作業車で往復して16:00ころにはようやく終了した。作業を終えることにはすでに真っ暗になっていた。17:00ともなると山の中は真っ暗。

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/12/9

新城キッコリーズ Day159 分割することなんてできないこの世界で

12月5日(火)くもり 昨日は函館から愛知に帰ってきた。15:00ころには着いて本でも読むかと思って空港のそばのイオンにしばらく居座って「自然ってなんだろうか」を読んでいた。 読み終わって火曜の今日は環境学習会で小学生達と森に入る。準備をしながら田實さんの話を聞いていた。県の職員と話が合わない。それはなぜか? 森林をどういうふうに見ているかということが大きく関わっている。国には農林水産省、環境省と同じ「自然」を相手にする省がある。けれどもそれぞれの見方は違う。農林水産省のうち林野庁は林業経営、木材産業、森 ...

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/12/2

ネイチャーゲームリーダー養成講座・そこにあるものに気づくために

WORKSHOP VO!!で毎月更新しているWEBマガジンの「サルサソース」から転記しています。 https://workshopvo.com/archives/9516 今週から急に寒くなってきた愛知県の新城市、全国的に冷え込んでいるのだろうか?キッコリーズの仕事が忙しくて師走の和尚様かと思うくらいにあちこちに走り回っていた。 毎月7日に更新を目標にしていたサルサソースを更新することができず、すでに11月も後半戦に入っているではないか!本来なら10月のことを振り返りつつ何を書こうかと考えるのだけれどすで ...

木こり日誌

2023/12/2

Day141~158 ようやく11月を振り返る

11月1日(水) 中学校で森林林業環境学習をおこなった。 11月2日(木) 今日からNEW チェーンソーをデビューさせた。排気量もアップしてサクサクと伐ってくれるはず。 間伐がすんでいなかったところを引き続き伐って丸太を出した。 それが終わったあとは看板用の木を準備。 11月3日(金) まずはウッドフェンス用の丸太になる木を選木。胸高直径で30cmくらいないと目的の太さの丸太がとれないということで田實さんと選木してテープを巻いていった。 まだまだ暑かったようで外でアイスコーヒーと体に悪そうなパンを頂いた。 ...

サルサ日誌

2023/11/26

キューバンサルサ レッスン&パーティー 函館

本業(?)の木こり日誌を更新できずにいるわたくし、今月中には今月中にはと悶絶しながらその時はまだかたと伺っているところ、こちらはもはや来週の土曜日12月2日のお話。日付を見てもう12月かと今年も終わりだなぁとすでにカウントダウンに入ってしまいそうな気分になる。 函館でのレッスン&パーティーは4年ぶりということらしい、そんなに経っていたかと驚く、コロナ前に行ったっきりなのでそのくらいは経っているかとは思ったが4年とは... ゼロにはなっていないだろうから、何をやろうかな?とは考えはしたけれど新しく始められた ...

木こり日誌

2023/12/2

Day139,140 スウェーデントーチ作り

10月30日(月) 午前中はホルツ行きの丸太を集材。午後にホルツへと運んだ。 10月31日(火) 鳳来寺中学校の出前授業の準備を進めていた。スウェーデントーチというものを初めて作った。 中学校では「丸太切り体験」「薪割り体験」「焚き火体験」そして水源涵養実験をみんなに体験してもらう。これらは防災という観点からも必要とされる知識と技術だということでその辺をからめてお話してくる。

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/10/29

新城キッコリーズ Day131~138 あれから2週間何をしていたのかを振り返る

こうしてようやくペンを持って...という冗談はさておき、ようやく日誌を更新できる。去年は毎日続けてきた日誌の更新作業、今までなにかの本で読んだりはしていたけれど、歯磨きや顔を洗ったりとかの毎日の欠かせない習慣、欠かせなくなってしまった習慣とでも言うのだろうか。おそらくそれと同じくらいには「書く」ということが習慣として身についたのか、ここまで書かない、書けないでいるとなんだかむず痒い感じが僕中にある。書かなきゃいけないという強迫観念とはまた違う何か、書くことで思考が整理されている気持ちよさというのもあるだろ ...

木こり日誌

2023/10/16

新城キッコリーズ Day121~130 時の流れが早い今日このごろ

Day121 9月30日(土) 福井から帰ってきて、丸太をださなきゃやばいということで土曜だったけれど作業。 ほうのきの子供が枯れていた。 薪土場行きの丸太を積み込み。 その後は木を伐倒。 Day122 10月2日(月) 土曜日に積んでおいた丸太を薪土場へ下ろしに行った。 今日はブレーカーを借りてきて朝から岩を砕くという作業があったがホースのコネクターが合わなかったり、あったと思ったらホースが短くて動かしたらすっぽ抜けてしまったりと田實さんは散々な一日だったようだ。 土曜日に伐ってあった丸太を出してきて、 ...

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/10/1

新城キッコリーズ Day119,120 福井へ研修の旅「意思あるところに道は拓ける」

9月28日(木) 福井研修の始まりは寝不足からスタート! 昨日の夜はWORKSHOP VO!!の読書会 SUBURI STUDIOがあった。まだ読み終わってなかったので課題図書を読むために朝もはよから起きて何とか読み終えた。 今は「技法以前」という本を読んでいて、統合失調症の人のケアの話なのだけれどそういう病気を抱えていない僕らにも当てはまる話がもりだくさん書かれている。 思っていることが反転するということが起こる。例えば、だれかのことが好きになった時に好きなんだという思いを伝えたい、でも、その後「私も好 ...

木こり日誌

2023/9/29

新城キッコリーズ Day118 道作り一時停止、作業は刻々と変わりゆく

9月27日(水) 長めの朝礼が終わって作業が始まる。自分は経営というほど経営していたわけではないけれど、自分のやっていたサルサを通してイベントを開催していた。その都度、組織を作ってサルサのクラスに通ってくれいた方々や知り合った方など色んな人達に協力してもらっていた。イベントの収支的にはマイナスが多かったので経営は失敗しているのだけれど、青森でサルサをやっているといえばKAZUというくらいにはなっていたのだろうか(サルサ界隈では)、広告宣伝費だと思えば、そのおかげで色んな場所でレッスンをさせてもらっていたな ...

木こり日誌

2023/9/29

新城キッコリーズ Day117 道作りのために先行伐採

9月26日(火) 今日は道作りを進めるために障害になる木を伐った。枝払い、造材して道の脇に一旦寄せておいた。 午後はこれから進んでいく先にある金木などを伐って、道を作るために土が斜面の下に落とされるので、それに埋もれてしまわないように道になるであろう場所よりも数メートル下に片付けた。 今はちょうど大きな岩盤がある場所を通っているかなりの難所らしくもしかしたら思うように進まないかもしれない。明日の状況しだいでまた作業内容は変わっていく。変わりやすい空模様のように刻一刻と状況は変化していく。 諸行無常、何かが ...

木こり日誌

2023/9/29

新城キッコリーズ Day116 わくわく探検隊山の整備へ、森林思考

9月25日(月) 今日はわくわくたんけん山を探検しに来た。わけではなく、山の整備に来た。田實さんが関わり続けて10年ほどだと言う。今は廃校になった新城市立菅守小学校の裏山は散策ルートもあり、毎年整備してきている。 この森の特徴はなんといっても広葉樹がたくさん生息している。 たかのつめ そよご しろもじ そのほかにも、松、コナラ、こうはな、アセボ、ヒサカキ、紅葉、もみの木、クサギなどなど、他にも名前を知らない植物がたくさんあったと思う。思わず帰ってから樹木大図鑑と葉っぱで分かる樹木ハンドブックを買ってしまっ ...

木こり日誌

2023/9/24

新城キッコリーズ Day115 丸太の運搬

9月22日(金) 井代に向かうときには小雨がぱらついていた。到着してしばらくしても本降りにはならずに止んでくれたの作業はできそうだ。 林内に出ている造材した丸太を林内作業車を使って運び出していく作業をした。 途中で間伐してきた場所を見上げて、どんなもんかと考えていた。あれを伐ったほうがいいのか、金木がまだ多いからもう少し伐ろうか、この間見たあの状態をイメージしながら見ていく。 午後は何本か木を伐倒して道作りの邪魔にならないように片付けて仕事を終えた。

木こり日誌

2023/9/24

新城キッコリーズ Day114 カケラプレート作りと取材

9月21日(木) 朝から雨のため森には入れず、ラボにて丸太の皮むきとカケラプレート作り。 10:00に雑誌の取材のためつまみ枝豆さんが来るということで整理整頓して準備。 この投稿をInstagramで見る 田實 健一(@kikkorys)がシェアした投稿 午後も引き続き同じ作業をして終わった。

木こり日誌

2023/9/24

新城キッコリーズ Day113 造材する一日

9月20日(水) 今日も伐倒した木を造材していく。目的の木まで歩いて行く途中にある金木をちょうどよく間引くように伐りながら行く。森の中がスッキリ見えるようにイメージしながら。 横移動と縦移動を繰り返していく。 どんどんと休憩に入るタイミングが早まっていく(笑) 長さを測りながら、枝を払って下まで降りていく。 昨日今日で造材してきた奴らを見ると少し達成感が湧いてくる。 途中、チェーンソーの操作を誤って、刃の回転が落ちたところ左足のズボンの表面にカスッた。履いててよかったチェーンソーパンツ、この下には綿が入っ ...

木こり日誌

2023/9/20

新城キッコリーズ Day112 造材、伐倒、搬出、道作りについて

9月19日(火) 朝は雨がぱらつき山に入れるかな?と思っていたけれどなんとか持ちこたえたようだ。 社長は事務作業で忙しい、たしかに現場作業している場合ではない。長年かけていろんな資格を取得したり活動をしてきたことが花開くときが迫ってきている。木が成長するようにゆっくりゆっくりと時間をかけてここまで来たんだろうな。地球環境を守ることへの関心がさらに高まってきていることも相まってさらに求められる人になっていくのだと思う。 林業の現場では高性能機械の導入がさかんに叫ばれていて、どこかで聞いた話だなと思ったら農業 ...

木こり日誌

2023/9/20

新城キッコリーズ Day111 薪土場へ丸太を運ぶ

9月18日(月) 今日は山の土場に残っていた薪用の丸太を薪土場に運んだ。午前中に一回、午後にもう一回。 丸太を下ろして、空いた時間は割った薪を初めてラック詰めした。

木こり日誌

2023/9/20

新城キッコリーズ Day110 丸太の搬出とホルツ三河へ丸太を運ぶ

9月15日(金) 盆栽センターの小上がりにキャンプ用マットを敷いて、寝袋で寝ていた。朝は熱くて目を覚ました。外に出てみるとかなり涼しくてしばらく外で涼んでから身支度を整えた。 午前中は新たに道作りをするために邪魔になっている木を伐って出していく。田實さんがこの山を管理する前からあった生活道はほとんど使われていなかったが、上からも材を出すために改めて整地して機械が走れるようになった。が少し怖い、いつも走っていた谷の下側の道が見える高い位置に道がある。 午後は午前中に出した丸太を積んでホルツ三河へ。 今日はこ ...

木こり日誌

2023/9/19

新城キッコリーズ Day109 小学校にて出前授業

9月14日(木) この日は小学校での森林、林業出前授業。 自己紹介で無茶振りのサルサを披露して、田實さんによる2時間ほどの授業が始まる。 森、林、樹木園の違いに始まり、それぞれを管理する人の違い、水源涵養実験を通して森を手入れしていくことの大切さを語る。 学校のそばには川が流れていて、その川の水がどこから流れてきて、どこへ流れていくのかを班に分かれた子供たちに考えてもらった。森の環境を整えることは、自分たちが暮らす地域に流れる川のためであり、川に暮らす生物たちのためでもある。川の水を利用し田んぼでお米もつ ...