百姓日誌

福津農園 Day227 玉ねぎの定植、電牧線の回収、草刈り

福津農園 Day227 玉ねぎの定植、電牧線の回収、草刈り

12月4日(日)晴れ

5:30起床。コーヒーを淹れて今月のサルサソースは何を書こうか考えながら本棚に置いてある「びんぼう神様さま」という本が気になって読み始めた。ページ数が少ない本で朝の1時間位で読み終わった。ある夫婦の家に貧乏神が住み着き貧乏になっていってしまい、布団も一組だけになってしまった。二人でくっついて寝れていいじゃないか。と貧乏も何のそのという態度で暮らし続ける。挙句の果てに貧乏神のために神棚まで作る始末で、貧乏神は逆に悩んでしまう。という感じに話しが進んでいく。

いつもないならこうしよう、ああしようと思って行動しているけれど、ないものねだりじゃなく、あるものに感謝する気持ちをいつも持ち続けることの大事さを確認できた。自分達はついつい与えられているもの、持っているものには目がいかず、足りないところにばかりに目がつく。

本に出てきた旦那みたいに「いや~一緒に君の側で寝られて暖かいし、ますます仲良くなれるじゃないか~」となくなってしまった布団のことには目もくれず、そんな中でも良いことに目を向けられる気持ちを大切にしたい。

朝ご飯を食べて、鶏のお世話へ。水が溜まるのを待つ。

かぼちゃの蔓を運ぶ。

鶏の緑餌のために蔓をとりながら、バターナッツかぼちゃを収穫する。全部で23個、昨日は30個くらい出てきたらしい。ほとんどが青くて、冬のあいだのスギちゃんの餌になる。

温床の周りに縦横無尽に這っていたかぼちゃの蔓は緑餌にかわり、もう少しだけ残っているものは明日の緑餌に。

その後は玉ねぎの定植。

残しておいた小さな苗に屎尿を与えてしばらく経っていたので、また大きくなっていた。

午前中は玉ねぎの定植で終わり。

午後は山田に設置していた電気柵を回収する。まずは線を巻き取る。

その後にポールを抜いておしまい。

戻ってきて、キャベツとブロッコリーの間の草刈り。

終わったら、一番最後に蒔いた春菊の周辺の草をとった。日が沈むと気温なぐっと下がって長靴の中の指先も手袋の中の指先も冷えてきた。暗くなってきたので春菊の列だけ終わらせて今日の作業をおえた。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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