Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

木こり日誌

2023/4/25

新城キッコリーズ Day17 伐倒伐倒、しかしよく考えよう

4月25日(火)曇のち雨 今日も作手へ。8:00作業開始。まずは林内作業車に丸太を積んで運び出す。 その後は田んぼに近い場所の木を伐っていく。 木を伐ること、伐ったあとには枝がたくさん出ることを考えなけれ、丸太や枝が道を埋め尽くしてしまってそのあとの作業の効率が悪くなる。自分が作業するならどうするかというのは常に頭においてやっていることを見ておこう。田實さんが来て道にあった枝や丸太を次々と片付けていった。 あっという間にお昼になった。塩昆布とキャベツ、ヤンニョム高野豆腐、旨い。今日は窓を開けて昼寝をすると ...

木こり日誌

2023/4/25

新城キッコリーズ Day16 グラップル体調不良、作手の作業は続くよどこまでも

4月24日(月)くもり 今日も作手でにて作業。5:30には起きて準備して出発。 山の中に道ができていった。色んなパターンがあるのだろうけれど、こうやって道を作っていくのかと驚いた。丸太を出しながら道を作り、枝葉を片付け道を作る。その繰り返しだった。 この2台があれば山の仕事はできる。グラップルがなかったころは林内作業車についてるウィンチで丸太を引っ張ってきて積んで、運んでと一人で作業をしていたらしい。 グラップが体調不良ということで休んでもらって、整備してくれる人を待つ間、林内作業車だけで丸太を運び出した ...

KAZUKIの雑記

2023/4/22

サルサソース ZINE #001が発刊された

先日、福津農園での研修で思ったこと考えたことをメインに書いていたコラムがまとめられて手作りの本になった。WORKSHOP VOのWEBサイトで月一回書くことになっているコラムなのだけれど、こんなに書くことを続けれられるなんて思ってもいなかった。このブログは自分の今の活動の日誌をつけるという形をとっている。それも自分がしてきたことがいつでも参照できるようにと思って始めたものだった。 https://workshopvo.com/archives/6564 自分が聞いたこと思ったこと考えたことがメインになって ...

木こり日誌

2023/4/25

新城キッコリーズ Day15 井代の森 見学ツアー

4月21日(金)晴れ 今日は民家サミット2023というイベントの中の一つのプログラムで井代の森を案内するイベントがある。ということでゆっくりめの出発だ。お昼は盆栽センターに貢献するという口実でお弁当は作らない。まぁただ楽をしたいだけだ。 ということで盆栽ベースに到着したら田實さんから今日のスケジュールの説明があった。皮むき体験と水源涵養実験というのをやるということで、今日やることを少しだけ教えてくれた。昨日伐った木を輪切りにしたものの皮を剥くと気持ちいいくらいにスルリと剥ける。そして木の表面、皮の内側を触 ...

木こり日誌

2023/4/22

新城キッコリーズ Day14 上下作業には要注意

4月20日(木)晴れ 週末に向かって身体に疲労が蓄積してきたせいなのか、連日の作業でかいた汗が重たいブーツに染み込んでいるのか一段と重量感を増しているようにも感じる。今日もあの斜面を攻略していく。 誰一人同じような人がいないように山や森も同じような場所はないように感じる。新しいことを覚えていくのはすごく刺激的だ。頭がフル回転していてそこで起こっていることをすべて吸収しようとしているし、身体をどんなふうに使ったら楽に上手に動かせるのかと身体も考え出す。 斜面の一番外側の木は残していく、そこに切り払った枝や細 ...

木こり日誌

2023/4/21

新城キッコリーズ Day13 経営者の条件を思い出し、新しい習慣を作っていく

4月19日(水)晴れ 新しいことに慣れるには日々の生活をルーティン化していくことが先決だ。まずは何よりも新しいことにどうやって適応していくかが今の課題だ。そこから自分の時間も生まれてくる。 ドラッカーもその著書「経営者の条件」の中で言っている。まずは何よりも自分の時間が何に使われているのかを確認せよと、自分の時間を分単位で記録(記憶じゃなく)することで見えてくる自分の時間の使い方。記録することで、意外とテレビ見てる時間が多いな、とか掛かってくる電話に対応してる時間が多いなとか分かってくる。 その前に僕たち ...

木こり日誌

2023/4/18

新城キッコリーズ Day12 ヒノキの大木との決着がついた、そして枝を刻む

4月18日(火)晴れ 少し早く起きれた朝は昨日の日誌を書く。弁当作ったり朝ごはんの準備したりしなければならないので途中で切り上げる。 作手までは50分かかる。そのぐらい時間があると短いポッドキャストだったら2つや3つは聞ける。今はこんなのを聞いてみている。 様々なゲストがポスト資本主義について語る。へ~ ふ~んと思いながら走る。あっという間に到着して、体操やなんかをして作業がはじまる。さてこのステージのラスボスをどうにかこうにか処理していかねば。と言っても自分にできることはそう多くない。 上の方に滑車をつ ...

木こり日誌

2023/4/18

新城キッコリーズ Day11 ヒノキの大木に手こずった日

4月17日(月)晴れ 今朝は妻が鎌倉視察&ピラティスのマシンインストラクターの養成講座を終えて帰ってくる4:50に。帰ってくると時間がないなと思って3:30には起きて弁当と味噌汁を作って豊橋へと向かった。少し早くついた妻を車に乗せて道中、色々と話しを聞きいた。 朝ごはんを済ませて作業中の現場、作手へ向かった。 ほとんど伐り終わっていて残すはヒノキの大木一本と丸太を運び出すだけだ。 短い切り株に引っ掛ける場合は受け口のようなものをつくればいいらしい。 今日からようやくチェーンソーを使えるようになって、できる ...

木こり日誌

2023/4/14

新城キッコリーズ Day10 講習最終日 玉切りと受け口、追い口を切る

4月14日(金)晴れ 昨日の夜は遅くに妻を豊橋駅のバス停まで乗せていったので寝る時間が遅くなって、朝起きれなかった。目覚ましを止めて寝ていたようだ。焦った~。 講習には問題なく間に合った。今日は講習の最終日、実際にチェーンソーで丸太を切っていく。その前にソーチェーンとガイドバーの間にオイルが回っているかを確かめる。紙の上でチェーンソーのスロットルレバーをオンにして回してみると正常にオイルが出ているものは筋状にオイルが飛散る。 そして丸太を切っていく。丸太を切ることを玉切りという。上からと下からと、上から1 ...

木こり日誌

2023/4/14

新城キッコリーズ Day9 講習2日目 ソーチェーンの目立て

4月13日(木)晴れ 今朝は起きてから昨日の日誌を書いた。今日は2日目の講習、10:00からお昼を挟んで14:00までチェーンソーの構造などについての講義を聞いてDVDをみる。 今日のお昼はヤンニョム風高野豆腐他2品。 ご飯を食べて昼寝をして(昨日は午後あまりにも眠かった)1時間、チェーンソーの目立てについて講義を聞く。 チェーンソーってのはそういう仕組みで木を切っていくのねと分かった気になった。刃になるソーチェーンには「上刃」と「横刃」と「デプスゲージ」というのが付いていて、日本でいうところの「ノコ」と ...

木こり日誌

2023/4/14

新城キッコリーズ Day8 伐木作業に関わる特別教育を受ける

4月12日(水)雨 今日は10:00から愛知県森林・林業センターにて伐木の業務に関わる特別教育がある。福津農園から15分ほどのところにある。 10分くらい前に到着するとすでに参加者の方々は勢揃だった。30人くらいはいたのだろうか。 10:00からお昼休憩をはさんで16:00まで座学は続いた。今日は安全面についての講義が続いた。人間よりも大きくて重いものを扱う仕事では安全面がかなり重要なのだと思う。ちょっとの判断ミスが大怪我や死につながることを考えると安全第一というのがそのとおり優先順位の一番にあがってくる ...

木こり日誌

2023/4/12

新城キッコリーズ Day7 林業はパズル、強大な藤蔓に作業の手を止められて

4月11日(火)晴れ 昨日の昼から妻は大阪にピラティスの講習を受けに行っている。僕も明日から3日間のチェーンソーの講習が始まる。ってことで妻がいないのでいつもより早めに起きて自分で弁当作りをする。お弁当箱の隙間を埋めるべく毎日卵焼きが入る。有り難いことに高級卵を使わせて頂いてる。 さていざ卵焼きを作ろうと卵焼き用のフライパンを持つとペルーでだし巻き卵の特訓をさせられた(笑)記憶が思い出される。それこそあれも技を突き詰めるみたいなところで良い特訓になったなぁと今では思う。けれどあの時はなんでだし巻き卵?!し ...

木こり日誌

2023/4/10

新城キッコリーズ Day6 初の現場作業まずはチルホール

4月10日(月)晴れ 今日は作手で作業があるのでいつもよりも早く起きて準備する。6:50には家を出た。今のところ自分ができる作業は多くない。仕事で木を切るためには免許が必要だ。その他に重機を操作するための免許、木をワイヤーなどで引っ掛けるための免許、他にもたくさんある。少しずつとっていけたらいいなと思う。まずは今週の水曜日からチェーンソーの研修があるそれを受けると免許を貰えるということだ。 作業場についてまず今の自分にできることはフェンスを外す作業。フェンスを留めている針金を外していく。 作業していると田 ...

KAZUKIの雑記

2023/4/9

盆栽センターでチャーシュー麺、そして妻に訪れた突然のニュース

4月8日(土)晴れ 午前中はお願いされていたDVDのジャケットとディスクのレイアウト作業をした。 お昼ご飯どこにしようか?ということで、思い浮かんだのが盆栽センターのラーメン&チャーシューだった。あのチャーシューはぜひ食べて欲しいと思った。じゃ盆栽センターに行こうということで向かった。 味噌ラーメンと醤油ラーメンにチャーシュートッピングを注文した。チャーシューは手作りなのであったりなかったりするとのことで、今日はまだ残っていた。良かった~! 昨日カメラを腰袋に入れて雨の中歩いていて、袋が濡れたままだったら ...

木こり日誌

2023/4/9

新城キッコリーズ Day5 役所巡りと現場の下見

4月7日(金)雨 予報通り今朝は雨、今日は月曜日から始まる現場の確認に行く。その前に現場の山林が国定公園や保安林になっていないかを確認しに行く。新城市役所にある森林課と愛知県新城設楽総合庁舎の林務課を尋ねる。市と県でそれぞれ管轄するものが違うらしい。ということしか分からない。 保安林かどうかは電話やメール、HPなどでも確認することができるとのことだった。 林務課でも少しだけ話を聞かせてもらった。自然公園や国定公園の中であっても伐採できるところはある。その条件としては開発をしない(ソーラーパネルの設置など) ...

木こり日誌

2023/4/8

新城キッコリーズ Day4 カケラプレートに思いをのせて

4月6日(木)雨 今朝は少しだけ早く起きることができた。身体が少しなれてきたか?とか思ったけれど、昨日はそれほど身体を動かしていないから疲れていないだけだ。たぶん。ってことで、久しぶりにコーヒー豆を挽いて、フレンチプレスでコーヒーを淹れた。一緒に起きた妻のカップにも半分いれて、僕は飲みながら本を読む。以前借りた中村とうよう著「大衆音楽の真実」という本を読み始めた。 ポピュラー音楽は、民族の日常生活の中にある喜怒哀楽の情をストレートに表現する娯楽性の強い音楽であり、かつまたダンス音楽としての実用性を備えるな ...

木こり日誌

2023/4/11

新城キッコリーズ Day3 林業機械たちのメンテナンス

4月5日(水)晴れ 今朝は目覚まし三段階の3つめでようやく起きた。5:30には起きて昨日の日誌を書いた。 それも途中までで、そろそろ朝ごはんを食べないと間に合わない。会社に遅れる~!なんて久しぶりすぎる。身支度を整えたら、妻の作ってくれたお弁当を持って出かける。 今日は来週から始まる山の仕事のために機械のメンテナンスをしていく。これは林内作業車という機械で、切り倒した木を林道まで運び出すために使う。ワイヤーの巻かれたドラムが付いていてそれを伸ばして木を引っ張り出す。 それのゴミや泥をとって清掃する。その後 ...

木こり日誌

2023/4/5

新城キッコリーズ Day2 続・薪割り、林業界隈の色々

4月4日(火)晴れ 目覚ましがなった時にはなかなか起きれない。もう少し身体が今のリズムに慣れる必要がある。 今日は土場に集合して薪割りからスタート。昨日少し作業してできた薪。 薪割り機1号、と勝手に名前を付けて、こいつは200kgあるらしく小屋から作業する場所まで連れてくるのがなかなか苦労する。自走してくれたらいいのにと思いながらも、こいつを50mくらい離れた場所まで引っ張っていくことで僕の身体はまた一つ鍛え上げれる。 後ろに積み上げられた丸太を少しずつ崩しながら作業していく。積み上げられた丸太の端が垂直 ...

木こり日誌

2023/4/5

新城キッコリーズ Day1 木こり見習いの初日

4月3日(月)晴れ 今日から木こり見習いがスタートする。朝は5時に起きようと思って目覚ましをかけたが起きられず6時に起床。ガス釜のスイッチを入れて、ご飯が炊けるのを待つ。妻も一緒に起きてくれてお弁当を作ってくれていた。 6:30ころにはご飯が炊けて、朝ごはんを食べて、ご飯を弁当箱に詰めて準備する。7:20には出発して蓬莱盆栽センターを目指す。 午前中は自分の装備を整えて貰うために近くの農機具屋さんへ行って林業用ブーツを試着して、ヘルメットを買い、市役所で用事を足すということで一緒に向かった。 木を切るとは ...

KAZUKIの雑記

2023/4/8

3月後半の旅 パート1

いつの間にか我々はあの夢に見ていたお遍路八十八ヶ所巡りの聖地四国へとたどり着いていた。しかし今回はお遍路が目的ではない。キューバにダンス留学していた時に出会って半年程だったけれど一緒に過ごした彼と彼女に会いに久しぶりに会いたいと思ったのが始まりだ。愛知に住んでいてたこともあり距離的には青森から行くよりは全然近かかったのもあり行くことに決めた。でも出発地点は青森だった。考えたのは愛知、現実の出発点は青森、すでに計画がおかしい。 ということで今は彼らとの久しぶりの再会を後に愛媛で日誌を書いている。残っている写 ...