百姓日誌

福津農園 Day42 カボチャ、トウモロコシの種まき。ニンジンの間引きと草刈り

福津農園 Day42 カボチャ、トウモロコシの種まき。ニンジンの間引きと草刈り

5月3日(火)晴れ

今日は少し早く起きれたので久しぶりにコーヒーを飲みながら読書。コーヒーは先日の発表会の時に頂いた弘前のコーヒー屋さんのドリップパック。集中して読みいっていたのかあっという間に8:00の朝ご飯の時間になっていた。ちむどんどんを見ながら朝ごはんを食べて、今度は鶏の朝ごはんの準備に取り掛かる。

だいちゃんは今日も家の周りをウロウロしていて、呼び止めても我関せず。

スギちゃんは声を掛けると首を反らせてこちらに視線をくれる。

さぁ水を取り替えていく。通称キュウイ棟のあんなに小さかった子たちはすっかり大人びてきた。

コッコとケッケのいる小屋に水を替えに行くと今か今かと外に出るのを待ちわびていて、扉を開けると我先にと飛び出ていく。今日も外を自由に歩き回る。

鶏舎に入ると卵の忘れ物。普段は産卵箱に産むけどもたまに地面の上で産んでチョンとそのまま置き去りのときがある。

今日も雛たちは日が当たる場所でおしくらまんじゅう状態。

水を替え終わったら、緑餌の準備。イタリアンライグラスを切っていると駆け足でやってきたのはコッコ。今日もつまみ食い。

それが終わり妙子さんから筍掘りの指令がでる。薪を運んで火をつけておく。

今日も一輪車一杯分の筍が採れた。アク抜き中。

今日は人数がいるのでそれぞれの作業に、皆はニンニク、ジャガイモの周りの草刈り。その間に、昨日植えたキャベツに鶏糞をひとつかみ蒔いてくる。

終わって戻ってくると、次はカボチャを蒔くということでキノコ棟の東の斜面に向かう。妙子さんの背丈の半分くらいまで伸びに伸びたイタリアンライグラス。夏になると枯れるのでそれをドラム缶を転がして地面に押した倒して、スイカやメロンの苗をそこに植えていくらしい。写真の右側が斜面になっていてそこにカボチャの種を蒔く。

今日のカボチャの種はこちら「九重栗」

杭を立てて

杭の周り1m四方の草を刈る。

少し平らになるように草を剥ぎ取ってならす。

そこに種を2粒づつ蒔いて、1cmほど押し込んで土をかぶせる。

そこに水をたっぷりとバケツ一杯分注で、キャップを被せたら終わり。

続いて、小松菜が植わっていた場所にリベンジのトウモロコシの種を蒔いていく。小松菜もあという間に終わったな~。

草掻きで30cm間隔で土をほぐしていく。

若干曲がっているのはご愛嬌で。

3粒づつ蒔いて

指で1cmほど押し込んで土をかぶせたら終わり。

ニンニク、ジャガイモの草刈りも無事終了。まだかな、まだかなと芽が出るのを待っていたジャガイモの芽もこんな大きなってきた。

午前中の作業はこれで終わり。

午後の作業は、キャベツの畝の隣が空いていたので、そこにもトウモロコシを蒔いていく。30cm間隔で土を起こしていく。

そこに種を3粒づつ置いて、1cmほど押し込んで土を被せたら終わり。

ここだけ見ると南国な畑。

キャベツの畑を鍬で起こした時に出てきたコンニャク芋を隣に移植。

ここから見上げる欅も緑の葉をつけていて、得も言われぬパワーを感じる。

その後はニンジンの間引き。

3cmくらいの間隔で間引いていく。間引きは少し躊躇してしまう。せっかくここまで成長してきたのに、人間に選ばれて、抜かれるかその場に残るかが決まる。残っても大きく成長したら最後は食べられてしまう。人間によって蒔かれたニンジンはニンジン生を自分では選べない。ニンジンは人の生の一部であるし、人はニンジンの生の一部になる。

これで立派なニンジンになれるな。間引きの悲しい気持ちとこれからのニンジンの成長を願う気持ちが交錯する複雑は作業は無事終わり。

明日は種籾を蒔くということで、5日前くらいから湧き水につけておいた籾を水からあげておく。

こんな感じで白い芽がチョビっと顔を出している。

時計を見るともう5:00、でもまだ沈まない太陽。残りの時間は上の畑のジャガイモの草刈り。久々に見たこっちのジャガイモは一番最初に植えたので、下のジャガイモよりも立派になっていた。

草を借り倒し続けることで、畝間の草の勢いもある程度押さえられているみたい。

畝間と株間の草を刈って本日の作業も終了。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

-百姓日誌
-, , , , , ,