Kazuki

サルサLOVER→農業研修生→木こり見習い
赤石家のカズ
2022年3月から農業の研修を開始!
2023年4月木こり見習いになる。
福津農園での農業研修を終え次なる目的地へと旅立つ
実践の記録と日々感じたことや何かを綴る日誌。

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day195 スナップエンドウ、グリーンピースの種まき、収穫

10月27日(木)晴れ 昨日は1ヶ月に1度のSUBURI STUDIOだった。素振りなのだからある意味失敗も成功すらもないものだと思うけれど、現実の素振りを考えると「こんな風に振ったほうがいいのか」とか、素振りをすること自体で自身の体を鍛えることに繋がる基礎を作るようなものなのかもしれない。 何千、何万と振り続けることで得られる感覚というものもある。基礎が固まってくると体のコントロールが効くことで色んな変化球にも対応できるようになるかもしれない。素振りとはそんなものだと思う。上手くできるとかそういう話では ...

百姓日誌

2022/10/28

福津農園 Day194 屎尿運び、種まき

10月26日(水)晴れ 今朝も中動態の世界へと出発。能動態と受動態の枠に囚われてしまった人間がその世界を想像することも難しい。中動態的な意味でそれを考えるなら、そうなってしまう外部から原因によって様態が変状していった。しかもかなり弱い圧力からはじまった変状は能動的だったのか?でも、今は圧力強めなせいで受動的な状態になってしまっているのかな?変状の能力を持っている自分達としては外部の原因に能動的になることもできるはずで、原因になされるがままコントロール不能な状態に陥ることは強制されているのに等しい。外部の圧 ...

百姓日誌

2022/10/25

福津農園 Day193 ニンジンの間引き、銀杏洗い、棚の整理、インゲンの種取り

10月25日(火)曇り 今朝も早起きして読書。ざっくりと世界の見方は本当にたくさんある。としか言いようがないと思ってくる。 哲学者自身もその「言語」の中で考えてしまっている時もあるだろうし、その時を生きている人がそこから逃れるということはかなり難しいのではないのか?先の未来から過去を見返したときに大きな枠組みが見えてくるのかな。必要があって新しい枠を作ってそこに入っていく。新たな枠に囚われたときに今までの枠が見えてくるのか。 とかなんとか考えながら、朝ごはんの時間になってご飯を食べたら、鶏のお世話へ。歩い ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day192 続・電気木柵の設置

10月24日(月)晴れ 6:00に起きて顔を洗いに外へ。深呼吸で新鮮な空気を体いっぱいに取り入れたらコーヒーを淹れる。最近はフルーティーな香りのする浅煎りのエチオピアにはまっている。STANDARTという雑誌についてきた浅煎りのゲイシャを飲んだのがきっかけで浅煎りも美味しいなと思うようになった。 ということで浅煎りのコーヒーを飲みながら本を読み始めた。 どんなことにもそれに先立つ何かがあってその選択の結果として「浅煎りコーヒーがいいな」と思ったり「この本を読みたい」と思ったりする。純粋な始まりというのはな ...

KAZUKIの雑記 百姓日誌

2022/10/23

福津農園 Day191 バグってリヒター展へ、そして合理的にやりたかった電気木柵

10月23日(日)晴れ 最近読んだ本で見たんだったよなと思って本を見返してみたけれど名前が出てこない…ということは何かの記事で読んだのか?ゲルハルト・リヒターがなんか良いこと書いてたなという曖昧な記憶だけが残っていて、その良いことも何だったのかわからずじまい。 そんなことで、検索してみたら豊田市美術館でちょうどゲルハルト・リヒター展をやっていて行ってみることにした。 ここから、下道を走ると2時間ほどかかる。美術館へ行く前に腹ごしらえということでバグることにした。何かをすることを「〇る」というけれど、「ハン ...

百姓日誌

2022/10/21

福津農園 Day190 豊橋有機農業の会 朝市その32

10月21日(金)晴れ 早起き週間が板についてきた。今日も読書して、朝ごはんを済ましたら朝市へ行く準備をして出発。 最初の忙しささえ乗り越えればあとはのんびりとした時間を過ごせる。今日は黒豆の枝豆とラディッシュ、大根葉を新しく持っていった。昨日の夜黒豆の枝豆を食べて普通の枝豆と味比べをした。福津農園の大豆は「宇利豊」という名前で、農園のある中宇利(なかうり)地域で昔から作られている大豆だ。それと比べて黒豆は甘さが一段と際立つ味わいだった。地元で黒豆を作っている方から種をもらって植えたもので「丹波の黒豆って ...

百姓日誌

2022/10/21

福津農園 Day189 最後の稲刈り、稲架掛け。収穫

10月20日(木)晴れ 朝起きたら本を読み始めて、8:00少し前、椅子にずっと座っていたこともあって寒なと思って散歩がてら昨日やった稲架掛けを見に行った。 太陽に少し温められて戻ったら朝ごはんをいただく。 ご飯を食べたら鶏のお世話から。 鶏のお世話が終わったら、残っていた稲を掛けていく。 稲架掛けが終わってお昼まで少し時間があったので枝豆の収穫をする。「山田」で葉っぱを落として、何本かは落とさずに持って帰ってきてからコンテナに葉っぱを落としてスギちゃんのご飯用に取っておく。カマキリも一緒についてきたらしい ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day188 稲刈り、稲架掛け

10月19日(水)晴れ 夜中に手がやたらと痒くて目が覚めた。虫に刺されたかなんかしたのか寝る前から手の指が痒かった。足も蚊に刺されたところが痒くて掻きむしっていた。いつの間にか治まったのか寝ていたらしく目覚ましで起きた。トイレに行って顔を洗って新鮮な空気で肺を満たしたら本を読む。再び中動態の世界へ。一度読んでいるのでまた違った感覚で読んでいるを感じる。日々の自分の状態にもよるんだろうけれど思い至ることも変わってくる。 8:00になってご飯を頂いたら、鶏のお世話をチャッチャッと済ましたら、稲架掛けの続きをや ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day187 種まき、稲刈り

10月18日(火)晴れ 今日も早起きして読書。朝ごはんを頂いたら作業へ。 鶏の水を替えて、緑餌用の草を取る。今日は駐車場脇の黒豆畑の西側のカラムシ。 草を取りに行くときは目に入らなかったけれど、取り終えて鶏小屋へ向かう途中に目に入ってきたのはハヤトウリ。 今頃になってツルを伸ばし始めて小さな実もついてきた。今年はダメかな~なんて話をしていたけれど来年の種用になれるかどうか、これからの成長を見守る。 鶏のお世話が終わったら、種まきをしていく。ほうれん草、春菊、ニンジンを蒔いていく。 まずはほうれん草から、先 ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day186 稲刈りの準備

10月17日(月)くもり時々雨 今朝も読書からスタート。言葉の意味とそれを自分の頭の中でイメージするのが難しい。そもそも今この眼の前にある“モノ”や“コト”は自分が作り出したイメージでしかないのかもしれなくて、それを自分が“そういう風(色や形や匂いetc)”に見ている。自分以外の人に同じ様に見えているのかは分からない。人がそれに求めるイメージは人の数だけあるんじゃないだろうか? 経験してきたことや、言葉やそれに伴うイメージが今の風景をつくりだしている。それはとても強力で赤を緑にみることはできないし、箸と言 ...

百姓日誌

2022/10/16

福津農園 Day185 畦の草刈り、ブロッコリーの定植、キャベツの移植

10月16日(日)晴れ 早起きからの読書。2度眠の誘惑に駆られずに早起きできるようになってきた自分がいる。トイレに行って朝の空気をたっぷりと肺に吸い込んで頭に酸素を送る。そしてカフェインも注入したら読書の準備は完了。ということで8:00頃まで本を読んで、朝ごはんを頂いた。 今日の作業へ向かう。まずは水を替えて 駐車場の西側の新しく生えてきたカラムシを刈る。 人間もカラムシが食べられたら(天ぷらで食べられるのだけど)、いやカラムシで満足できて、それで栄養を補給できるのなら飢えることはない。刈っても刈っても生 ...

百姓日誌

2022/10/14

福津農園 Day184 豊橋有機農業の会 その31

10月14日(金)晴れ 昨日で一旦「中動態の世界」を読み終えた。26日までにもう一度読み直して行く間にちょっとだけ離れて頭の中で熟成させることに今日は何を読もうかな?と積読の中には色々と読みたいもの(もちろん読みたくて買ったんだから当然読みたいものしかない)があって「ミミズと土」にしようかと思ったけれど、「<あいだ>を開く-レンマの地平」にしようと読み始めた。結局、中動態の話につながるような本を選んでしまったけれど、これはまた面白い。 西洋哲学が日本に入ってきたことによって、それまで日本に暮らしていた人た ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day183 枝豆の収穫、ナツメはリンゴの味

10月13日(木)晴れ 今朝も早起きして本を読み進める。本を読んでいるとあっという間に朝ごはんの時間になった。朝ごはんを済まして鶏のお世話へ。 それが終わったら、銀杏を洗うため、そして枝豆を収穫するために「山田」へ向かう。 まずは2コンテナ分の銀杏を洗って選別する。 その後は枝豆の収穫。葉っぱと余分な茎を落としていく。 葉をキレイに落とすとびっしりとついたサヤがくっきりと見えてくる。 コンテナ3つ分くらいの枝豆を収穫して持ち帰る。 ちょうどお昼ごはんの時間になったのでお昼休憩へ。 昼寝をしたあとは午後の作 ...

百姓日誌

2023/1/6

福津農園 Day182 電気柵の設置、すだちの収穫

10月12日(水)曇り 5:30の目覚しで起きようと思ったけれど気づいてまた目を覚ますと5:50、布団から抜け出して顔を洗いに外へ。日が登って来るところで空が赤く燃えていた。 朝ごはんまで読書をした。中動態も大詰めに入ってきた。もう一度読み直そうと決めてまずは一回目を読んでいる。「刺激を受け、変状し、自らに影響する(『中動態の世界』第8章 中動態と自由の哲学-スピノザ)」のを待つ。刺激を受けた自分の感情は何らかの行動をおこすことでまた自分自身に影響を及ぼすらしい(今の解釈では…)また読むことで理解が深まっ ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day181 ゴマの選別、白菜の草刈り、キャベツ、ブロッコリーに鶏糞、クルミ拾い

10月11日(火)晴れ 今朝も日の出と一緒に起きて、トイレに行って顔を洗う。その後は澄んだ朝の空気を肺いっぱいに吸い込むことで気のせいだろうか頭もスッキリしてくる。そしてコーヒーを淹れて本を読む準備が整ったら朝ごはんまでの静かな時間を利用して集中して本を読む。 朝ごはんを食べたら鶏のお世話へ。水を替える。 昨日稲架掛けしたものと刈った場所。 玉ねぎの芽も出てきた。 人が近づくと何か持ってきたのか?と集まってくる。 水を替え終わったら、緑餌用にカラムシを刈ってあげたら、天気がいいということでゴマを選別して乾 ...

百姓日誌

2022/10/10

福津農園 Day180 そら豆、赤そら豆の種取り、稲刈の準備

10月10日(月)雨のち晴れ 少し早めの起床。トイレに行って顔を洗ったら、コーヒーを淹れて本を読む。そろそろ寒さなってきて冬に近い格好にならないと特に座っているだけだから冷える。 防寒対策をばっちりとして8:00頃まで中動態の世界の歴史をたどりながら、中動態とはなんぞやに迫ってきている。失われた中動態を取り戻せたら世界の見方は一変するのだろうか?読んでいると普段は能動態と受動態の2つでことを済ましていることが多いし、その概念をもとに世界中の色んなモノゴトが回っている気がする。 朝ごはんを食べるころにはザー ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day179 キャベツ、ブロッコーの定植

10月8日(土)曇りのち晴れ 2日分の日誌の更新をしようと今朝も早起き。7時ちょっと過ぎに終わったのでそのまま読書。 昨日書き終わったサルサソース⑤「農園から世界につながるかもしれないエネルギー収支の話」が公開された。 https://workshopvo.com/archives/3467 積み重ねたものはどうなっていくのか?畑なら土に戻っていくものがほとんどだけれど、人が考えたことなんかも積み重なりながら徐々に分解されて、また新たな何かを成長させる土壌になるのか。積み重ねてみなければわからない。サルサ ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day178 豊橋有機農業の会 朝市 その30

10月7日(金)雨 今朝は昨日よりも早く起きて、サルサソースを書き終えた。文章を書くというのは自分の頭の中にこだまする言葉をつかまえていく作業で、それは色んな人の言葉や考え方やそいうものを通してなんとなく頭の中に出てくる不思議なもので、世界は人によっては全然違うものに映っているのだと思う。きっと一人ではモノゴトの一面にしか光を当てられない、自分が見ているのは一面なのだと思うことで、そういう見方、生き方、意見、態度、色々あるよねとそういうものがあることが理解できるのだと思う。 それでも自分は受け入れられなく ...

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百姓日誌

2022/10/8

福津農園 Day177 銀杏洗い、収穫

10月6日(木)雨 朝から雨が降っている。そして寒い。今朝もサルサソースを書き進めた。 朝ごはんを頂いたら、鶏のお世話へ。水を替えて、昨日取っておいたツユクサを鶏たちにあげていく。雨も降っているしでササッと作業をしていく。 それが終わったら、銀杏を洗いに行く。今日は朝市の準備をしていくけれど野菜がほとんどなくて、午前中は余裕がある。ということで銀杏を3コンテナ分もって「山田」へ。 3人で洗いと選別の作業をしてお昼ころまで作業をした。その間も小雨が振り続けていた。コンテナに入っている銀杏を足で踏み続けている ...

百姓日誌

2022/11/2

福津農園 Day176 ほうれん草、春菊、人参の間引き、ジャガイモの芽が出た、ワケギを植える、ゴマの選別

10月5日(水)晴れのち曇り 6:00起床。トイレに行って外の空気をたっぷりと吸い込んで頭に酸素送り込む、何か浮かびますようにというおまじない的な意味も込めて。 8:00まで書き続けて2000文字。このコラムがどこに着陸するのか書きすすめることでぼんやりと見えてくるはず。 朝食をすませたら鶏のお世話へ。自分はキノコ棟の水を替えにいった。帰りに白菜の方を見ると遠目にみても大きくなったなと感じるくらいになっていた。近づいて見てみるとどの白菜も外葉がガバっと広がっている。 https://casa-akaish ...