百姓日誌

福津農園 Day9 赤石家用 味噌を仕込む

福津農園 Day9 赤石家用 味噌を仕込む

3月14日(月)夜中は大雨と強風でけっこうな音がしていたけで、一瞬目が覚めただけで朝まで熟睡していた。

目が覚めて布団から出て、外の様子が気になったので見に行ってみると雨の跡がいたる所にあって写真を撮りたくなってカメラを持ち出してきた。

パシャパシャしていたらあっという間に時間が過ぎて朝の美しい時間が終わった。

朝食を食べて、いつもどおりニワトリ達のお世話を開始。

今日も緑餌多めのメニューで美味しい発酵飼料は少なめに。

終わったら、農園の周りを取り囲むように張られている電気柵の点検と増設に取り掛かる。鹿が農園の野菜をやたらと食べてしまうため、仕方なく電気柵を設置している。

山に食べるものがなくなり、食べ物を求めていたら人が住む里山にたどり着いたのだろう。気候が変わり山の中に育つ樹木が変わり、実をつける種類の木が育たなくなってしまったのか、きっと動物たちは何もしていない。イノシシ、鹿、増えすぎた 作物が食べられるといっては排除されてしまう動物たち。今起こっていることは、自分たちのまいた種であってその結果として今、我々は美味しくもないの果実を食べることになっているのだろう。人間の行動が今の環境をつくっているのだということを忘れてはいけない。

途中、しいたけがニョキニョキと顔を出し始めているのを発見!

午後は自家用の味噌を仕込む。赤石家用に仕込んだ味噌はこちら。

赤石家用 味噌レシピ

  • 大豆 2.5kg 水を吸わせて 5.4kg
  • 米麹 2kg
  • 豆麹 350g
  • 塩 950g(麹に混ぜ込む分 850g 、塩でふたをするために100g)

米麹と豆麹に塩を入れたもの。

使う道具は、ホワイトリカー(35度以上のものであればOK)をスプレーして消毒しておく。

今回は圧力鍋を使って豆を蒸した。蒸した豆をたらいにあけて40℃まで冷ます。

麹と豆を混ぜ合わせて、ミンサーにかけたら、こんな感じに団子を作る。

団子はかめの中に投げ入れていく。ある程度たまったら、空気が入らないようにグイグイと押していく。

最後はかめと味噌の縁を塩で埋めていく。そしたら、和紙で蓋をして明日まで冷ましておく。

後片付けをして、午前中に見れなかった東の山の電気柵を点検して本日の作業は終了。帰ってきた首の後に謎の湿疹が…山に入ったらそうなるような。これから虫も元気に動き出す季節になってくる刺さないでくれたらいいのになと思いながら虫との共生を考えていく。

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Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

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