Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

百姓日誌

2022/11/21

福津農園 Day215 ホウジロ会のお手伝い、大豆の脱穀

11月20日(日)曇り 昨日の夜は寝る前に急にお腹が痛くなって今日の夜は便所通いが続くかと思ったが、横になったらちゃんと朝まで眠っていた。寝ているあいだに体が戦ってくれていたのか自分がセットした目覚ましでは起きられず。妻の目覚ましで目覚めた。 朝ご飯を頂いたら今日はホウジロ会があるので多目的小屋に置いてある大豆を邪魔にならないところに移す。 その後、鶏のお世話へ。水を替えて、緑餌を与えたら会のお手伝いへ。 妙子さんが木に登って揺らして落としたフェイジョアを子どもたちが拾い集める。「この網の中に落として~」 ...

百姓日誌

2022/11/18

福津農園 Day214 豊橋有機農業の会 朝市 その36

11月18日(金)晴れ 今朝は一回目の目覚ましで起きた。外はまだ薄暗い。コーヒーを淹れて本を読んで朝ご飯の時間まで過ごす。ご飯を食べた後は朝市へ行く準備をして出発。 今日は少し多めの品数。少なかったけれどニンジンを買っていかれた方は驚きの美味しさに頬が緩むだろうな。と会計のラッシュアワーの時にはそんなこと考える余裕もなく今写真をみてそんなことを思った。 里芋が残っていたけれど、皆、里芋の本当の美味しさを知らないのかもしれない。そんなこと言っている自分もここで食べるまで冷凍のあの里芋の食感と味(そもそもあっ ...

百姓日誌

2022/11/18

福津農園 Day213 玉ねぎの定植、朝市の準備

11月17日(木)晴れ いつもどおり木曜日は夜は何だかんだと時間がとれず、日誌は金曜日になる。鶏の餌やりを終えた自分達は今日も玉ねぎの苗を定植していく。 サツマイモを収穫した後をそのまま利用していく。土をほぐす。 苗を持ってきたら、ここは2列。おいしい玉ねぎ80株、その後に貯蔵向き玉ねぎ。110株。 さらにその上に2列。ここも貯蔵向き玉ねぎ。180株。 昨日と今日あわせて、全部で7列に苗を定植した。1列に90株ほどなので全部で630株前後の苗を植えたことになる。 午前中の作業はそんなところで終わり。片付け ...

百姓日誌

2022/12/5

福津農園 Day212 玉ねぎの定植、サツマイモを移動

11月16日(水)晴れ 水、木と時間が取れずに日誌を書けなかった。思い出しながら追想してみよう。数日前だというのに記憶の中を探っても出てこないので、水曜日の作業を撮っていた写真を追うことでその前後は思い出せるのか?あるいは創作になるのか、もはやどちらになっても過去のもの。自分の中に残っている記憶はかなりの部分新たに創作されたものが含まれているのかもしれない。自分の記憶は怪しいと思っている。それより他の人が覚えてくれている記憶の方がその人にとっては記憶に残すほどの価値があったという点で自分のものよりも真実味 ...

百姓日誌

2022/11/15

福津農園 Day211 大豆の収穫、サツマイモを袋に詰める

11月15日(火)晴れ 今朝は5:30起床。本を読んで朝ご飯まで過ごす。朝ご飯を頂いたら鶏のお世話へ。水を替えて、今日は池に浮かんでいるホテイアオイを採って鶏達にあげていく。これから霜が降りると枯れてしまうのでその前にということで年に数回しか食べられないご褒美みたいなものだ。それと少しだけ生えているミゾソバも。これだけでは少ないのでイタリアンライグラスなどの草も刈ってあげていく。 コッコにもまるっと一個プレゼント。 鶏のお世話が終わったら、まずは大豆の収穫へいく。シートを持ったり準備をして、昨日の干し柿を ...

百姓日誌

2022/11/14

福津農園 Day210 大豆の収穫、キャベツ、レタスの定植、干し柿作り

11月14日(月)曇り時々雨 今朝は早起きしてまた読書。まだ外は薄暗く東の山と空の縁が青く光っている。コーヒーを淹れて本を読む。そういえば昨日お客さんが来るということで自分達の車を玄関の前に止めたままだったので明るくなってきてから移動させた。昨日雨が降ったからかクリアな朝の空に浮かぶ月がキレイに見えた。 朝の光はあたりを優しく包み込んで、日中とは違う景色を見せてくれるまさしくマジックアワーだ。 蔓の先端に向かうほどに小さくなっていく、ハヤトウリの家族を見ていると何だか心が暖かくなる。 キウイの葉っぱも落ち ...

百姓日誌

2022/11/14

福津農園 Day209 キャベツの定植

11月13日(日)雨 まずは鶏のお世話から始まる。 温床の土の上で玉ねぎの苗はすくすくと育ってきた。鹿が歩くのでネットを掛けて様子を見ている。 鶏のお世話が終わったら、キャベツの苗を定植する。今日の午後は久しぶりに雨が降るらしくその前に植えてしまう。 全部で100株ほどを定植する。 お昼前には植え終えた。 9日に植えたキャベツは雨が降らないので、ぐったりしている。今日の雨で元気になってほしい。 終わるころには雨が降り出してきたので、お昼までは少し早いけれど作業を切り上げることになった。 午後は雨が止まず、 ...

百姓日誌

2022/11/11

福津農園 day208 豊橋有機農業の会 朝市 その35

11月11日(金)晴れ ポッキーの日 昨日はいつもより夕ご飯を早めに食べて、お風呂も入って早めに寝ることができた。そのお陰か今朝は早起きできた。「実践日々のアナキズム」も終盤に差し掛かった。 自分達が知っている「歴史」というのは「何年に〇〇があった。それは~と呼ばれている」と表されるもだという。たしかに、歴史と言えばそういう風に語られる。革命、戦争、~乱などはのちの世界を生きる人達もしくはその勝者や権力を握った人達によって整理され、あたかも自分達が成し遂げたかのように語られる。 けれども、その時その渦中に ...

百姓日誌

2022/11/11

福津農園 Day207 そら豆の種まき、朝市の準備

11月10日(木)晴れ 今日も天気がいい日になるしい。朝ごはんを食べながら天気予報を見て、どうやら今週の日曜日は雨の予報らしく、収穫祭をやるかどうかの判断が迫られている。 朝ごはんを頂いたら、鶏のお世話へ。水を替えて、緑餌もやったら、まずはそら豆の種を蒔く。 先日、サツマイモの跡地に蒔いてあった自家採種のそら豆の隣に蒔いていく。まずは陵西一寸。2粒ずつで12株。 その次はお多福。15株。 最後は一寸そら豆。10株。 それぞれ、株間は40~50cm、畝間は80~90cm。種と同じくらいの高さの土が被るように ...

百姓日誌

2022/11/9

福津農園 Day206 キャベツの定植、里芋の収穫

11月9日(水)晴れ 今日は早起きできず7:00ころに目が覚めた。ご飯までの時間は昨日の日誌を書いた。朝ごはんまでの時間では終われず、今日の作業が終わってから書くことにした。 朝ごはんを頂いて、鶏のお世話へ。水を替えたら、緑餌用の大根を採りに行く。大根も3cmくらいの太さになってきた。間引くとまた大きくなっていく。 鶏が終わったら、今日はキャベツを定植していく。まずは以前植えた場所の東側、トマトの棚があった場所とその側の法面の草刈りをしていく。 妻はナスの新しい葉っぱを採っていた。たくわんをつける時に風味 ...

百姓日誌

2022/11/9

福津農園 Day205 サツマイモの収穫

11月9日(水)晴れ 今朝は妻が体調不良でとりあえず午前中は寝てようということになって、一人で作業を始めた。鶏のお世話をしている時に援農の方が2人来られた。 カエルはこのあと土に潜って冬をこすらしいが、まだ暖かいせいかそのへんに転がしてある物の影に身を潜めている。 鶏が終わったら、昨日に引き続きサツマイモ掘りを進める。 デカイ安納芋が次々と姿を表す。 途中で妙子さんがみかんを持ってきてくれて、甘酸っぱさを口の中に広げながらしばし休憩。 その次は鳴門金時。 これもまた立派に育っていた。よく出来ているのは1株 ...

百姓日誌

2022/11/8

福津農園 Day204 配線の交換と安納芋掘り

11月7日(月)晴れ 昨日は久しぶりにサルサを踊りに行ってきた。名古屋に泊まって、朝出発して農園へ返ってきた。鶏のお世話をして、今日はサツマイモ掘り。 と思っていたが、妙子さんを待っていると家の方を手伝って欲しいということで向かう。どうやら冷蔵庫裏の壁の中の配線が動物に噛じられたらしく、それを直すために山田の家を直してくれている方(大工も電気工事もできるらしい)が来ていて作業の補助をすることになった。 それが一段落して戻って、妻が先にやっていたサツマイモ掘りを手伝う。先に蔓を切って脇に寄せたあと備中鍬で根 ...

百姓日誌

2022/11/8

福津農園 Day203 山田の家へお手伝い

11月5日(土)晴れ 今日は住所が「山田」の方の家のお直しの手伝へ。将来的にここは研修生が住むための家になるらしい。完成の日まだまだ遠い。ここに住みながら直している方と色々と片付けをして、お昼ごはんを頂いた。 色々と野菜の入ったアヒージョと妙子さんが握ってくれたおにぎりでお昼ごはん。 お昼ごはんを食べて夕方まで作業をして終わった。

百姓日誌

2022/11/4

福津農園 Day202 豊橋有機農業の会 朝市 その34

11月4日(金)晴れ 今朝も早起きして、先日メモ帳に思いついたことを書いたものをパソコンに打ち込む。そんなことをしているあいだに朝食の時間になった。ご飯を頂いて、出発の準備をしてアツミへ向かう。 今日はお客さんがひっきりなしに来ていたせいか終わりの時間まで時計を見ることもなく、周りが片付け始めたことで10:30になったということが分かった。本当にあっという間だった。 お昼ごはんは「玄米と麺 ワタナベ」へ行こうということでお店のオープンまでまだ時間がある。どうしよっか?と妻と話をして駅前の精文館書店・本店へ ...

百姓日誌

2022/11/4

福津農園 Day201 サツマイモの収穫、朝市の準備

11月3日(金)晴れ 昨日のやった斜面の草刈りが体に効いたのか、セットしたはずの目覚ましで起きることができなかった。起きれなかったことはしょうがないととりあえずコーヒーでも飲んでボーっとすることにした。 そのうちに朝ごはんの時間になって朝食を済まして、鶏のお世話へ。水を替えて大根を取って鶏たちにあげる。 今日はサツマイモを掘るということで、田んぼの西側の畑に向かう。まずは蔓の根元を見つけて蔓を切っていく。 切った蔓は干しておいてヤギの餌にする。 コッコも食べ物があるんじゃないかと近寄ってきたけれど、サツマ ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day200 草刈り、肉桂の根っこを掘る、赤そら豆の種まき、里芋の収穫

11月2日(水)晴れ 今朝は2度寝して6:00に起床。朝ご飯まで2時間、福津農園の朝はゆっくりだ。10月の日誌を読み返して「サルサソース」のネタを見つける。 朝ごはんを頂いて鶏のお世話へ。水を替えた後は大根を抜きに畑を登る。自然に生えてきた大根の間引きと日陰を作っているワラビをちょん切る。 大根はほとんど食べられるのでいつもよりも量が少なくてすむ。コンテナを一つずつ抱えて鶏小屋へ。 それが終わったら、先日の続き、藁の束を解いて田んぼに広げていく。 その間に自分は長い田んぼの南の法面の草刈りをした。 稲藁の ...

百姓日誌

2022/12/5

福津農園 Day199 緑のパサージュへ、午後は稲藁でトレーニング

11月1日(火)雨 今朝は5:00にスッと目が覚めた。外はまだ真っ暗で部屋の中も暗い、携帯の明かりをたよりに着替えてトイレに行ったらコーヒーを淹れて読書。 公式に認められたものが上手く動いているように見えるのは、その影で非公式の営みが密かに行われているから。というようなことが書かれてある。 どんな職場、建設現場、工場の作業場でも、実際の作業工程は、それを管理する規則からでは、いかに綿密なものでも適切に説明できない。実際の作業は、そうした規則の外部にある非公式の知恵と即興的な対応が効率的だからこそ、やり遂げ ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day198 玉ねぎの草取り、稲架足の片付け、かぼちゃの収穫、稲藁の後始末

10月31日(月)晴れ 今朝から新しい本を読む「実践日々のアナキズム-世界に抗う土着の秩序の作り方」。一つ言葉が心に引っかかった。 小さな居住区から成長した古い都市におけるほとんどすべての小道は、もちろんまさにこうして作られた。それらは、井戸から市場へ、協会や学校から職人街へと、毎日のように人びとが歩いた跡と荷車が通った轍が公式のものになった結果に他ならない。莊子の言葉とされる「道はこれを行きて成る」(道行之而成)は、そのことを示す良い例だ。ジェームズ・C.スコット著 実践日々のアナキズム これは道の話で ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day197 稲の脱穀

10月29日(土)晴れ 今朝も早く目が覚めた。毎朝のコーヒー習慣が戻ってきてドリップパックはなんだか無駄かなと思って昨日フレンチプレスを初めて買った。フィルターもいらないし4分くらい待ったらプレスしたらコーヒーが飲める。あとは残ったコーヒーかすを捨てて、器具を水洗いしたらOKという手軽さ、ステンレスでガラスのビーカーを支えているのでたまに外したりして洗わないといけないかなと思うけれどほんとにたまにでいいと思う。 ということでコーヒーを淹れて飲みながら、いしいしんじ著『書こうとしない「かく」教室』を読み始め ...

百姓日誌

2022/10/28

福津農園 Day196 豊橋有機農業の会 朝市 その33

10月28日(金)晴れ 今朝は5:00に目が覚めて、中動態の世界の最後らへんスピノザの哲学に見る中動態がサルサ(リードとフォロー、あるいはリーダーとフォロワーと表現されるものについて)のなかにも見えるんじゃないかと思って、もう一度読み進めてどんな風に解釈したらいいのかと考えてみた。それについてはまたまとめて書いてみたい。少し走り書きをしてるうちに7:00になった。 朝ごはんを頂いて、コンテナを車に積んだら朝市へ出発。会場について政満さんの到着を待ち、到着してコンテナを下ろしだすと置くか置かないかまだ持って ...