Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

木こり日誌

2023/9/19

新城キッコリーズ Day108 木の形も価値観も色々

9月13日(水) 先週やっとこさ日誌を更新して気づいたらもう一週間が経っている(今これを書いているのは9月19日火曜) この日は午後に宮大工の棟梁が田實山に立っている木を見に来るということで林内に残っていた丸太などを出していたと記憶している。 曲がっていてもド太い木がある。市場に持っていくと交換価値としてはほぼ価値なしなのだけれど、宮大工にかかればそんな木にも価値が出てくる。そのものにどんな価値を付与するのかは人それぞれで他の人が価値のないもんだと判断しても、それには何らかの価値を見出すことはできるのだろ ...

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/9/19

9月7日からの振り返り、そして Day107 まさかのゼロ・ポイント・フィールド仮説

9月7日(木) 鎌倉へ出発 先週は木曜日に間伐の続きをした。台風が来る予定だったので早めに鎌倉に移動しようと思って仕事が終わってから大急ぎで洗濯やら、木曜の夕飯当番をこなして鎌倉方面へ向かう最終の新幹線に飛び乗った。 0時前には着いてシャワーを浴びて速攻で寝た。 9月8日 (金)昼はダラダラ、夕飯を作って妻を待つ 鎌倉に行っても妻は仕事なので日中は一人で過ごすことになっている。遅くに着いたこともあって寝たいだけ寝て起きた。台風が来る予定になっていたけれど思いのほか雨も風も強くなく、何をするでもなく、本を読 ...

KAZUKIの雑記 木こり日誌

2023/9/6

新城キッコリーズ Day104(くらい) すべてはこの夏の暑さのせい

9月6日(水)雨 日誌を書こう書こうと思いつつ前回の更新からあっという間に一月過ぎてしまった。全てはこの暑さのせいだ。そう暑さのせいにしてしまえば済むことだ。 日々の仕事では滝のように汗をかき、着ているものは汗の吸収キャパオーバーをおこしている。沢にダイブするまでもなくびしょ濡れになっていくもんだから、お昼に1回着替える。ついでに沢に全身つかってクールダウンする。午後も同じくらい体から汗が出る。帰る前に再び着替える。1リットルの水筒を2本、2リットルの麦茶を入れたボトルが空っぽになる日もある。普通なら4リ ...

KAZUKIの雑記

2023/8/9

夏のクーラーは体を睡眠モードへと誘う

8月8日,9日 晴れ時々雨 気づいたらコーヒー屋さんの椅子に座っていた。それほど今日の時間はあっという間に過ぎてしまった。意識は飛んでほとんど寝ていたんじゃないだろうか、それでも学科の試験にはパスした。前にも書いたけれど一応だれでも受かるようになっている。マーク式のテストではあるけれど学科の最後の時間には「この部分が○×△…ゴニョゴニョ..」と大大ヒントを与えてくれる。 お陰で半分以上は意識を失いつつも最後の最後に挽回できるシステムになっている。なんのための技能講習なのだろうか、これにお金を払う意味はある ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day88 ホルツへ丸太を運ぶ

8月7日(月)晴れ 土曜はしっかり休んで、日曜日は盆栽センターでバイトをして終わったあとはコメダでサルサソースを書いてと週末はあっという間に過ぎていった。平日も十分早く過ぎていく。充実しているということだな。 https://workshopvo.com/archives/8657 今日は雨が降ったり止んだりの天気で山で作業ができないので今出ている丸太をホルツへと運ぶ。 作手からだと往復するだけで1時間ちょっとかかる。一回では運べない量だったのでお昼休憩を挟んで2回運んだ。 ほとんど車に乗っていただけだっ ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day87 花火大会のために川にワイヤーを張る

8月4日(金)晴れ 先週の金曜日に草を刈って準備が整っている川にワイヤーを張っていく。 カシの木の上にワイヤーを渡す。 スローラインにロープをくくりつけて、対岸で受け取る。 そして、そのロープにワイヤーをくくって100mほど先まで引っ張っていく。ワイヤーが川の中につかっているから重みもましている。 対岸の草を刈った場所にゴミを捨てていくヒデぇ人間がいるもんだ。バーベキューをしたら持ち帰りましょう。大人がこれなんだから子供達になんにも言えないよ。 ここからはもう何をやっているのかほぼ理解できず言われるがまま ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day86 ユニックで初めての丸太下ろし

8月3日(木)晴れ 今日は少し早めに出発。 初めての丸太下ろし。ドキドキした。無事に下ろせたと思う。 荷台に上がったり、下りたりしながら丸太をコントロールしながらと意外と運動量も多かったのか、遮るものがない土場での作業で大汗をかいた。そこから作手に上がる。 昨日もらったキュウリ、津具のトマトを持ってきた。 午後は造材、集材。昨日ようやく最後まで道が開通した。

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day85 林内作業車でタンコロ集め

8月2日(水)晴れ 今日は午前中からタンコロ集め。初めて林内作業だけで集材する。どんな風にこの機械を使ったら上手く載せていけるのかを考えながらやっているとあっという間に時間が過ぎてお昼になった。 午後は…記憶も記録もない。そんな時もある。

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day84 集材、雨はいつも突然に

8月1日(火)晴れのち雨 午前中は道作りの邪魔になりそうな丸太を運び出しておく。 ご飯を食べて。 さぁ作業しようと思っていた突然の大雨 1時間くらい降り続いてようやく止んだ。作手の天気は変わりやすい。大地に降り注いだ雨がまた空へと戻っていく。妖精の住む森へと迷い込んだような錯覚になるほど差し込む光で森の中が幻想的な雰囲気に変わっている。 グラップルからバケットに交換して今日の作業は終了。

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day83 伐倒、造材、集材

7月31日(月)晴れ 田實さんが道作りをする間に伐れる木を伐っておく。 お昼を食べる。 午後は集材して造材して土場へと丸太を運び出す。

KAZUKIの雑記

2023/8/8

「呼吸」という自動的なものを意識的に行うことの意味

7月29日(土)晴れ 日誌がようやく現実の世界に追いついてきた。10日から働き始めてその週末は東京へ行って戻ってきて一週間が始まり、先週末は講習を受けに行った。そういえば座学のときエアコンが効きすぎていて寒さに耐えながら講習を受けていたせいかその何日間か腹を壊していた。エアコンの寒さってこれのことかと身をもって経験した。 無事に資格は取れた。まぁだれでも取れるようになっているのだ。この人に資格取らせて大丈夫なんですか?と思われるような方もいたけれど…。資格を持っているというだけではなんの証にもならないなと ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day82 新城の花火大会 「銀滝」の準備

7月28日(金)晴れ 今日は新城にある桜淵公園へ。13日に花火大会があって、ナイアガラの滝のような花火「銀滝」をやるために川の上に100mのワイヤーを張る。昔は山と山の間にワイヤーを張って丸太を集材していた。架線集材というらしい。そんな林業の技術が花火に使われる。 ということでキッコリーズラボに集合して必要なものを持って公園に向かう。 今日も猛烈に暑い。川のそばだから涼しいかと思いきや全然そんなことはない…。 対岸にワイヤーを渡すために、邪魔になる草を刈る作業をした。 その間にみんなはワイヤーを縛り付ける ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day81 猛暑日が続いてますが体にお気をつけて

7月27日(木)晴れのち雨 農園の前の県道は今年中には直りそうにはないらいしく、裏の林道を通って県道へと出る。すっかり車も通ることもなくなったから、夜中は野生の動物達がかっぽしているに違いない。どうやら僕が朝一の通行人だったらしく木が倒れてきていて通れなかった。 時間がないのに…と思いながらも、車に積んでいたチェーンソーで片付けた。 なんとか時間には間に合って到着した。家から現場まで小一時間かかる。遅い車がいたり街中の信号に引っかかりまくるとさらに遅れる。 今日は道を作り始めるために道の入口付近の丸太を出 ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day80 集材する日

7月26日(水)晴れ 今日は一日、昨日伐った木を運び出していく。 簡素で贅沢なお弁当がシリーズ化している。夏の暑い中で作業した体はご飯を容易に体の中に入れてくれない。 ホルツ行きの丸太を集めて、トラックへ積んで本日の作業は終了。

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day79 伐ることで新たな選木は始まる

7月25日(火)晴れ まだ道作りにははいらず、平らな場所で残っている木を伐っていく。 田實さんが選木して伐る木を決めてはいる。けれどもそれにすら囚われてはいけないと言う。 選木してあるとしても伐っていくと風景が変わっていく、伐りすぎていないか、伐り足りないかを伐りながら常に考える。 何らかを決断して実行していくというのはとても不安なことだ。自分で考えて行動して失敗のようなもや成功のようなものを体験していくことで自信を失いそうになったり、自信が付いてきたりする。 自分が考えたことがこの世界に反映されるとその ...

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木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day78 少し伐倒してホルツへ運搬

7月24日(月)晴れ ホルツに運べるようにトラックを満杯にして、今日は午前中だけ作手で作業をした。

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day77 作業道を作るために伐倒

7月20日(木)晴れ 今日も引続き作業道を通すために木を伐っていく。 作手は井代や福津よりも標高が高く500mほどある。冬になると雪がふるほどで、それほど気温差もある。下での作業よりも暑さも少しだけ和らいでいる感じがする。 道を通す予定の場所まで木を切り終えて、入り口付近の丸太を片付けておく。 僕は明日から金土日で小型移動式クレーン(トラックにクレーンが着いたやつ)の免許を取りにいく。ということで明日一日はお任せしました。

KAZUKIの雑記

2023/7/19

そこはかとなく分かった風なことを書いてみても

7月19日(水) 上手く行っても良い経験、上手くいかなくても良い経験 自分にはその時上手くやれる器量がなかっただけ。それを知れただけでもいいんじゃないのか? たしかにだれかに迷惑をかけることになるけれども、だれかに迷惑をかけることなく自分のことを知ることなんてできるのだろうか?自分のことを知るとき、時には人に迷惑をかけることがある。でもそうやって、相手を知り、自分を知っていく。 自分のことをおおよそ知ることができたら、ここまではできるかも知れない、この境界線を超えたらできないかもしれないけれど、今はチャレ ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day76 作手の山 再び、始まりの儀式

7月19日(水)晴れ 今日から作手の山で作業していく。初めての場所で仕事を始めるときには山の神に蓬莱泉を捧げるというのが習わしだ。 この場所のシンボルツリーを選んでその木にお神酒をふりかけていく。キッコリーズのチェーンソーには蓬莱泉シールが貼られていて、チェーンソーとお神酒と御神木の三要素を入れた写真を撮るという命題が急遽浮上した。 森に手を入れていくときには、森の機能はもちろんのこと見て素敵だなと思えるように木を伐っていくことも大切だ。現在の森は植えられた木ばかりなのだから、人工林と呼ばれるものですでに ...

木こり日誌

2023/8/8

新城キッコリーズ Day75 井代の森を整理

7月18日(火)晴れ 明日から作手の山へと向かうということで、井代の山の木を今伐ることはせず、できていなかった沢の中に溜まった枝や木を取り出す作業をしていった。 酷い暑さだ。太陽光が緑の葉っぱに遮られているとはいえ枝や丸太にワイヤーを巻き付けたりしてウィンチで引っ張り出すという作業を続けていると汗が吹き出してくる。 昼は沢に飛び込み、温泉がおやすみの今日は沢の水でも浴びておくかということで夕方も沢で午後にかきまくった汗を流して帰宅。