KAZUKIの雑記 百姓日誌

福津農園 Day257 豊橋有機農業の会 朝市 その44

1月13日(金)晴れのち雨

金曜は朝市。この朝市があるお陰で曜日感覚が失われずにいる。というほどでもないか。土曜日は休みだし、土曜を基準にしておいたら休んだら次の日は日曜日だ。そもそもそれぞれの曜日にそれほどの価値があるのだろうかと思ってしまった。ある人にとっては火曜日がお休みなのだろうし、夜に働く人もいれば昼に働く人もいる。だとしたら、土日がお休みですということにどれほどの価値があるのか。いやそもそもそこまで価値を感じずになんとなく休んでいるだけかもしれない。

それでも月曜日にはなんだか気分が落ち込むという人は少なからずいるようだ。それはたまたまそういう人に出会っているだけだからかもしれない。休むと仕事をするのが辛くなる。それはもう仕事をやりたくないに等しいんじゃないかと思ってしまう。あのことを考えると何だか憂鬱になる。明日もあの辛いことをしなければならないなんて。

九州でりんごジュースを飛び込み営業で売っていた時(わずか1ヶ月)のことは今でも辛かった記憶として残っている。でも何が辛かったって、売ること、売れないこと自体が辛いことだったわけじゃなくて、売れないことによって一緒に同行していた上司(ハイエースの運転席に座っているだけのひと)がブチギレることにひどく怯えていたし、とても嫌な気分になっていたのだと思う。

まぁすぐにブチ切れる人だった。家族の前でもこんな怒鳴り散らすのか?こんなに運転荒くなる?嘘でしょ。と思うようなことが毎日だった。怒ることが日常的すぎて普段の怒っていない彼の方が嘘の人格なんじゃないだろうか。

そんなだから毎日、車の後部座席に乗り込むときから、いや朝起きたときから毎日憂鬱でしかたなかった。車に乗り込んで目的地に向かっている時に理由もなく涙が溢れたこともあった。今思うとあれはかなり精神的に危ない状態だったんじゃないのか自分。それでも、給料を貰わずに辞められるか!と自分に言い聞かせながら1ヶ月(だけ)やり抜いて地獄の九州から飛行機で青森へと生還した。

九州では1軒屋に5人ほどで暮らしていたように記憶している。あの人も月に一度5日間くらいは青森に帰る。九州で働いて人たち殆どが帰る。そんな怒鳴り散らかしている彼であっても家族がいて数日間を家族とともに暮らす間は怒鳴り散らさないんだろうなと思う。だから家族が残っているんだと思う。あの調子で毎日過ごしていたら彼はすぐに独りになってしまいそうだ。

そうだった朝市へ向かうんだった。憂鬱な過去の話しをしている場合ではない。

今日は今季初にして最後(かもしれない)の干し柿がお目見えしてあっという間になくなった。

ごとう製茶さんでは温かいお茶を飲みながらいつも井戸端会議が行われている。憩いの場のなかにある憩いの場だ。

なんかわからいけど白黒で撮ったらいい感じに写るんじゃないかと思って撮ってみたけれど別にそんなこともない。

朝市が終わったら今日は寄り道せずに帰宅する。午後はヒヨコのために温床を作ることになっている。

お昼ごはんを頂いて休憩したら、大鍋で湯を沸かしておく。あとで温床を仕込む時にお湯が必要になる。先日高菜を茹でた水がそのまま残っているのでそのまま使って、となりに干し芋を蒸した時に使った水も残っていたのでそれもたして使う。その中には様々な有機物が溶け出していて温床を仕込むには最高のスープになる。

朝市のあとに配達に行っている政満さんの帰りを待ちながら湯を沸かして、その間に先日からSさんが切っている竹を根本から3m50cmに切っていく。

15:30ころには政満さんが帰宅して温床の仕込みが始まった。作り方は以前の日誌を参照。

作業している時はこんな感じにやっていたんだっけ?と思ったけれど日誌を見るとどうやら同じ作業をしていた。温床を作る場所には深さ25cm~30cmで1㎡くらいの穴が掘ってある。そこに木や竹のチップや米ぬかくず米、腐ったみかんなどなどを入れて、お湯を混ぜ合わせながら重ねていく。そうすることによって発酵熱が得られる。その熱を利用してヒナが住む場所を温める。得られた有機物も分解されるし、ヒナにとっても良い環境が整うし、分解されたものはまた自然に戻る。そして農作物として自分達の体に取り入れられる。一石何鳥かになる。

その時政満さんが言っていたことで、なんのためにこの資材をここに積むのかを考えようということだった。チップを使うにしても去年のものだと分解がすすんでいて残っている有機物の量がすくない。温床の熱をなるべく長く利用したいのだから、分解が進んでいない有機物をたくさん含んだチップを使ったほうがいいでしょ。と確かにそうだ。

どうしたい、どうだったらいいのかを考えることによってただチップを使おうと言ってもどの程度のものを使用するかで違いが出てくる。

作り方よりもモノの考え方の方が大事だ。なぜそうするのか?ものによってはそう問いかけることが必要になる。なぜ踊るのか踊りたいからだ。ですむこともある。だからものによる。

仕込みを終えて今日の作業は終わった。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生
赤石家のカズです。
2022年3月から農業の研修を開始!
誰かの役に立つかは分からないけど、困ってる自分を助ける。
他のだれかも同じことを思ってるかもしれないと思いながら。

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