Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

百姓日誌

2023/2/23

福津農園 Day289 柿の木の苔落とし、落ち葉集め

2月20日(月)晴れ 朝読から鶏のお世話を経て、今日は柿の木の苔を落とす。 作業しながら色々と考え事は浮かぶもので、あんなことやこんなことを思いながらあんでもね、こんでもねとカズA、カズBどちらかの意見に偏りそうになる自分(自分はC?)の中のカズ達と対話を続けている。明日は政満さんの講演会があるので自然と「共生」のワードが頭を占めていた。 作業している最初の時は苔が柿の木に取り付くように共生しているのかと考えていた。木から栄養をもらって、言い方を変えれば奪っていて木の方がどんどん弱っていってしまっている印 ...

百姓日誌

2023/2/19

福津農園 Day288 ほおじろ会は雨で中止、つながる水脈の話し

2月19日(日)雨 昨日の夜から眠すぎて、というのも飲みすぎたことでちゃんと睡眠が摂れていなかったんだと思う。早起きしようと自分がかけた目覚ましも虚しく鳴り響いていたのだろうに。妻の7:30の目覚ましでようやく起きて身支度をして朝ごはんへ。少し時間があったの読書。 朝ごはんを食べて鶏のお世話へ。ぴよぴよ元気に動き回ってる雛たちに癒やされて、緑餌を取りに行く。 鶏のお世話をちゃちゃっと終わらせる。 今日はほおじろ会をやる予定だった。雨で中止になったけれど、午後に予定していた臨床心理士の方の講話が10時からあ ...

KAZUKIの雑記

2023/2/19

出会いは偶然に切っても来れないサルサとの縁

2月18日(土)晴れ 楽しかった(と思っている)宴を後にした自分達はまた今日もこちらで出会った方のお家へ遊びに行く約束をしていた。なんとは何し聞かれたことを話すことで思わぬ展開になることもある。まさかラテン音楽、それもサルサ音楽が好きな人なんてそうそういない。青森のレストラン・テラのオーナーしかり、偶然の出会いというのはどこに転がってるか検討もつかない。たまたま引っかかった石ころにもいろんな偶然の種が潜んでいるのかもしれない。 レコードやCD、けっこうサルサ音楽を持っていて、どれも馴染みがあるし知っている ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/2/23

福津農園 Day287 豊橋有機農業の会 朝市 その49 美味しいお酒は...

2月17日(金)曇り 金曜は朝市、これもあと2回だけかと思うとなんだか寂しい気持ちがこみ上げる。準備をすまして会場へ向かった。風が冷たくいつにも増して寒さが倍増しているように感じた。寒い記憶しか残っていない。 難しいなと思ったことがあった。以前にもあった。困っている人を助けるのは簡単なことだとは思う。困っているかもしれないなと見て分かることもある。助けを求められる人なら声を上げるだろうけど、そうでもない人もいる。困ってるよと声をあげれない人を助けるのは難しい。少なくとも自分は声をあげられる。 自分がいくら ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/2/19

福津農園 Day286 目ヤニとプリズン・サークル、フキノトウの収穫、朝市の準備

2月16日(木)晴れ 目覚ましが鳴っていると思って目を開けようと思っても目が開かない…自分の目はどうなってしまったんだ!?と目覚めたばかりの自分は混乱しそうになる。目に手をやるとどうやら目ヤニで上まぶたと下まぶたがくっついてしまっているようだ。やっぱり昨日のダブルホコリパンチが効きすぎている。寝ている間に異物を体の外に排出しようと思って身体が頑張った証拠だ。お陰で目は全然痛くない。 日誌を書かないと思ってパソコンを開いていてみるとバッテリー残量ゼロ。諦めて本を読むことにした。(これを書いているのは色々あっ ...

百姓日誌

2023/2/19

福津農園 Day285 山田の草刈り、山田の家の修繕

2月15日(水)晴れ 朝ごはんを食べたら鶏のお世話へ。雛たちは少しずつ大きくなってきていて、羽にも少しずつ色がついてきた。 エサ箱の中に入り込んで一生懸命餌を突く愛くるしい姿が見れるのもこの時だけだ。 お世話が終わったら山田の仮残した草刈りと刈った草を畑のなかに入れていく。自分は沢沿いの竹やぶの草刈りをしていく。沢から1mほどでも刈ってあげることで日が当たって草を生やすことができる。草を生やすことで流れてくる水による浸食を防ぐことができるらしい。 お昼までかけてようやく終わった。しばらく草刈りをしていない ...

百姓日誌

2023/2/15

福津農園 Day284 農園案内、山田の家の修繕

2月14日(水)晴れ 朝を目を覚まして布団から出ると何だか肌寒い、と思いながら外のトイレに行くと外の壁にかかっている温度計は1℃。自分達が寝ている築300年の母屋は断熱などはもちろん入っておらず、外の温度とほぼ直結するくらいの温度になる。こりゃ寒いはずだ。と思いながら家に戻り居間で日誌を書いていたらすぐに朝ごはんの時間になった。 今日は以前しらとり農場であったことがある方が農園見学に訪れるということ近くの野田城駅まで迎えに行くことになっていた。少し早めに朝ごはんを頂いて8:44着の電車を待つつもりが電車と ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/2/14

福津農園 Day283 悲し、哀し、美し、愛し、偶然の雨に打たれて草刈り

2月13日(月)雨 珍しく目覚ましの音がなる前に目を覚まして、うだうだしていると目覚ましがなってようやく布団からでた。外に出ると雨がパラパラと降っていた。昨日の天気予報では一日中降り続く予定だ。 こっちに来たときよりも何故か荷物が増えた。モノというのは少なくしてやるとどこからともなくやってくる。増えた荷物を持って帰らねばならぬ。しかし、荷台を寝る場所にするためにはと思って車の上にルーフキャリをつけることにした。ってことでまずはそれを注文した。 それからプリズン・サークルの続きを読み進める。途中で妙子さんが ...

百姓日誌

2023/2/12

福津農園 Day282 梅の木の剪定、玉ねぎの草取り

2月12日(日)曇のち晴れ 動画編集からようやく開放された。肩は凝るはお陰で頭も痛くなるはで自分にはパソコン作業は向かない気がしてきた。と言いつつこうしてキーボードを叩いている。それが終わったらすることは決まっている読書だ。動画の編集作業をしながらも息抜きに読書はしていた。今日からは今月のSUBURI STUDIOの課題図書「プリズン・サークル」を読み始めた。読み始めてすぐに映画も見たくなった。 来月のボ・シネマでの映画の上映会に合わせてこの本を読むことになった。青森の五所川原で映画を上映する。 まずは1 ...

KAZUKIの雑記

2023/2/11

WORKSHOP VO!! 福津農園 松沢政満氏によるオンライ講演会開催のお知らせ

今月の末で福津農園で研修をさせていただいてから1年が経つ。その最後に政満さんに講演をお願いすることになった。 今回は自分が所属しているWORKSHOP VO!!が企画して開催できることになった。政満さんの話は農業をしている人もそうでない人にも、ものの見方や考え方の変化をもたらすものだと思う。 その理想に到達するには時間がかかるだろうけれど、達成されたなら今を生きる自分達にも後に生まれて生きていく人達にも住みよい地球になって行くんじゃないのかと思う。 今を過剰に犠牲にすることなく未来も過剰に犠牲することもな ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/2/19

福津農園 Day281 豊橋有機農業の会 朝市 その48

2月10日(土)雨 柿の剪定をしているとなぜか歌を口ずさみたくなる。というか口ずさんでいて歌詞もうろ覚えのまま「ふ~んふふん♪」なんて聞いたことのあるメロディーが音に変換されて曖昧なまま垂れ流される。だれかに聞かれるわけでもなく、まわりには鳥や虫や植物ぐらいしかいない。よっぽど鳥のさえずりの方が美しいはずなのだ。 最近の朝ドラの主題歌に影響されたり、動画編集をしている時に聞いていた「東京ブギウギ」にまるっきり頭が乗っ取られたんじゃないかと思うくらいずっと「とおきょう ブギウギ リズム ウキウキ♪」のサビの ...

百姓日誌

2023/2/10

福津農園 Day280 梅の木の剪定、収穫

2月9日(木)晴れ 動画編集の直しが入り、起きてから朝ごはんまで作業をした。 朝ごはんを頂いたら鶏のお世話へ。水を替えているとご飯がもらえると思って扉の近くまでカサカサと落ち葉を踏み鳴らしながら集まってくる。 水を替えたら緑餌を取りに向かう。梅の花が咲きだして日に日に梅の木が華やかになっていく。 緑餌を与え終わったら、前山の梅の木の幹をチェーンソーで切り倒すのと、切った枝を細かくしていく。 幹を切ったあとは切り株に十字の傷を。こうするとで分解が早く進むらしい。 戻ってきたら山積みになっていた剪定した枝をチ ...

百姓日誌

2023/2/10

福津農園 Day279 前山の梅の木の剪定、山田の草刈り

2月8日(水)晴れ 動画編集作業も大詰め。がしかしそうは問屋がおろさない。そういうものなのだ人の生は。 鶏に緑餌を持っていくと卵はそっちのけで餌を食べていく。いいんですか卵は。。。腹ごしらえしないと抱いてられないしね。うん、しょうがない。 今日は前山の梅の木の剪定にいった。梅は少しくらい日陰でも育つらしい。がここは三十数年前に植林したスギ・ヒノキが大きくなっていつしかほぼ日がささない場所になってしまったらしい。それでも花は咲く。 剪定した枝を木の周りに細かくして置いていく。去年の3月の作業が呼び起こされる ...

百姓日誌

2023/2/10

福津農園 Day278 Todo el dia 柿の木の剪定

2月7日(火)曇り 今日も鶏のお世話のあとは柿の木の剪定。昨日目の激痛のため途中になっていた木から始めていく。 背の高い柿の木の上の部分を切り落とす。劇的ビフォー・アフター。 一日中柿の木の選定だった。さらにその隣に立つ2大巨頭を攻め落とす。上に上に伸びてしまった。というか木は上に伸びたがるのだからそれを人間の都合に合わせて切っているだけだ。木としては何してくれてんねん!という思いだろうに。 このぐらいの高さならちゃら、へっちゃら、何が起きても気分はへのへのかっぱ。木に登るのはウキウキする。 ビフォー・ア ...

百姓日誌

2023/2/10

福津農園 Day277 干し芋をスライス、梅の木の剪定、ブルーベリーの木の剪定、目には木くず

2月6日(月)晴れ 木曜日の朝、月曜日の日誌を書いている。仕事に追われている。自分の技量のなさからこういうこともあるよなと思う。これはやるべきではないことなんじゃないか、と。そうは言ってもやることでできることは増えていくし上手くはなる。だからやってしまうんだけれど、そこが良くないんじゃないかと思う。何かをするには何かを捨てるしかないのだろうかと時々思う。 忘れさられたかもしれない記憶をたどって記録を書く。 いつどうり鶏のお世話からスタート(しているようだ)緑餌用の草をとる。生えている小松菜?らしきものに感 ...

百姓日誌

2023/2/6

福津農園 Day276 山田へ竹を運んで畳を貰いうける、柿の木の剪定

2月5日(月)晴れ 朝は空っぽの体に何か宿りそうなそんな感じがする。目を醒めたときから脳は色んなことを考えだすその前に閃きを体に迎え入れる。何か降ってこないかなと期待するような待つような、そんな感じでいる。 どのくらい進むかはわからないけれど、一歩、二歩とあるき始めるには朝が良い。 いい感じに作業を進めて、朝ごはんの時間を迎えた。ご飯を食べて鶏のお世話へ行く。水を替えて緑餌を取りに行く。 人間が食べるには少し心もとない小さな野菜たち(食に困ったらこれさえも食べるだろうけれど)は鶏の緑餌にはちょうどいい。 ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/2/3

福津農園 Day275 豊橋有機農業の会 朝市 その47 そして千人風呂へ

2月3日(金)晴れ 昨日は布団に入って本でも読もうと思っているうちに寝入ってしまったらしく、一旦目を覚ました時に枕元の電気がついてた。起きなきゃと思っているうちにもう一寝入り。6:00にようやく起きてアニメーションのアイデア出しというか、頭の中でコネクリまわしてみてもまだしっくり来ていない。ああでもない、こうでもないと考えているうちに朝ごはんの時間になってしまった。 ご飯を食べて、朝市にへ行く準備をして出発。今思えば出発するまでの間の時間はすっかり考えていたことさえも忘れていた。車の中で運転しながらまた考 ...

百姓日誌

2023/2/3

福津農園 Day274 柿の木の剪定、収穫、朝市の準備

2月2日(金)くもり 毎日自分に早起きを課して作業に取り組もうと思っているが、なかなか起きられずにいる。まぁしょうがないと半ばあきらめつつも、明日こそはと誓ってご飯までの残り少ない時間をアイデア出しにあてた。 朝ごはんを頂いたら鶏のお世話へ。水を替えて、緑餌を取ったらキノコ棟へ持っていく。その途中で畑に目をやると電線が一部切れて、植えてあるブロッコリー、キャベツの方へ引きづられて「ここに入ったのワタシです。何か?」と言わんばかりの犯行現場がそのままに残されていた。 電柵を張る前に食べられたキャベツはあった ...

百姓日誌

2023/2/3

福津農園 Day273 干し芋作り、柿の木の剪定

2月1日(水)晴れ 今日は鶏のお世話が終わったら、今年最後の干し芋作り。 三段目はもう小さいお芋ばかりだった。 蒸している間に柿の木の剪定に向かう。新開墾から開墾、農道を降りてきてちょうど曲がり角のとこりにある柿の木の剪定を始める。柿の木の下に一個だけフキノトウが顔を覗かしていた。 広畑の柿の木に取り掛かり始めた妻。見つめる先は枝の先か空を見つめているか、数年後の枝の行方を見ているのか、その表情からは分からない。 木に登る姿も様になってきた。高所恐怖症ではあるらしのだが、克服したのだろうか。 終わらせた柿 ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2023/3/7

朝市だよりに宛てて「福津農園という風景」

僕の話す声と手は少し震えていただろうか、その緊張が少し伝わっていたかもしれない。顔が見えない、初めての人と電話で話をするとはそういうものだろう。松沢さんは、研修をさせてもらいたいという走り出す自分の思いを聞いて、ゆっくりとした優しい語り口で「まぁ一度見学してみてから考えてみてはどうですか?」と言ってくれた。2021年の年の瀬が迫る12月20日に僕と妻は福津農園の見学に行った。そこから僕らの研修は始まった。 お金じゃなく食の話をしよう 2021年、今までの仕事を辞めて農業を学びたという思いが芽生え始め、青森 ...