百姓日誌

福津農園 Day49 草集めとハヤトウリの棚修理

福津農園 Day49 草集めとハヤトウリの棚修理

5月11日(水)くもり

少し早起きできた今日の朝は少しだけ曇っていた。顔を洗って本でも読もうとリビングに行くと昨日の新聞の切り抜きがあった。

化学肥料もロシア産のものだったらしく、その輸入が停止しているらしく別の国から輸入しようと動いてる。そう考えるのは他の国も一緒で肥料の価格が倍になるような話もされているようだ。

もしかしたら、今一時の話かもしれないけれど、これは普通に生活している人達にも大きな影響があることだと思う。農業に従事している人だけの話ではない。作物を作るための原材料が高騰すること、いずれ値上げしなければならなくなる。というか、そうしなければ皆の食べ物を生産する生産者自身が食っていけなくなる。合わせて今は燃料も高騰していて、作物を作る時に使う機械やハウスで暖房なんかを使っていたらさらに経費がかさみ苦しくなっていく。

ましてや、化学肥料に使われる原料を産出できる国は限られていて、その国が輸出しませんとなると化学肥料に頼った農業をしていた様々な国の生産者、そして消費者はどうなってしまうのか。生産する人の責任だけではなく、消費する自分たちにも選んでいる責任がある。生産できないならどういうものを選ぶかで自分たちの意思を表明するしかない。

世界中が繋がっている今の時代、どこかで起きた問題は回り回って自分たちのもとへとカタチを変えてやってくる。逆もまた同じで、自分たちの選択と行動がどこかのだれかの問題につながる。立ち止まって色々と考える時なのかもしれない。

朝ご飯を食べて、鶏のお世話へ。雛たちは小屋に歩いて近づくと落ち葉をカサカサと踏み鳴らしながら、わ~っ!と近寄ってくる。食べ物もってないのかと分かるとさ~っと散らばっていく。

となりの不良な鶏はこいつだ。背中が少し茶色がかっている。水を入れる入れ物を取りに入るだけで威圧してくる。

今日の緑餌は裏の山に登っていくための車道の草を刈る。その前に、鶏にあげちゃ不味い毒草があって、それがキンポウゲ。黄色いお花がさいて、金平糖みたいになっているのもある。

それを抜いて、ハンマーナイフで刻まれた草をあげる。

その後、稲の苗が置いてある場所にカラスが侵入しているということで、突っついてシートに穴を空けられたくないのでその上に網をかぶせることにした。ついでに中を覗いてみると昨日よりもグンと成長していた。

ついでに、ニンジンの間引き10cm間隔くらいに。これで最後かな?

終わったら、昨日草刈りをした斜面の草を近くのみかんの木の側に寄せておく。

これにて完了。さぁお昼ごはん。

お昼寝をして外にでると、青く晴れ渡る空。

午後はハヤトウリ(千成瓜-センナリウリ)の棚を修繕する。一部柱になっている木が腐って上の竹が落ちてきている。

ヒノキの芯材の皮を剥いで、先を削ったら杭の出来上がり。

何本か杭を交換して修理完了。

今日はこれにて作業終了。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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