百姓日誌

福津農園 Day101 田んぼの草取り

福津農園 Day101 田んぼの草取り

7月12日(火)雨

少しだけ早起きして、昨日の日誌を書いた。今日は朝から雨の天気、ニュースで梅雨入りが発表されるんじゃないかと思うほど雨が続く。日本の梅雨も時期がずれて7月とかになる日が来るのかもしれないな。

朝食を済ませたら、鶏のお世話へ。水を替えて、昨日集めておいた草を鶏小屋に運んでいく。

それが終わったら「長い田んぼ」の草取りをしていく。昨日頑張って八反を掛けたので今日は株まわり、株間の草を手でとっていく。この作業は、手で田んぼの中を耕してくようなものでなかなかハードだ。前も書いたけど、中腰の姿勢がハムストリングと腰を容赦なく攻めてくる。時々腰を伸ば動作をいれながら水の中で泥をかます。

午前中はパンツまで濡れるほどの雨に打たれながら作業した。カッパは蒸し暑くて着てられない。蒸されて汗で濡れるか、雨に濡れるか、濡れるなら雨に濡れる方がいい。

昼食を済ませて、ちょっと昼寝。

午後も田んぼの草とりを続ける。天気は相変わらず雨。しかし小雨。午前中の続きからやっていく、腿裏の筋肉が前傾する上半身に引っ張られ、伸びようとするが倒れ過ぎちゃだめと引き戻す。そのお互いに引き合う力で余計に負荷がかかる。3人で作業して無事終わらせた。

妙子さんもこんなに早く終わったのは初めてと言っていたので、それなりに良い作業ができたのかなと思った。

研修させてもらうにあたり「どこまで自分ができるのかを試す」というのをなんとなく思いながら作業している。もちろん育て方やそういった技術、哲学などももちろん学んでいる。それと身体がどこまでついてくるのかも知っておきたい、今の自分の限界はどこなのか。実際に自分がやり始めたら、どこまで身体が動くのかの目安になるのかなと思っている。それも作業のやり方一つで楽になったり苦しくなったりするとは思うのでがむしゃらに体を酷使することにどれほどの意味があるのかははっきり言ってよく分からない。

ダンスの練習なら短時間に何度も同じ動きを練習できるけれど、農業はだいたい一年に一回の作業がほとんど、一年の中のある時期だけ一回しかできないという制約がある。そうじゃない農業ももちろんある。

だからこそ研修させてもらっている一日一日を大切に一生懸命に過ごしたいという思いも強い。

今日はハムが悲鳴をあげいるのでストレッチをして寝ることにしましょ。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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